スイーツ

2017年4月 2日 (日)

ピンズ満開

東京に桜の季節が到来しました。昨日は上野でお花見をしてきました。

ここ数年ですが私が住む日本橋地区では桜関連のイベントが開催されています。

2014年からこの時期に行われている「日本橋桜フェスティバル」です。

桜もいいのですが私が興味をひかれるのですから当然、、、ピンズ絡みです。

去年は日本橋三越で東日本大震災の復興チャリティも兼ねて販売されていました。

今年はいわば食べ歩きスタンプラリー形式で複数種類のピンズを先着配布、、、

それが「日本橋桜メニューウォーク」というフェスティバルの目玉企画なのです。

これは参加せざるを得ない…とはいえ平日が初日なので少々出遅れスタートです。

大体の方は巡回バスと徒歩がメインですが私は地元ゆえ自転車での参戦です。

Ningyocho_areaとりあえず人形町駅エリアからの開始というのは当然のことでしょう(笑)。「千鳥屋総本家 人形町店」です。千鳥屋の創業は寛永七年(1630年)という老舗です。長崎に伝来した南蛮菓子の製法を学んだ店主が江戸で開業しました。

銘菓「千鳥饅頭」で有名ですが、今回の桜メニューは「染井もち」です。柔らかいお餅に餡がはさんであります。小豆と味噌餡の2種セットですが、特に味噌餡は久しぶりでモッチモチの皮とペースト状の餡のコントラストも面白く美味しく頂きました。桜のピンズは杏色に近いですね。まずは一片。

Mitsukoshimae_station_area次に三越駅前周辺エリアです。このエリアは日本橋案内所があり対象店舗も46店舗と最も多く、このイベントの中心地とも言えます。対象店舗が多いと手に入りやすいと思いきやその逆です。

店舗数の割には地域が狭く密集しており、人通りも多いためピンズの減り方が最も早いのです。しかも先着1000個ということは一店舗当たりの割り当て数は20個強と非常に少なく激戦です。コレド室町内の「日本橋 玉ゐ」の「隠れ穴子と桜の一口押寿司」を頂きました。穴子と桜の風味が口の中で混然一体となる体験は初めてでしたが素敵でした。桜のピンズは淡いピンクです。本来の桜色かな。そして二片。

Shin_nihombashi_station_area次は新日本橋駅エリアです。このエリアは4店しか対象店舗がないのですが、その中でチョイスしたのが「室町 砂場」です。創業明治二年(1869年)と100年越えの老舗です。お店の雰囲気というか風格は流石の一言です。さて、対象の桜メニューは「桜切りそば」。

江戸の蕎麦といえばこの切りそばと相場が決まっていますが桜とはこれいかに、、、そばを持ち上げると蒸籠の上に桜の葉が敷いてあります。そばにちょいと汁を付けて口に運ぶと「お口の中が桜満開や~」と食レポしたくなるようなお味です。桜のピンズは濃い桜色で河津桜に近いですね。まだまだ三片。

Nihombasi_station_area次は京橋駅~東京駅~日本橋駅エリアです。こちらは対象店舗が三越エリアの次に多いので1店あたりのピンズが少なく中央通り沿いは配布終了のお店が続出。そこは地元の土地勘と自転車の機動力を生かして残っていそうな場所を狙うことに…

「純喫茶 和」で「桜茶(菓子付)」を頂きました。この平成の世では希少な昭和の香り満タンの喫茶店です。塩漬けの桜にお湯を注いだ桜茶と薯蕷饅頭という組み合わせです。お饅頭は黒糖風味の餡とそれを包むふわもちっとした薯蕷皮のコントラストがたまりません。しょっぱい桜茶との相性も抜群です。お饅頭は近所の和菓子屋「ときわ木」製とのことで、すぐにリピしたことは言うまでもありません。桜のピンズはブラッドオレンジ色、かな。やっと四片。

Kodenmacho_station_area最後に小伝馬町駅エリアです。このエリアは対象が5店舗と新日本橋駅エリアに次ぐ少なさです。この企画では数少ない食べ物ではない品を選択しました。「風呂敷専門店 唐草屋」の「綿チーフ サクラ」です。色や質感が素晴らしく、額装して部屋に飾ってもインテリアとして春を部屋に運んできてくれます。

ただ、私には勿体ないので相応しい方に差し上げることにしました。桜のピンズは最も濃いピンクで寒緋桜に近いですかね。ついに五片。満開です!

