パラリンピック

2017年4月 1日 (土)

ピンズの裏側

ピンズというアイテムは通常表側しか見ることがありません。

衣服などに着用することでその表側のメッセージを他人が読み取るのです。

裏側は着脱するとき初めて見えますが、普通の人はしげしげとは見ません。

しかし、裏側というのはコレクターにとってはかなり重要であると言えます。

何のピンズであるのか、裏側を見ることにより初めて分かる場合もあります。

ピンズのコンディションも裏側を見ることによってより正確に把握できます。

ピンズの裏側は表側に負けず劣らず情報の宝庫なのです。

TOKYO 2020 Olympic and Paralympic Games "OSAKA City"
Pins_tokyo_2020_osaka_city皆さんもこのピンズを街中やテレビで少なからず見掛けたことがあるでしょう。小池都知事の襟元には常にこのピンズが光っています。しかし、こちらの裏側には幾つかのバージョンがあります。当初のピンズには"© Tokyo 2020"とだけ入っています。後日それと併記する形で"TMG"(Tokyo Metropolitan Government=東京都の略)バージョンが出ました。その後さらに"Shibuya City"(渋谷区)バージョンが作られました。それぞれ東京都、渋谷区の関係者が着用したり各主催のイベントで配布されたものです。

大会主催の東京都や、JOC本部のある渋谷区までは合点がいきます。

しかし、今回新たに大阪市バージョンを見てしまうと少し考えてしまいますね。

東京都、渋谷区ときて次にあるとすれば東京都の自治体だと思っていました。

それが東京でもなく近隣開催県でもなく大阪市ときたものですから…

2020年の東京五輪は東京のみならず日本全国に影響を及ぼす大イベントです。

ですから既に日本全国で関連のイベント等が開催されているのです。

大阪市で出たということは、日本全国どこの自治体で出てもおかしくありません。

つまり、東京都のみならず一体これから幾つのバージョンが登場するのかと…

種類の増加は基本的に歓迎ですが一体何種類作られるのか分かりませんからね。

しかも裏側を見て初めてバージョンが分かるというのですから、、、

作る方にとっては意味があってのことでしょうが、コレクターには悩ましいですね。

これからもピンズの裏側からますます目が離せない(?)、ということですね!

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2017年2月18日 (土)

2017ピンバッジコレクションNAGANOのピンズ

早いものでピンバッジコレクションNAGANOから1週間が経ちます。

長野のピントレですから主役はやはりオリンピックのピンズになります。

ただ長野五輪はもう20年ほど前、東京オリパラにはあと3年半あります。

長野五輪のピンズは落ち着いていて、東京はこれからという感じです。

かと言って去年のリオ五輪ピンも皆さんほぼ終息しているみたいです。

そんな時にはマルチジャンルの私は何でもアリなので都合はいいですね。

第13回長野車いすマラソン大会
Pins_13th_nagano_wheelchair_maratoh今年で13回を数える長野車いすマラソン大会(7・9回は中止)。4月の開催を前に大会のピンズがピンコレ会場で販売されていました。2個セットのうち片方の図柄は長野県のキャラクター「アルクマ」です。

車いすマラソンのピンズが出るというのは流石パラリンピック開催地ですね。

他にも新アルクマピンが幾つか出ていたのでまとめて購入しました。

第72会国民体育大会冬季大会 ながの銀嶺国体 参加章
Pins_2017_nagano_national_athletic_そして今年は「ながの銀嶺国体」が開催されるので駅などの垂れ幕やポスターなどでもアルクマくんは大活躍です。もはや「長野アルク祭り」といった様相を呈しています。こういったアルクマピンの様にイベント特有の楽しみがあるのはいいですよね。もちろんピントレードの方も順調で、色々なジャンルのピンズを50ピン以上手に入れるというなかなかのピン果がありました。

ちなみにこちらで一部アルクマピンが買えます、、、

主催の方々、ご来場・トレードして頂いた方々有難うございました!

