ピンズには様々なものがあり、手に入れにくいものも多いのが事実です。
例えば非売品、それも従業員用とか限られた人のみに渡されるものは特別です。
その様なピンズは外部の人にはなかなか渡らないものです。
しかし、今はネット時代と呼ばれるほどにインターネットが普及しています。
ネット上の情報量は一般社会で接するそれとは比較にならない程多いのです。
ですから外部に出回りにくいピンズであっても情報を得られる可能性があります。
また何らかの事情によりそのようなピンズに価格がついて売られる場合もあります。
先日いつもの様にネットオークションでピンズの画像を流して見ていました。
すると10ケ程のピンズがまとめて出品されている画像が目に飛び込んできました。
一見パッとしない画像でしたが、何か引っかかって詳しく見てみることにしました。
TOKYO 2016 Olympic Games Bid (silver)
するとその中にこのピンズがありました。東京が2016年夏季オリンピック招致活動の際に都職員さん・関係者の中でも限られた人だけが着用していたものです。
画像で見る限り他に欲しいものはありませんでしたがこれだけで十分です。
最終的にはそこそこの金額になりましたが、めでたく落札することができました。
無事に届き詳しく見てみると、予想と違い他にも面白いピンズがありました。
ブルーリボン 地方議員の會
ブルーリボンは北朝鮮による日本人拉致問題被害者を救出するための運動の象徴で、政治家さんはかなり着用されています。私も既にピンズは持っていました。しかし、このピンズは裏側に「地方議員の會」と明記してあります。つまりこれを着用する人の属性がこれによってかなりハッキリしてきます。
そして児童虐待防止運動のシンボルであるオレンジリボンのピンズです。かなり使用されていたものらしくて擦れが見受けられます。作りも持っているオレンジリボンピンはプリントですが、これは擬七宝でかなりカッチリした作りです。出品者さんは「詳細は言えないが出所は同じで全て一緒に入手したもの」とのこと。他にも日の丸やJapan Endless Discoveryなど全て政治色が強いピンズばかりです。
持ち主は2016年の東京招致に関わり、かつ地方議員の會に所属していた。
そして他にも政治色の強いピンズを数多く日常的に使用していたということは…
総合的に考えて2016年五輪招致をしていた頃の都議さんのものだと思います。
そしてお辞めになるとか何らかの事情で処分したものがこれらではないのかと、、、
ともかく、欲しかったピンズを含め一般には中々手に入らないピンズばかりです。
ピンズをただ集めるだけではなく、想像の翼を広げてみるのも面白いものですよ。
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