Pins_nihonbashi_sakura_fesGET順に左から並べてみました。地元でしたが道中新たな発見も幾つかあり楽しい企画でした。地区による店舗数とそれに伴うピンズの店舗当たり数量のバラツキは今後の課題かな…

地区によって1店舗当たりの数量割り当てに10倍以上の開きがあるのですからね。

これから参加の方は事前に在庫の有無をお店に確認された方がよいと思います。

まぁCPに拘らなければまだ手に入るとは思いますが、懐事情は人それぞれで…

とにかく来年以降もピンズ使ったイベントが継続されることを切に願っています。

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2016年5月22日 (日)

足で稼ぐピンズ

今日の東京地方はとてもよい天気で初夏が通り過ぎていく様を肌で感じました。

そう、こんな日は、、、外出してピンズでも手に入れるか!という気になります。

最近はネット社会で世界中のピンズをスマホ1つで手に入れることができます。

また、普段は仕事などで趣味に費やせる時間というのも限られてきます。

しかし、やはりピンズは本来は自らの足で色々と巡り手に入れたいものです。

そういえば本日は東京ソラマチの開業4周年記念に当たる日です。

恒例の周年ピン、そしてその中にあるムーミンのお店のピンズが待っています。

moomin House cafe 4th Anniversary
Pins_moomin_house_cafe_4th_annivムーミンハウスカフェはソラマチにあるムーミンのコンセプトカフェです。朝食代わりにマグカップ付きのスイーツセットを注文しました。モグモグモグ…と周りにはどう見てもカップルばかり…しかし気にしません!スイーツだろうとキティだろうと化粧品だろうと、男一匹突貫あるのみです。ただ、私の隣に座るバカでかいムーミンのぬいぐるみが一抹の郷愁を感じさせますが、、、

2千円の買い物で4周年のピンズ1個なのでショップで買い物もしなければ…

と、品物を選びレジ待ちの列に並ぶと見慣れたお顔をそこに見つけました。

愛知県のピンコレクターNさんです。はい、これでロンリー終わりーです。

次は…スイーツを食べながら4周年イベント特集冊子で発見したピンズへGO!です。

東毛酪農63℃ 4th Anniversary
Poins_tomo_63_4th_anniv東毛酪農業協同組合は群馬県太田市にある農業協同組合です。そのアンテナショップ的お店がソラマチの4Fにある「東毛酪農63℃」です。低温殺菌したフレッシュミルクがベースのソフトクリームがメインです。こちらでは500円分のお買い物で4周年記念ピンが1つもらえるとのこと。

しかし、商品はソフトクリームと牛乳のみ…悩んでも組み合わせは限られます。

牛乳ビンは飲み終わると回収ですから、どちらにしても店頭での飲食になります。

私はミルクソフトクリームとコーヒー牛乳を各1つずつ店頭で頂きました。

ムーミンカフェのスイーツに+αですからかなりお腹にたまりました。

ピンズには店名、4周年記念、キャラクターが入りサイズも小さく素敵です!

お店の方に聞くと1周年に作って以来とのことで、来年からも要チェックですね。

おっと、肝心の東京ソラマチ4周年のピンズをまだ手に入れていませんでした。

ムーミンハウスカフェでは開店後、わずかな時間で在庫が切れてしまっていました。

Pins_tochisuke_tochimaruそこでソラマチ内の栃木県のアンテナショップ「とちまるショップ」へ。すると丁度持っていない栃木県のとち介、佐野市のさのまるのピンズを発見。

Pins_tokyo_soramachi_4th_annivこれらを購入して東京ソラマチ4周年記念ピンを手に入れました。ピンズを買ってピンズをもらう…これがピンコレクターとしてあるべき姿でしょう。もう恒例となったこのデザインですが、今回のピンズは例年に比べて色使いが私の好みです。縁起物の四葉のクローバーもアクセントになっています。本日の〆はスカイツリー近くにある故板谷さん関係のピンズも扱うドリームボックスへ向かうことにしました。