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2016年9月 9日 (金)

変哲もないピンズ

我々コレクターがピンズの素性を判断する際にはまずそのピンズの「顔」を見ます。

多くのピンズにはそれが何者かを示す文字やマークがデザインされています。

マークやキャラクターのみの表記ではなかなか判断がつかないものもあります。

ピントレなどすぐに対応するにはそれらをなるべく多く覚える必要があります。

ですからピンコレクターは必然と雑学に強くなるのでしょう。

逆に雑学に興味がある人たちがピンコレクターの要素を色濃く持つのかも…

ただ、その知識をもってしても顔を見ただけでは判断できないものもあります。

Pins_2020_tokyo_olympic_bid_07sep20こちらは国旗のピンズですね。アルゼンチンと日本。二国間の友好を示すのにこういったピンズがよく作られることがあります。表のデザインだけを見ると何の変哲もないアルゼンチンと日本の友好国旗のピンズとしか言えません。

2013年9月7日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されたIOC総会、、、

そう、そこで2020年東京オリンピック・パラリンピックの招致が決定したのです。

125th_ioc_sessionこれはその際に現地に赴いた東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会のメンバーが着けていた日本×アルゼンチンの国旗ピンなのです。

まさにあの歴史的瞬間に立ち会った特別なピンズと言えるでしょう。

逆にその場所その時間以外では使われることのないピンズでもあります。

裏にはしっかりとその証が刻印されていますが…お見せしません(笑)

変哲もないピンズと侮るなかれ、それは超お宝ピンかもしれませんよ。

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2016年9月 8日 (木)

パラリンピックのピンズ

ついにリオデジャネイロパラリンピックが開幕しましたね。

近年、日本国内もそうですが世界的にパラリンピックへの関心が高まっています。

確かにパラリンピック競技にはオリンピックのそれとはまた違う魅力があります。

もう数か月前になりますが私もそれを実際に間近で見ることが出来ました。

No_litits_special_ginza_tokyo_1今年のGW期間中に銀座で"NO LIMITS SPECIAL GINZA &TOKYO"が開催されました。これはパラリンピック競技の魅力を世間一般に伝えるイベントです。特に銀座の中央通りにテニスコートを作ってしまう試みは素敵です。私はこのイベントのことを知って買い物がてら早めに出掛けました。そして観覧整理券を配られる辺りに行くと…何と1番を頂いてしまいました!
見ているとみるみるうちにテニスコートをはじめ設営が進められていきます。整理番号順の観覧席順なので、コートサイド最前列中央の見通しが良い席でした。

出演者はリオパラリンピックでの活躍が期待される方々が中心です。

車いすテニスの国枝慎吾さん、齋田 悟司さん、上地結衣さんやウィルチェアーラグビー 池崎 大輔さんなど一線級の選手陣です。

また「アスリートタレント」としてテニスの杉山愛さん、マラソンの高橋尚子さん、芸能界から武井壮さん、司会はフリーアナウンサーの久保純子さんという豪華布陣…

No_litits_special_ginza_tokyo_2GWの頃ですからまだ都の首長は舛添都知事でしたね、、、オープニングセレモニーの後は車いすテニスのデモンストレーションです。杉山愛さん、武井壮さんがチャレンジされていましたが苦戦されていましたね!車いすの操作というのが健常者にとって非常に難しいと知りました。私もテニスプレーヤーですのでフェイス作りや体重移動など微妙な技術の難しさは身に染みて分かりますが、車いすを操作しながらのテニスとなると想像を絶します。

