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2018年7月26日 (木)

消えるピンズ

尋常ではない酷暑、そして豪雨に遭われた方々へお見舞い申し上げます。

東京オリンピックを2年後に控え、屋外競技が無事行われるのか心配です。

そんな中ではありますが、ピンズの方は活況を呈しつつあります。

しかしこれも夏の暑さと同様に予想できていましたが、偽物が多すぎます。

外国のいかがわしいセラーだけであれば仕方なしというところでしょう。

国内の知識のあるコレクターまで知っていてオークションなどに出している様子です。

それは法に触れる云々という以前にピンの世界の矮小化につながります。

新しくピンズに興味をもった方々も偽物を高値でつかまされれば熱も冷めます。

一時の利益にとらわれていると自分の首を締めることになるのは自明の理です。

もちろん正当なピンズに真っ当な価格が付くのは収集物として正解です。

しかし、偽物が横行して誰を、何を信じて良いか分からなくなったら終わりです。

コレクターの皆さんにはその辺りを今一度考えてほしいです。

ピントレでも偽物を資料として明示するならばまだ啓蒙活動として理解できます。

しかし偽物と本物を区別なく並べるのは今の状況では悪質と言わざるを得ません。

知らない人、初心者が安心できる環境を自ら作るように心掛けて下さい。

また、偽物と本物をわざと混同している人から手に入れないで下さい。

オリンピック後にピンズがどうなるかは、その辺りがネックになると強く感じています。

さて、久々なので前置きが長くなってしまいました。

私も仕事は相変わらず忙しいのですが、ピンズもしっかり集めています。

そんな中、先日表参道のオリンピックスポンサーイベントに参加しました。

TOKYO 2020 Olympic " Samsung Electronics " Galaxy
Pins_tokyo_2020_olympic_samsung_ele東京オリンピックで公式ワイヤレス通信機器を担当するサムスン電子のイベントです。酷暑のなかですが、冷房のきいたビル内での開催ですので快適に参加できました。一番のお目当てが…サムスンのスマホ、ギャラクシーのピンズです。

Pins_tokyo_2020_olympic_samsung_e_2場内のディスプレイトレイにはこれでもか!とてんこ盛りにピンズが飾られていました。見るだけでワクワクしますね。デザインも今まで出ている公式ピンの中では断トツの出来です。しかし、これで終わらないのがピンコレクター。並んでいるいるピンズをちょっと観察してみると。あれ、これ、消えるやつだ!と、、、別にピンズ自体が消えるわけではありません。

Pins_tokyo_2020_olympic_samsung_galよく見ると五輪マークがかすれているものがかなりあります。もはやあと少しで完全に消えてしまいそうなものも…五輪マークと枠線以外は大丈夫ですが、肝心のところが摩擦に弱いインクで製作されてしまっています。開封して使用による着脱やピンバッグに裸で入れて開け閉めをしているといずれ五輪マークが消えます。

果たしてこのピンズは収集上、未開封必須の「取扱い注意品」ということになります。

デザインは抜群なだけに画竜点睛を欠く、とはまさにこのピンズのことでしょう。

もう1つ持っているならそれを承知で使うというのはアリですけどね…

お持ちの皆様はご注意あれ…

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2017年5月25日 (木)

反省とピンズ

今ではインターネット上に無数のニュースが日々飛び交っています。

地域ネタや芸能スキャンダルから国際、政治にいたるまでまで玉石混交です。

特にヤフーなどのポータルサイトのトップニュースは多くの人に影響を与えます。

それがトップか?と首を傾げたくなるものも多々ありますがそれがネットなのでしょう。

ところで本日個人的にかなりショックなニュースが流れました。

スナック菓子のカールが中部地方から東の地域で9月に販売終了となるそうです。

明治 カールおじさん
Pins_meiji_karl「はぁ~おらがの…」で始まるカールおじさんの歌と「それにつけてもおやつはカール」という〆のフレーズは余りにも有名です。そういえば最近このCMを全く見掛けなくなったなぁ、とニュースに接して改めて気付きました。私個人的には「カール」と「かっぱえびせん」が甘くないスナックの両巨頭であり、これを気軽に買えなくなる日が来るなんて思ってもいませんでした。

私より年上のこのスナックは大好きで特にチーズ味はよく食べたものです。

指の一本くらいはカールでできているのではないかと思う程です。

だた振り返ってみると最近はほどんど食べていなかったことに気付きました。

おじさんゴメンね!と今日会社帰りに家の近くのコンビニ数件に寄ってみました。

しかし、売っていません。売切れではなくて棚に陳列スペースすらないようです。

最近のコンビニは売り上げの悪い商品はすぐに入れ替えられてしまいますからね。

終売になるレベルのカールはもうとっくに無くなっていたのかもしれません。

疎遠になっていたことを反省しつつ明日からもカール探しを続けましょうかね…

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2017年5月15日 (月)