こちらではいつもリーズナブルかつ良いピンズを入手させて頂いております。

今回も幾つか手に入れたのですが、その中でこちらが特に光って見えました。

SPORTS TRAIN CLASSIC
Pins_sports_train_classic俳優、プランナー、ライターなど様々な肩書を持つ油井昌由樹氏。氏が1972年に西麻布にアウトドアショップの「スポーツトレイン」を開業。L.L. BEAN , RED WINGといった世界的アウトドア用品を日本で先駆けて販売したのです。

日本におけるアウトドアカルチャーの先駆けというべき存在となっています。

裏には"SINCE 1972" "NISHIAZABU" そして "ITAYA"の文字が入っています。

そう、これも板谷さんのレガシーだったのですね。感慨深いものがあります。

、、、と午前から昼にかけての短い時間でしたが足で稼いだピンズは格別です。

愛知のNさんはこの後、2回目の牛乳+ソフトで63℃のピンズをもう1個獲得…

私はさすがにお腹が減らずにスカイツリーを後にしました。ご馳走様でしたm(_ _)m

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2016年4月26日 (火)

さすらいピンズ山梨旅情編 ~前~

4/23日にDr.エル氏の地元、山梨県は石和温泉で旅行兼ピントレ会へ出向きました。

私は元々仕事の予定でしたが、急遽都合がつき参加することが出来ました。

先日開業したバスタ新宿から一路山梨へ…まずは一宮バス停で下車です。

何故に一宮かというと、信玄餅で有名な桔梗屋さんの工場へ行くためでした。

Dr.エル氏自らのお出迎えは恐縮でしたが、いざ出陣です!

Pins_kikyouya工場見学やらお土産購入やらしましたが、メインはピンズのガチャガチャです。基本ガチャは回さないのですが、ここのピンズは前からかなり気になっていました。

Pins_kikyouya_2工場限定というのと、デザイン的に守備範囲の企業ピンとして認定できるからです。8種類とかなり手強そうですが…何と10回でコンプリートできました!!桔梗屋オリジナルのピンズです。

幸先良しとなったところで時間はお昼近く。石和駅近くのほうとう屋さんへGO。

メンバーも集まり私は茸ほうとうを注文。かなり量があってお腹一杯になりました。

あずきほうとう(甘い)とビールを注文したピンズ広場さんには脱帽です Σ(・oノ)ノ

次は丸藤葡萄酒工業さんでワイナリー見学。タンクの酒石壁は素敵でしたね~

ピンズ、食事、ワインと既に旅情満喫ですが、旅はまだ始まったばかりです。

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2015年3月14日 (土)

お守りのピンズ

メッセージツールとしてのピンズには何かしらの想いが込められています。

それは時としてお守りにもなってしまうものあるのですから驚きです。

銀のエンゼル特製 キョロちゃんピンバッチ型お守り
Pins_silver_angel_kyorochan北海道を舞台にした映画「銀のエンゼル」は2004年に公開されました。題名はあの森永製菓の「チョコボール」の当たりマークの1つである銀のエンゼルに由来しています。このお守りピンズのセットは公開当時「映画版銀のエンゼル」を5つ集めて映画鑑賞した人限定でプレゼントされたものです。あえて金ではなく銀というところがいいじゃないですか。そう、ほどほどの幸せが人には丁度良いのだと思います。家内安全、学業成就、恋愛成就、この3つが叶ったら言うことありません。

もう昔のものなのでご利益も切れているかもしれませんが私にとっては十分です。

ただの映画関連ピンというだけではなく、キョロちゃんとのコラボが嬉しいです。

幼い頃チョコボール(特にキャラメル)は大好物で沢山食べてきました。

金が当たった記憶はありませんが、口を開ける時はいつもドキドキしてました。

長年勤めていた会社も森永本社ビルの近所でエンゼル街でよく食事もしました。

その意味、このピンズは愛着のあるキョロちゃんピンというだけで満足なのです。

あえて願うとすれば…ピンズの良さを多くの方に知って頂きたいということです。

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2015年1月19日 (月)