車いすテニスでは武井さんの方が杉山さんより上手く見えましたね。

これは「百獣の王」を目指す武井さんの運動センスのなせる業でしょうか。

車いすテニスの後はウェルチェアラグビーのデモが行われました。

体験+展示ブースでは様々な競技の紹介やトークショーが行われていました。

杉山愛さんのトークショーも直近で観覧させて頂きました。

2m先での有名人のトークショーというのはなかなかお目にかかれません。

パラリンピックはオリンピックと比べてマイナーなイメージを持たれています。

しかし、こうやって身近に選手、競技を目にすると新たな魅力を発見できます。

今後もこういった市民体験型のイベントを多く開催して欲しいものです。

一方でパラリンピックで作られるピンズの種類はオリンピックの1割以下でしょう。

ただ、ピンズという交流はパラリンピックにこそ相応しいものだと思います。

ピンコレクションに性別、国籍、年齢、地位、キャリアは無関係です。

交換することで言葉や意志を体現できるピンズに壁は存在しません。

確かにパラリンピックでは通常のピン交流に若干工夫が必要な点はあります。

目が不自由な方には点字や立体ピンなどピンズも進化すればよいのです。

手が不自由な方にはピンズの着脱を黙っていても容易に出来る人がするのです。

ピンズを交換した時のその笑顔が全人類共通の友好の挨拶となり得るのです。

最初にパラリンピックの名称で開催されたのが1964年の東京です。

2度のパラリンピック開催は初ですから、交流も一層進化して欲しいです。

パラリンピックを盛り上げる近道はズバリ、ピン交流にあります!

しかし、近年のオリンピック・パラリンピックのピントレードでは課題もあります。

まず容易にアクセスできて多くの人が交流できる場所の確保です。

また、そこで交流する人々の安全を確保するためのシステムの構築です。

リオ五輪では治安の問題から多くのピントレーダーが渡航を見合わせていました。

世界一安全な都市を謳う東京でやらずしてどこでやるというのでしょうか。

2012 LONDON PARALYMPICS "Japan Paralympic Committee"
Pins_2012_london_paralympics_japanロンドンパラリンピックで日本の出場選手が日本パラリンピック委員会から支給されたピンズです。オリンピックで言うNOCピン、パラリンピックなのでNPCピンということになります。選手の交流ツールであるピンズがオリパラピンの基本ですのでまさに王道のピンズです。あと4年、まだまだと思っているとアッと言う間です。準備はお早めに!

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2016年9月 1日 (木)

2020年東京オリンピック他 五輪関連 偽物ピンズ情報

どんなコレクションにもつきものですが、ピンズにも偽物が存在します。

その中で2020年の東京オリンピックピンのニセモノもチラホラ出始めています。

最近ヤフオクやフリマアプリで頻繁に見かけるようになりました。

オークションやフリマの運営に都度通報していますが全く効果がありません。

それと知らずこれらをつかまされている人もかなりの数に上っています。

何回も繰り返し出品している方は恐らく確信犯で偽物と知っているはずです。

ピンコレクターは経験でそれらを見破ったり、交換会などで情報を把握できます。

しかし、経験が浅かったり無かったりという方々はなかなか知り得ない情報です。

2020年の東京オリンピックに向けてこういった情報発信の必要性を感じました。

偽物について書くことはあまり気が進みませんでしたが目に余り決意しました。

ちなみに、本物にデザインがそっくりのピンズ=コピーピンやフェイクピン、デザインが独自のもので元が存在しないもの=ファンタジーピン とコレクターの間では呼ばれています。どちらもアンブッシュ(便乗、つまり非公式)で価値は全くありません。行為自体がライセンス抵触ですし、製作した個人・グループが「レア」とうたいながら好きなだけ製作できます。

交換会などでこういうピンズを多数持っていると怪しまれてまともに相手にされなくなる可能性が大です。

まずは、既に東京ピンクラブのお仲間が発信している情報の引用です。
(詳細はリンク先で確認お願いします)

ピン太郎さんによる「テレビ朝日オリンピックドラえもんピン」情報リンク先
(1992年バルセロナ~2012ロンドン五輪のテレビ朝日ドラえもんピン)

キャラクターピンの先駆けであるテレビ朝日のドラえもんピンはリリース当時から人気で、毎回手に入れるのが大変です。

最近は数種類の偽物が出回ります。簡単に判別可能なものからよく見ないと判らないものもあります。かなり早い時期(数年前)から出回ることもあります。

ピン太郎さんもまだ更新されていませんが、リオでも偽ピンが数種確認できます。(私が確認したものは後述します)