心くすぐるピンズ

ピンズを集めていると日々新たなピンズを発見することが出来ます。

それが手に入れられることとイコールにはなりませんが楽しいものです。

特に自分にとって興味のある分野のピンズだと格別なものがあります。

それからすると東京オリンピック・パラリンピックは更に特別でしょう。

第一に私の経験上も五輪はピンズの世界で間違いなくトップのジャンルです。

ディズニー、HRC、フレンチピンなど他ジャンルの契機にもなってきました。

そしてそれが数年後に私が生まれ育ったこの東京の地で開催されるのです。

私にとってこんなラッキーなことは一生のうちもう二度とないでしょう。

否が応でも東京オリンピック・パラリンピックに早くも期待が募ります。

ただ東京オリンピックまで3年少々ありピンズの種類もまだ少ないですからね。

少し前に書いた裏がどうのというのはまぁ気付きの世界で本道とは違います。

今出ているピンズは単純なエンブレムピンが中心で徽章と言うとしっくりきます。

スポンサーピンも同様で多少デザインが凝ったものもありますがまだ序の口です。

今後様々なデザインのピンズが数百、千と登場して楽しませてくれるでしょう。

2004 ATHENS OLYMPIC "VISA" Mascots Slide
2004_athens_olympic_visa_mascots_sl2004年のアテネオリンピックは私のピンコレクションにとって分岐点であり、ここから私の本格的な五輪ピンの収集が始まったのでした。やはり日本人選手の大活躍がその契機となったことは間違いありません。それにアテネ五輪のエンブレムやマスコットが個人的にしっくりきたんだなと後になってそう思いました。本当の意味でピンズの奥深さを知ったのもこの頃でしょう。これは最高位のオリンピックスポンサーであるビザカードのピンズです。

一見単純なエンブレムピンに見えて…大会マスコットが左右から姿を現すのです。

裏返して見てみるとそれぞれがスライドして出入りするようになっています。

片方だけなくて両サイドからというのがまた面白いですよね。

今では驚きはしませんがその当時はアイデアに心くすぐられたものです。

本物のくすぐりには滅法弱いですが、ピンズならいくらでもお願いしたいですね!

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2017年5月12日 (金)

ピンズのケース

ピンズはメッセージやアニバーサリーツールとしてよく利用されています。

デザインと文字によって明確にどの様なピンズか分かるものが多いですね。

しかしピンズによってはその目的、意味が分かりずらいものも結構あります。

その場合には台紙や収納ケースが読み解きの助けになる場合があります。

BMW Japan 15th Anniversary
Pins_bmw_japan_15th_anniversary世界的な自動車メーカーであるBMWはミドルハイエンド市場で確固たる地位を築いています。その日本法人「BMWジャパン」は1981年に設立されました。バブル景気が1986年からですので実にタイムリーな時期に設立されたんですね。これはBMWジャパンの創立15周年、つまり1996年に創業記念ピンとして製作されました。ピンズ自体もしっかりとした作りになっています。

ピンズにも高級路線のメーカーコンセプトが十分反映されていると言えるでしょう。

しかし、ピンズ単体ですとその意味を正確に理解するのはかなり難しいでしょう。

BMWが何かの15周年を記念してのことだとは理解できますが、何の?となります。

ケースに書かれたBMWジャパン15周年という文字があって初めてそれと判ります。

すると赤丸のデザインが日の丸を意味することも自ずと読み解けるのです。

この様な簡易ケースや台紙は人手を渡るうちに無くなってしまうことが多いのです。

付属品と侮ることなかれ、それはピンズの価値を高めてくれるかもしれませんよ。

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2017年5月11日 (木)

育成とピンズ

早いもので2020東京オリンピック開催まであと3年と少しとなりました。

各競技で選手の育成が急ピッチで進んでいて期待は高まるばかりです。

思えば私が五輪ピンを本格的に集めだしたのは2004年のアテネ五輪からでした。

あの大会で日本選手団は史上最高、16個の金メダルを獲得しました。

やはりメダル、特に金メダルというのは国全体のテンションを高めます。

私もそれにつられるかのように五輪ピンにはまっていったのです。

JOC JUNIOR OLYMPIC CUP 2007 SWIMMING "MIZUNO" 30th Anniversary
Pins_joc_junior_olympic_cup_2007_mi未来のオリンピック選手育成を目的として1992年よりJOC加盟競技それぞれ各連盟主催により行われている「JOCジュニアオリンピックカップ」。競泳競技では既に1978年よりジュニアのクラブ対抗戦形式でのトップ大会が開催されていました。