美味しいピンズ

日本、特に東京は世界中の美味しいものが食べられる都市として有名です。

ミシュランガイドに取り上げられるまでもなくB~S級まで何でも揃っています。

ですから海外の有名店、チェーンも多数東京に出店してきています。

アメリカはシカゴが本拠のギャレットポップコーンショップスもその1つです。

ポップコーンというと映画のお供の代名詞で幼い頃より何回も食べてきました。

その味付けは決まって「塩」がメインでそういうものだと思っていました。

コンビニなどでたまにバーベキュー味とかありましたが想定の範囲内です。

それを根底から覆す「甘いポップコーン」と出会ったのはここ5年以内ですかね。

特に会社で頂き物のギャレットポップコーンを食べた時は衝撃的でしたね。

濃厚でサクサクとした触感のキャラメル味に一瞬で魅了されていました。

これはお手軽スナックから立派なスイーツへの昇華だと感じました。

そんなギャレットポップコーンショップスのピンズは、、、これまた美味しいのです!

garrett popcorn shops TOKYO STATION SHOP OPEN "I LOVE garrett"
Pins_garrett_popcorn_shops_i_love_gこれは2014年東京駅店のオープン記念に4千円以上商品を購入した人にもらえたピンズです。代表的なフレーバーのキャラメルとチーズ…いわゆるシカゴミックスでハート=LOVEを作っています。何とも気の利いたデザインですね。まぁ、ポップコーン自体お値段もそれなりなので普段はなかなか口にはできませんが、、、

ピンズと美味しいもののお土産はいつでも受け付け中ですよ!

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2014年12月 6日 (土)

ピンズで笑顔

昨日は和菓子の記事を書きましたので、今日は洋菓子でもいきましょうか!

最近スイーツのレベルも上がり、コンビニですら侮れないレベルになっています。

ただ、やはり昔から馴染みの専門メーカーのお菓子はまた別格です。

送ってよし、貰ってよし、食べてよし、、、太らなきゃなおよし…なんですが、、、

まぁそれは横に置いておいて、その馴染みのメーカーの1つにモロゾフがあります。

モロゾフは洋菓子(ロシア菓子)メーカーとして神戸で1931年に設立されました。

戦前から関西をはじめ中心に日本全国で親しまれてきたメーカーです。

諸説ありますが、日本でバレンタインチョコを広めた最有力候補でもあります。

一番有名なのはプリンですかね。今日はそのモロゾフのプリンピンをご紹介します。

MOROZOFF "PUDDING 50th"
Pins_morozoff_pudding_50thモロゾフが創立80周年を迎えた2011年に展開した「スマイルプリンキャンペーン」で登場したキャラクターがカスタードプリンをモチーフにしたプリンちゃん(本名プリーナ)です。このピンズは1962年に販売開始されたカスタードプリン50周年記念です。復刻カスタードプリンを買って抽選に応募した人に当たったものです。何とも微笑ましい可愛いキャラクターですね!作りもしっかりしている良ピンです。

先日のにわかせんぺいもいいですが、プリンちゃんはいかにも洋菓子らしいです。

食べて笑顔、ピンズで笑顔、、、今日のピントレでも笑顔確定ですね!

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2014年12月 5日 (金)

銘菓のピンズ

本日をもって「名」シリーズは「銘」に進化(?)させて終わらせることにしました。

元々記事名に「名」が2つ続いたので3つ目からは意識してそうしましたが、、、

今日は私が大好きなもの、そうお菓子のピンズを持ってきました。

私はお酒もたしなみますが、お菓子の方が数倍好きですね。

洋菓子、和菓子何でも食べます。会社のお土産なんかは本当に嬉しいですね。

お客様や出張帰りの同僚からお土産で頂く各地の銘菓には顔もほころびます。

にわかせんぺい本舗 東雲堂 二◯加煎餅
Pins_hakata_niwaka二◯加煎餅(にわかせんぺい)は明治時代から販売されている博多の銘菓です。お菓子自体が郷土芸能である「博多仁和加(はかたにわか)」で使用される長方形のお面を模っているそうです。私も博多のお土産として頂きましたが、甘いお煎餅です。また、紙製のお面がおまけとして箱に入っているのも面白いですね。最初はこのインパクトの強い形状に「何じゃこりゃ~」と驚きましたね。それだけにこのピンズを見つけた時には再び大受けしたものです。しかしこちらで他の人にこのことを話しても誰も知らないんですよね。東京に店舗がないからかもしれませんが、銘菓は本来そうあるべきでしょう。