メディアピンは通常オリンピックの開催時にしか製作されないので、早い時期に出回るメディアピンはまず偽物と疑ってかかってみるべきです。
(但し、東京オリンピックの公式スポンサーのメディアの中には既にピンズを製作しているところもあります。スポンサー以外はまず開催時にしか製作しません)

ピン太郎さんによる「2020東京オリンピック招致偽ピン」情報リンク先

2020tokyo_bid_fake_pinリンク先のスポンサーの偽ピンは作りが印刷貼付のチャチな仕様。オリンピック+NBC+ミッキーなんて何重のライセンス抵触なんでしょう!
ピン太郎さんの記事にもありますが、画像の招致ピンはかなり出回っていますが、オリンピックピンに詳しいコレクターなら初見で見破れます。形、色、造作的に偽物の要素満タンです。

ピン太郎さんによる「2020年東京オリンピック幻のエンブレムピン(偽物)」情報
  →リンク先
2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムは一度佐野研二郎さんのデザインに決定しましたが、その後紆余曲折を経て現在のエンブレムに決定となりました。
最初のデザインは決定後すぐに問題となった為、それを使用した具体的なグッズは一部の紙モノを除いて製作されることはありませんでした。
今年2月のピンバッジコレクション長野で謎の中国人が出現。その方は製作されているはずのない最初のエンブレムピンを持っていました。私も現物を見ました。

その方がお持ちのピンズには他にも偽物、もしくはその疑いが大きいものが数多く含まれていました。中国語しか話せないのにピントレを色々な人に持ちかけていましたね。私は関わり合いを持ちませんでしたが、こういう来場者には困ったものです。

ピン太郎さんによる「2016年ロンドンオリンピックの偽ピン」情報リンク先
前大会のロンドン五輪での偽ピン情報です。本物は確定しているのでここに掲載の画像のピンズは偽ピンです。

ピンズ広場さんによる「2020東京オリンピック招致キティ偽ピン」情報リンク先

東京招致終了直前に販売されて、開催決定以降販売されることがなかったハローキティの招致ピンは数が非常に少ないピンズです。
2016年に入って偽物のピンズが確認されました。デザインが似通っていて単体では判別しづらく、台紙まで独自のものを製作するなど悪質です。

2020東京 ポケモンピン(ピカチュウピン)の偽ピン
Pikachu_tokyo_2020_fake_pinデザインはそれらしいですが…TOKYO 2020の文字が使用されている時点でオリンピックのライセンスに抵触します。裏面にも何の刻印もなし。ポケモンのライセンスにも抵触していますね。

ヤフオク、フリマサイトでも多数出品・落札されており、何とか対策して欲しいです。

ピカチュウはテレビ東京がオリンピックピンにデザインしていて、毎回ピンズの中でも人気No,1を誇ります。これからも偽物が出てくると思っていた方がいいですね。

2020東京 ドラえもんの偽ピン

Doraemon_2020_tokyo_fake_pinドラえもんにTOKYO 2020と五輪マークを配した偽ピン。テレビ朝日のドラえもんピンとは切り離して考えるべきでしょうね。ライセンス的にオリンピックマークと既存のキャラクターの並立は難しいので、この様なピンズを見たらすぐに飛びつかない方がよいと思います。(例外的にJOCや東京招致のキティピンはありますが、本大会ではライセンス的に難しいと聞いています。) 実物を手に取ってみないと詳細は分かりませんが、スタンプとプリントを併用した安っぽい作りに見えますね。何かしっぽが変ですよね、、、

リオデジャネイロオリンピックで出回っている偽ピン

Fake_pin_in_rio画像は某オークションサイトで拾ったものですが、リオへ行かれた方が偽ピンと知って情報拡散のため出されたということです。

ピカチュウ、ドラえもんのデザイン的低クオリティはさすが偽物。中央の2020東京オリンピックの偽ピンは招致の偽ピンに通じる特徴があります。

次の2つの偽ピンはebayに出ていますが、海外のトレーダーより質問がありました。

Rio_ntv_tbs_fake_pin日本テレビのリオ五輪偽ピン…日テレ55は2008年に開局55周年を記念してその年だけ使用されたもの。2013年には60周年ですから、リオでこのロゴが使用されることはあり得ません。メディアVIP・ゲストという文字もそれらしい単語を並べておけという感じです。
TBSのリオ五輪偽ピン…BooBoはTBSのキャラクターですが、文章はどう見ても中国語、、、これを作った人は漢字であれば何でも日本語に見えると思ったのか驚くべき手抜きぶり。日本人は引っかからないが…外国の人にはこれで通用するのでしょうかね。