92年よりジュニアオリンピックカップとなり2007年に初開催より30回を数えました。

これはその30回大会を記念して大会スポンサーのミズノが製作したものです。

こういう育成メインの大会をサポートしてピンズまで作るとは素晴らしいですね。

リオでも活躍しましたが日本は競泳界において世界屈指の強豪国と言えます。

男子は萩野公介選手がエースで、女子では池江瑠璃子選手が成長著しいですね。

そしてまだ見ぬオリンピアンが2020年の舞台で活躍することを望んでいます。

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2017年4月15日 (土)

ヘリコプターのピンズ

Yahoo!のTOPページで今日はヘリコプターの日、ということを知りました。

世の中には本当に色々な記念日があるものです。そのいわれを調べてみました。

するとヘリコプターの原理を考案したレオナルド・ダ・ビンチの誕生日とのこと。

なるほど、と思いつつヘリコプターと自分との関わりを考えてみました。

TVでヘリからの空撮映像はよく目にしますね。街中でも時々見掛けます。

正月の箱根駅伝の時なんかはスタート、ゴール時に家で飛行音を耳にします。

但し私自身は乗ったことはありませんし、近くで目にしたことすらありません。

そう考えると馴染みがあるようで意外と縁遠いものの様に思えてきました。

しかし、ピンズの世界においては…しっかりとお付き合いがあるのです。

朝日航洋 1,000,000飛行時間達成記念
Pins_aero_asahi_1_million_flight_ti朝日航洋はヘリコプター、ビジネスジェット、空撮、ドクターヘリなどの総合航空サービスと、航空レーザー計測などの空間情報サービスを展開している大手航空・測量事業を行う企業です。創業の1955年以来、半世紀を経てヘリコプターと小型飛行機の累積飛行時間が100万時間を超えました。これはその達成記念として製作されたピンズプレートです。

朝日航洋のヘリ、飛行機は様々な災害においても活躍をされてきたそうですね。

2004年の新潟県中越地震、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震等々、、、

救援物資・人員輸送、航空写真撮影など多岐に渡り復興支援に寄与してきました。

ドクターヘリのお世話にはなりたくはありませんが…ピンズでは今後とも宜しく!

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2017年4月13日 (木)

展示会のピンズ

世の中には様々な展示会があります。私も主に仕事で多く関わってきました。

東京ですと東京ビッグサイト、東京国際フォーラムなどが会場として有名です。

千葉の幕張メッセ、横浜のパシフィコ、みなとみらいホールにも行きましたね。

とにかく日本中であらゆる産業、文化に関する展示会が日々行われています。

展示会では多くの出展ブースで販促品として様々なグッズが活用さています。

ボールペンやLDEライトなど多種多様ですが、当然「ピンズ」も使用されています。

また展示会開催関係者が展示会ロゴなどをピンズにして着用する場合もあります。

しかしそういったピンズが出回るということはかなり少ないと言えます。

一般向けの展示会もありますが、多くはかなり狭い層をターゲットにしています。

また、数はそこそこあっても開催は数日という展示会の日程も一因でしょう。

それにこんなものを欲しがる人がいるのか…と無意識に思ってしまうのでしょうか。

いえいえ、ピンコレクターにとってはこんなものどころか「お宝」なのです。

2011 CEATC JAPAN & TOKYO MOTOR SHOW " TEAM TECHNOLOGY JAPAN "
Pins_2011_team_technology_japanシーテックはIT・エレクトロニクス産業関係の展示会で私も去年行ってきました。東京モーターショーは言わずと知れた日本で最も有名な展示会の1つでしょう。2011年の東日本大震災の発生を受け、同年の両展示会では復興支援で連携して「チーム・テクノロジー・ジャパン」を掲げました。

国内外の産業界や市場に対して日本のものづくりの逞しさを発信したのです。

これはそのロゴピンで2011年の両展示会の関係者が着用していたものです。

、、、ということは実はピンズを手に入れてから調べて分かったことです。

こうやって誰かが備忘録的に書かないといつの間にか完全に忘れ去られます。

皆さんもこれからは展示会に行ったらピンズの有無をよ~く確認してみましょう。

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2017年2月20日 (月)