この様に銘菓もピンズも大好物ですので、皆さん宜しくお願い致します、、、

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2014年11月16日 (日)

ピンズとモチーフ

世の中には様々なピンズがありますよね。シンプルなもの、ゴージャスなもの…

文字が入ったものやデザイン重視で抽象的なものもあります。大きさも様々です。

私としては大きさは小さ目で、コンセプトが分かりやすいものがいいですね。

その意味、ピンズのテーマにあったものをモチーフにしているピンズは好きです。

Pins_afternoon_teaこのピンズは"Afternoon Tea"のピンズです。1981年に1号店がオープンした飲食中心のチェーンです。イギリススタイルのアフタヌーンティーをコンセプトに、紅茶、スコーンやクッキー、そして雑貨も販売しています(店舗により飲食・雑貨の販売スタイルが異なります)。全国に展開していて、私も後楽園と有楽町のティールームを利用したことがあります。コーヒーのチェーンは数多いですが、紅茶メインのコンセプトは少数派ですよね。

これはバレリーナのシルエットをモチーフに店名が小さく入っているピンズです。

イギリスには世界三大バレエ団のロイヤル・バレエ団がありますからね。

シンプルかつバレエの持つスタイリッシュなイメージはコンセプトにピッタリです。

これからも素晴らしいピンズを沢山リリースしてくれるよう願っています。

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2014年9月 9日 (火)

社会現象とピンズ

錦織圭選手のテニス全米オープン制覇の夢は来年以降に持ち越しになりました。

それでも初の4大大会決勝の舞台に日本人が立ったことを誇りに思います。

優勝したチリッチ選手はサービスはもちろん、ストロークも素晴らしかったですね。

片や錦織選手はアンフォースドエラーが多く、長所を出し切れていませんでした。

いくらチャンコーチの元でメンタルを鍛えたとはいえ初の4大大会決勝ですからね…

これからの錦織選手の活躍を祈念しつつ、この記事を書いていきたいと思います。

錦織選手の快進撃につれ、報道はここ1週間加熱の一途をたどりました。

テニス界のみならず、もはや社会現象にまでなったと言っても過言ではありません。

世間では「プレー」のみならず「マネー」の方にも大きな関心が寄せられました。

全米オープンの優勝賞金はUS$300万、、、3億円以上とはさすがです。

準優勝でも約半額のUS$145万と、我々庶民からすると夢のビッグマネーです。

しかし、トップクラスの選手はスポンサー料の副収入が賞金の稼ぎを上回ります。

企業にとってもそれだけのメリットがあり、広告効果は絶大ということです。

実際、錦織選手の活躍で関連企業の株価は上がり、商品は大幅な売上増です。
*準優勝に終わったことで直後の関連銘柄は急落しましたが、一時的でしょう。

但し契約選手の怪我、不振やスキャンダルなどのリスクもかなりあると言えます。

今日は錦織選手を支えているスポンサー企業のピンズをご紹介させて頂きます。

Nissin Foods logo
Pins_nissin_foods_logoまずは錦織選手が所属契約をしている日清食品です。このピンズのロゴは"N"が小文字ですので2003年以前の旧ロゴですね。現在は大文字になっています。そして製品のカップヌードルはパッチスポンサーとなっています。

Uniqlo今回特に大きく報道されたのがテニスウェアのスポンサーであるユニクロ。準決勝はジョコビッチ選手とのユニクロ契約選手同士の対決でしたね。錦織選手の着用モデルのシャツは既に完売。ユニクロと柳井社長から計1億円の準優勝ボーナスが出るそうです!

ユニクロは全米オープン車いす男子単複優勝の国枝慎吾選手とも契約しています。

今後も両選手共に長く世界の大舞台で活躍するでしょうし、先見の明ありですね。

Wilson "75 ANS DE SPORT"
Pins_wilson_75_ans_de_sport今大会では錦織選手の見事なリターン、ストロークを何度も見せつけられました。特にバックハンドショットは世界一とも形容されました。そのショットを生み出しているのがウィルソンのラケット。テニス界でウィルソンは超ビッグネームです。使用モデル"STeam 95"は現在「売切れ中」。このピンズはウィルソンがスポーツ用品製作開始から75周年を記念して1989年に製作したもの。今年は100周年ですか!文字からフレンチピンであることが分かります。

adidas "ATP Tour"
Pins_adidas_atp_tourシューズのスポンサーはアディダスです。世界的スポーツ用品メーカーとして知らない方はいないでしょう。。このピンズは4大大会を筆頭とした世界を転戦するATP(Association of Tennis Professionals:男子プロテニス協会)ツアーのものです。シューズはラケットに劣らず選手にとって最重要アイテムです。錦織選手が全米で使用したモデル"barricade 8+"も人気でしょうね。