Rio_doraeomn_fake_pinsテレビ朝日のリオ五輪偽ピン…これはピンズとしては良くできています。ドラえもんのデザインも本物に近いですね。空にはラメまで使っちゃって。鈴の横棒が本物は二本でこれは一本という違いがありますが微妙です。しかし文字がいけません。マイクに小さく"TV ASAHI"だけというのはあり得ません。下は本物がどの様な文字表記になっているかの例です。

Tv_asahi_logoロンドン五輪での文字表記ですが、この様に社のマークとロゴ、(TOKYOは大会により無い場合も) JAPANが併記というのが定番です。偽ピンのように社名のみで、あんな小さな表記にはしないですよね。(本物は2004年アテネ五輪以降局名は小文字表記)

Sl500先に書きました偽のテレビ朝日ドラえもんピンですが、元になるピンズを発見しました。アメリカのテレビ局NBCの公式ピンです。NBCのピンズは毎回大会の少し前より販売されるので、恐らくこのデザインを元にドラえもんを入れたり色々描き直して大急ぎで作ったんでしょうね。確かに元があれば作りやすいですが。ファンタジーでもコピーでももない改造ピンとでも言うべきでしょうか。

Pins_fake_rio_2016_tv_tokyoテレビ東京のリオ五輪偽ピン…パラリンピック開会後に現れた偽ピン。本物のテレ東ピンには五輪マーク、年号、"Olympic"の文字が使用されていない。つまりこの偽ピンはそれらを使い五輪公式ピンの体をとっている。なんとも大胆です。プリント仕様で一見よくできているが、ピカチュウの顔や尻尾が雑な色付けです。

・フジテレビのリオ五輪偽ピン(taxmanさんの情報)

Cx_rio_fakeまさかと思いましたが、東京ピンクラブメンバーのtaxmanさんのブログでリオオリンピックのフジテレビの偽ピン情報あり。日本キー局の中では唯一キャラクターを使っておらず、派手さがないため以前の五輪でも偽ピンの情報はありませんでしたが、、、
・偽物はフチ以外は全面プリントで金属光なし。本物は一部(動物の輪郭、右端の縦の木)にメッキ地が出ている。
・裏面が偽物はツルツルのメッキだが、本物はザラザラ(砂地)している。
・偽物は裏面にナンバリング〇〇〇〇/2016 がない。→一番分かりやすい。

▲エボシたろうさんによる「日本メディア偽ピン」情報リンク先

  ・文化放送…大きさ、キューイチローの頭のアンテナの太さが分かりやすいか。

  ・日刊スポーツ…青が濃い、本物「ブル男です」→偽物「ブル男で」。

  ・TBS…大きさ、本物は縦の寸法ほぼ30mm。偽物は縦横とも大きい。

ピンズ広場さんによる「リオ五輪テレビ朝日ドラえもん偽ピン」情報リンク先

・テレビ東京のリオ五輪偽ピン…検証

Verification_of_genuine_and_fakeテレビ東京のリオピンですが、出回っている怪しいピンと本物の確証がとれているものの画像を比較検証しました。

すると怪しいピンズには本物と相違する点が複数ありました。
これは明らかに偽物と断定してよいレベルの差であると判断しました。
画像を並べて説明します。色合いや角度など撮影条件が違うのでその点は検証対象とはしません。

・偽物には本物にある影の部分がない。偽物の赤丸部分(耳と顎の下、脚)。
・偽物は目の白い部分が小さい。(黒目も大きいか?)
・偽物はマラカスの白い線、字が細い。(左のマラカスは印刷がずれている。)
・偽物はピカチュウの周囲の黄色いギザギザ模様の中の緑の点が小さい。