ピンズとエスプリ

ピンズは多くにおいてそのデザインにメッセージを内包しています。

ですから人それぞれにピンズから受けるイメージが異なるのでしょう。

それは表面的なメッセージのみならずもっと深いものの場合もあります。

貝印 和包丁「旬(Shun)」、"Kershaw" 7700 Slicing Knife
Pins_kai_corporation_shun_kershaw_7貝印はあの「関の孫六」で知られる岐阜県の関市で明治時代に創業しました。一般的にはカミソリメーカーというイメージではないでしょうか。

確かに日本初の国産替刃カミソリを製造し、安全剃刀では国内トップシェアです。

しかし調べると本格和包丁から海外ブランドまで様々な刃物を手掛けています。

左は本格和包丁「旬(Shun)」のピンズで和包丁の質感をよく表しています。

右は米国法人で展開する「カーショー」ブランドのスライスナイフのピンズです。

この2つを並べてみると形や質感共に対照的でエスプリの違いすら感じさせます。

元々これらの製品形状には和と洋の精神性の違いが投影されているのでしょう。

しかしこの大きさのピンズでそれを表現したことに敬意を表さずにはいられません。

これからも多くのピンズから様々なことを感じっとっていきたいものです。

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2017年1月25日 (水)

会員章のピンズ

世にあるピンズには様々な用途があります。ノベルティ、記念品、お土産etc.

その中で組織に属することを表示する所属章というものがあります。

最も見かけるのは社章ではないでしょうか。どちらかというと徽章の類です。

それはそれで好きな方もいますが、私はそちらには軸足を置いていません。

そんな私でも面白いと思えた所属章のピンズがありましたのでご紹介します。

mont-bell 会員章 ブルー / シルバー / ゴールド / プラチナ / ダイヤモンド
Montbell_membership_pinsモンベルは日本のアウトドア総合メーカーです。メンバーシップの会としてモンベルクラブがあり、ブル~ダイヤモンドまで加入年度・購入金額によって5段階のステータスに分かれています。モンベルは1975年に創業し、2015年には40周年を迎えました。

それを記念してステータスに対応した色のピンズを会員章として配布したのです。
(*注:左上の"PRO mont-bell"はプロカード会員の会員章です。)

会員章というか実質的にはノベルティでしょうが色が違うところがにくいですね。

もう1つ上の色が欲しい!と思われる会員さんも多いのではないでしょうか。

私も2015年にブルーから集め始めましたが、ダイヤモンドは先日入手しました。

1つの台紙に各色を並べてセットしていく工程はこれまた楽しいものです。

今後も様々なアイデアで楽しいピンズを是非ともお願いしたいものです。

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2017年1月23日 (月)

ピンズに酔う

ピンズを集めて15年目となります。あっと言う間でしたが色々ありました。

集めた数も感覚ですが2万を超えて続伸中といったところです。

先日書きましたが10月から去年末まで非常に忙しい日々を過ごしました。

先週一気に未整理のピンズを収納していったのですが一仕事でしたね…

収納は未整理分だけではなく、過去のピンズも自然と目にします。

すると「やっぱりこれは良いピンズだな~」などと改めて感心したり…

いつの間にか過去に集めた数々のお気に入りのピンズに酔っている自分がいます。

これだからコレクターの整理というのは、捗らないのだな~と実感しました。

ニッカウヰスキー 竹鶴ピュアモルト
Pins_nikka_taketsuru_pure_malt_wh_2NHKのマッサンのモデルとなったニッカウヰスキーの創業者 竹鶴政孝と妻のリタ。「マッサン」とはリサが竹鶴をそう呼んでいたそうですね。後に竹鶴は「日本のウイスキーの父」と言われるようになりました。

その創業者の名を冠したブランド最高峰のピュアモルトウイスキーが「竹鶴」です。

テレビドラマのお陰でニッカブランドは高まりましたがその実力も本物です。

丁度2年頃前、竹鶴の期間限定のイベントが日本橋三越で開催されていました。

三越一階のかなり広いスペースを使って、竹鶴にまつわる展示がされていました。

そこの「竹鶴MUSEUM BAR」で飲んだ竹鶴ピュアモルト25年は壮絶に旨かった!

フルボトルでも販売されていましたが確か5万円以上なので手が出ませんでした。

その他、原酒が試験管に入ったテイスティングセットも頂き大満足でした。

こちらのピンズもピュアでかつ風格のある竹鶴をよく体現していますね。

飲んでも飲まれるなとよく言いますよね。酔い過ぎは他人に迷惑かけますが…

お酒はほどほどに出来そうですが…良いピンズはとことんまでやっちゃいますね!

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