TAG Heuer "Professional Sports Watchs"
Pins_tag_heuer_professional_sports_フェデラー選手はロレックス、ジョコビッチ選手はセイコーなど、大物選手には大手時計メーカーの影ありです。錦織選手はLVMHに属するスイスの時計メーカー「タグ・ホイヤー」と契約しています。タグホイヤーはでF1などプロスポーツのサポートは積極的なメーカーですよね。

2002 SALTLAKE OLYMPIC "Delta Air Lines"
Pins_2002_saltlake_olympic_delta_ai世界中を転戦するプロステニスプレーヤーにとって飛行機による移動は必須で、航空会社との契約はかなり有益です。錦織選手はアメリカの大手航空会社であるデルタ航空とスポンサー契約をしています。現在錦織選手は米国フロリダ州在住ですから、この契約は彼にとって非常にメリットが大きいでしょうね。

Weiderトレーニング・栄養部門では森永製菓のウイダーinゼリーと契約しています。こちらも錦織選手の活躍で売り上げが大幅に上がっているそうすね。こういう光景を見るとコンビニでついウィダーに手が伸びてしまいますね…

2007 FIM SPEA TRIAL WORLD CHAMPIONSHIP wider Japan Grand prix
Pins_fim_wider_japan_grand_prixトライアルはオートバイによるモータースポーツです。国際モーターサイクリズム連盟(FIM)はトライアルの世界選手権大会を開催しています。2000年代に森永製菓はウィダーブランドで日本ブランプリの冠スポンサーとなっていました。2004年には藤波貴久選手が日本人初の世界選手権チャンピオンに輝いています。

同じく錦織選手にもテニス界でのチャンピオンを目指してほしいですね。

他にはクレジットカードのジャックスとも契約していますが、ピンズは持っていません。

同社のピンズは見たこと自体ないですが、今後是非手に入れたいものですねぇ。

そして、スポンサーではないですが全米オープンの独占放送権を持つWOWOW

錦織効果で連日申し込み殺到(通常比10倍)!テニス好きは加入必須ですね!

今回の活躍で錦織選手のスポンサーは更に増えることと思います。

そういった企業には是非錦織選手のピンズを作って欲しいなぁ、と期待しています。

そして、近いうちに錦織圭選手の4大大会制覇を、、、心から応援しています!

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2011年10月12日 (水)

ピンズと美食

皆さんは美味しいものを食べるのはお好きでしょうか?

中には粗食を旨とされている方もいらっしゃいますし、そこは人それぞれです。

ただ私は「美味しいものは大好きです」という世の大多数派に属しております。

和洋中なんでも来いで、嫌いなものはほとんどありません(皆無ではないですが)。

まぁ、お財布の都合もあり突き抜けるほど美味しいものは年数回しか食べれません。

最近感じたのですが、美味しいものを食べた時に似た感覚があるのです。

それはそう、良いピンズを手に入れた時の感覚に似ていると思うのです。

Dalloyau
Pins_dalloyau16世紀はフランスのルイ14世時代まで遡る食品ブランドのダロワイヨ。ダロワイヨ一族はフランス革命が起きるまで王室の食膳係を務めました。革命で職は追われましたが、一族がパリで1802年に「美食の館 ダロワイヨ」を創設。

以来世界中に高級食品の店舗を展開。コルベール委員会にも参加しています。

まさにフランスを代表する食の老舗として名高いブランドであります。

実家近くの日本橋三越内にも店舗があるのでかなり前から知っています。

パンや惣菜等色々扱っていますが、やっぱりオペラかな。濃厚なスイーツです。

そしてこの様に自分に関わりのあるブランドのピンズはこれまた「美味しい」のです。

素晴らしいピンズに素晴らしい食、、、両者とも人生を楽しくさせてくれますよね!

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