Fake2上とは違うバージョンで、日本のオークション、フリマサイトで幾つか出品されている偽物がこちらの右のものになります。

これは上の偽物より写しが正確で一見見分けるのが難しそうですが製法に違いがあり、ちょっとピンズをかじった人ならすぐ見抜けます。

・偽物はエポキシ樹脂(透明の樹脂)がのっている。本物はエポのせ無し。
・偽物は本物より外周の黒いフチが太い。
・偽物は本物よりマラカスの白い線、文字が細い。
*偽物は基本的製法がエッジングの可能性がありますが(本物はソフトエナメル+プリント)残念ながら画像が暗く実物がないので判断できません。こんなに暗く撮影しているのも細部を分かりづらくするためかもしれません。

特にエポの有無はすぐに判断できます。出品者の方はオークション、フリマサイトの画像の背景から同じ方だと思います。タイトルで「偽物?」ととぼけていますが、複数出していることから偽物だと知っている可能性が高いです。偽物かと匂わせておけばクレーム入った際にも逃げられると思っているのでしょうが、売っている時点でNGです。

※ここに書かれている(リンク先含め)情報が全てではありません。

※偽物のピンズは一大会数千種あるうちのごく僅かです。しっかりとした情報を掴んでいれば心配はありません。

※情報は順次更新していきますので必要な方はブックマークして下さい。

※(検) 東京五輪 ピンバッジ ピンバッチ ピンバッヂ

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2016年4月25日 (月)

待望のピンズ

本日2020年東京オリンピック、パラリンピックの大会エンブレムが発表されました。

やっとというか本当に待ちに待ちかねた待望の大会エンブレムの決定です。

これが決まらないと大会のピンズの話などできない程の重要な存在です。

多くの日本国民の関心事ではありますが、ピンコレクターにとっては特にです。

JOC " First Emblem " (color)
Pins_joc_first_emblem_colorこれは日本オリンピック委員会(JOC : Japan Olympic Committee)の第1エンブレムのピンズです。ピンコレクターにとっては見慣れた存在ですが、世間一般の認知度も今後高まっていくでしょう。大会エンブレムもデザインの話は今日までにして、世界中の人に広く認知されて欲しいものです。

そして一日も早く大会エンブレムを使用したピンズの登場を待望しています。

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2016年2月21日 (日)

2016ピンバッジコレクションNAGANOでのピンズ

最近仕事が忙しく、それも出張が多いのでなかなか自分の時間が作れません。

先日参加した2016ピンバッジコレクションNAGANOの参加報告も出来ずにいました。

結果的には過去最高の100ピンを超えるピン果があり、大満足の結果でした。

あまりに多くて紹介しきれないので、長野らしくオリンピックピンでいきます。

2012 LONDON OLYMPIC Asahi Shimbun
Pins_2012_london_olympic_asahi_shimロンドンオリンピックで朝日新聞が製作したいわゆるメディアピンです。以前に書きましたが2012年のロンドン五輪直前に私の弟が亡くなりました。当然ピンコレクションどころではなくなり、私にとって空白のオリンピックでした。

その後、何とか日本のキー局ピンを中心に集めましたが総数は数えるほどです。

このピンズは花札に折り紙と日本らしいモチーフで欲しいなと思っていました。

しかし、こういうピンズは開催当時でないとなかなか集めるのは難しいのです。

それを5年弱経った今回の長野ピンコレクションで交換することが出来ました。

終盤でのトレでしたが、当時逃した情熱の欠片を再発見したようで嬉しかったです。

ピンズはこういったように過去のピンズを追い続けて手に入れる楽しさもあります。

今回も沢山の思い出とピンズをくれた長野の地に感謝です!アリガトウ

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2015年9月 2日 (水)

大事とピンズ

昨日決定していた東京五輪のエンブレムはかなりの騒動となっています。

何しろ前代未聞の取り下げ、使用中止というのですからこれは大事です。

雲行きが怪しいなと思っていましたが、まさか本当に使用中止になるとは…

既にポスター、スポンサー広告など金銭的にも影響が出ているようですね。

ピンズも間違いなくある程度製作されていたのではと推察しますが、、、

デザインというのは似たものを探していると枚挙の暇がないと思います。

しかし「別件」で完全流用のものが発覚するなど悪化の一途でした。

次の選考は慎重に慎重を重ねて、ということを期待するしかないようです。

五輪はエンブレムもそうですが、デザイン絡みで大きな決め事あります。

それが「マスコット」。オリンピック・パラリンピック各々に定められます。

マスコットは大会の雰囲気やお土産など経済面でも大きな役割を果たします。

これがまたパクリとか不出来とかでイチャモンが付けられたらたまりません。

マスコット決定は大会の1年前位ですからまだ先の話ではあります。

もうこうなったら問題のないこのキャラでいくとかはどうでしょうか。

東日本大震災復興支援 スポーツ祭東京2013 ゆりーと 世田谷区実行委員会
Pins_yurito_setagaya第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会のマスコットキャラクターとして登場した「ゆりーと」都の鳥ゆりかもめをモチーフとしたなかなか秀逸なキャラです。大会後も多数の都民からの要望で「スポーツ推進大使」を務めています。

デザイン、存在意義(スポーツ推進大使)、人気、選考コスト、、、

どれをとっても抜群のキャラであり、今回の様な諸問題は出ないはずです。

今大会の招致ピンにも登場していますし、安定性は横綱級ですよね。

エンブレム再公募も異例なら既存キャラクターもアリではないでしょうか。

大会終了後も使用できるのか、とかの問題はありますがそれはそれとして…

オリンピックはそれだけ全世界の注目事ということで、しっかり頼みますよ!

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2015年7月25日 (土)

ピンズとデザイン

2020_tokyo_olympic_paralympic_emble2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムデザインが昨日発表されました。デザインを担当したのは東京出身のグラフィックデザイナーである佐野研二郎氏です。近代アートの香りがするデザインですが初見が昨日のことですからね…

まだピンとこないのは当然ですがこれから頻繁に目にするのは間違いありません。

末永く良いお付き合いを、、、と願っておきます(笑)

日光江戸村 ニャンまげ
Pins_edo_wonderland_nyanmageということで今回はこのピンズです。コマーシャルなどでこのキャラクターを目にされたことのある方も多いでしょう。日光江戸村のキャラクターのニャンまげです。何とも愛嬌のある姿で私も1,2を争う程に好きなキャラです。ゆるキャラの命名者みうらじゅん氏をしてキャラクター界の革命児と言わしめる程の存在です。

このニャンまげのデザイン原案こそ博報堂時代の佐野研二郎氏だったのです。

ニャンまげと同じく2020年五輪のデザインも広く世に愛されるといいですよね!

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2015年7月24日 (金)

エンブレムとピンズ

本日2015年7月24日は多くのピンコレクターにとって記念すべき日です。

2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会のエンブレム発表の日なのです。

私がピンコレクターである限り一生付き合っていくであろうエンブレムです。

どの様なデザインになるのか、ワクワクドキドキの瞬間です。

これからそのエンブレムが描かれたピンズを沢山目にすることでしょう。

そしてそのピンズを巡って悲喜こもごも、様々な出来事があると思います。

2004 ATHENS OLYMPIC VISA
Pins_2004_athens_olympic_visa私が本格的にオリンピックピンを集めだしたのは2004年のアテネオリンピックからです。やはり日本選手が大活躍した大会だからこそ熱くなってしまったのでしょう。このシンプルな月桂樹を模ったアテネ五輪のエンブレムは非常に好きですね。

シンプルなピンズですが、とても「らしい」ピンズだと思います。

東京の招致のエンブレムもなかなか素敵なデザインだと思います。

カラフルな桜を複数あしらったエンブレムともこれでサヨナラは残念ですが…

新たなエンブレムと新たなピンズに大いに期待しましょう!

Olympic_emblem

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