経済・政治・国際

2017年4月13日 (木)

展示会のピンズ

世の中には様々な展示会があります。私も主に仕事で多く関わってきました。

東京ですと東京ビッグサイト、東京国際フォーラムなどが会場として有名です。

千葉の幕張メッセ、横浜のパシフィコ、みなとみらいホールにも行きましたね。

とにかく日本中であらゆる産業、文化に関する展示会が日々行われています。

展示会では多くの出展ブースで販促品として様々なグッズが活用さています。

ボールペンやLDEライトなど多種多様ですが、当然「ピンズ」も使用されています。

また展示会開催関係者が展示会ロゴなどをピンズにして着用する場合もあります。

しかしそういったピンズが出回るということはかなり少ないと言えます。

一般向けの展示会もありますが、多くはかなり狭い層をターゲットにしています。

また、数はそこそこあっても開催は数日という展示会の日程も一因でしょう。

それにこんなものを欲しがる人がいるのか…と無意識に思ってしまうのでしょうか。

いえいえ、ピンコレクターにとってはこんなものどころか「お宝」なのです。

2011 CEATC JAPAN & TOKYO MOTOR SHOW " TEAM TECHNOLOGY JAPAN "
Pins_2011_team_technology_japanシーテックはIT・エレクトロニクス産業関係の展示会で私も去年行ってきました。東京モーターショーは言わずと知れた日本で最も有名な展示会の1つでしょう。2011年の東日本大震災の発生を受け、同年の両展示会では復興支援で連携して「チーム・テクノロジー・ジャパン」を掲げました。

国内外の産業界や市場に対して日本のものづくりの逞しさを発信したのです。

これはそのロゴピンで2011年の両展示会の関係者が着用していたものです。

、、、ということは実はピンズを手に入れてから調べて分かったことです。

こうやって誰かが備忘録的に書かないといつの間にか完全に忘れ去られます。

皆さんもこれからは展示会に行ったらピンズの有無をよ~く確認してみましょう。

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2017年2月10日 (金)

姉妹都市のピンズ

ピンズは人と人とを結びつけるコミュニケーションツールでもあります。

ピントレードは個人間の繋がりを生み、やがて深い絆になる場合もあります。

時に個人間だけではなく、国や都市単位での友好に使用される場合もあります。

KYOTO - FLORENCE 50th ANNIVERSARY
Pins_kyoto_florence_50th_anniv京都とイタリアのフィレンツェは1964年に姉妹都市提携しました。これはその締結50周年を記念したピンズです。日本の古都京都とルネサンス発祥の花の都フィレンツェ、、、まさに伝統と格式を誇る両者は非常にお似合いの都市であるといえるでしょう。

ピンズにもそんな両都市の代表的な名所が重なるように描かれています。

このピンズという小さいアイテムが大きな絆の証となっているのですね!

これからもこういった友好や絆の証としてピンズは使われ続けるでしょう。

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2017年1月21日 (土)

国家行事とピンズ

先ほどまでテレビでアメリカの新大統領就任式を見ていました。

トランプ新大統領の演説は今までの主張を額装したような感じでしたね…

特に目新しくはありませんでしたが、1つの歴史の区切りだとは思います。

ニュース速報では米国のTPP離脱、NAFTAも交渉次第では離脱を伝えています。

TPPやNAFTAというのは加盟国同士の自由経済・自由貿易を目的としています。

仕組みとしては各国の利益の最大公約数作りを目的としていると言えます。

自国に不利な点、相手国の有利な点ばかりに囚われいては始まりません。

もちろん自国の利益を第一に考えるのが国家、政権だというのはそうでしょう。

しかし人間が一人で生きていけないのと同じに、一国では生きていけません。

トランプ大統領には是非ともその点をよく理解頂きたいものです。

さて、当ブログに似つかわしくない真面目なことを書いてしまいましたね。

ブログでは政治などの問題に立ち入らないことをモットーにしているのですが…

いやいや、ピンズといえどそういったことと無関係というわけではありません。

むしろ政治の世界ではピンズというものが多用されています。

観光推進、官庁主導の様々な運動、そして国家的行事などにおいてです。

G7 2016 ISE-SHIMA SUMMIT 倉敷教育大臣会合
Pins_2016_summit_kurashiki_educatio皆様のご記憶にも新しいかと思いますが、2016年の第42会先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)は三重県志摩市で開催されました。いつからかは詳しく知りませんが、近年サミットでは会合エンブレムが定められ、各国の首脳や関係者は期間中そのエンブレムのピンズを着用しています。本日紹介のピンズは本会議に先駆けて各国の教育大臣の会合を倉敷で行った際に関係者が着用していたものです。

サミットは先進国の首脳が集まるので国を挙げてのイベントと言えます。

また、開催地もこれを機に知名度を上げるチャンスと宣伝攻勢をかけます。

特に関係者ピンは入手難易度も高く、イベントピンとしてはかなり魅力があります。

今後もゆるキャラからサミットまで手広くご紹介出来ればと思います。
(サミットにもキャラクターができる日が来るかもしれませんね(笑))

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2016年6月 4日 (土)

ピンズと視認性

ピンズはメッセージツールとして多く利用されています。

それを着用することで主張などのメッセージを外部の人に伝えるのです。

そういう場合、まず一目見て分かりやすいものでなければいけません。

製作時に大きさ、配色、形など様々な要素を考慮する必要があります。

しかし、ピンズが出来上がってきてから初めて分かることもあります。

最近、ネットであるピンズを見つけました。パッと見持っているものです。

しかし、ある違和感を覚えたのです。何かが違う、、、と。

外出先のため確認することができなかったのですが、とりあえず入手を…

それが家に届いてから持っているものと比較すると…確かに違いました!

チーバくん パープルリボン&オレンジリボン
Pins_chibakun_purple_et_orange_ribb左のピンズはかなり前から持っていたもの、右のものが今回新たに手に入れたものです。千葉市が製作した配偶者からの女性の暴力や児童虐待、いわゆるDV根絶を訴えたピンズです。こう並べてみると一目瞭然ですが、大きさや形は一緒です。

何が違うのかというと、リボンが色差しからプリントへ変更になっています。

旧タイプではチーバくんの体の色と肝心のリボンが同系色で分かりづらいですね。

それに比べ新タイプではそのリボンの色がくっきりと浮かび上がって見えます。

プリントによるリボンの白い縁取りと鮮やかな色がそれを実現させたのです。

つまり、訴えたいものの視認性を格段に向上させることに成功したのです。

(チーバくんの体の色も若干変わっていますが、これは意図したものか不明です。)

これを見ると視認性というものがいかに大切であるかがよく分かります。

お役所仕事と侮ることなかれ、こういった改善には賛辞を贈りたいものです。

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2016年4月14日 (木)

ピンズで貢献

今晩熊本県で震度7を記録する大地震が発生し、今も多くの余震が発生しています。

被災された方々に心よりお見舞いすると共に、被害が拡大しないよう願っています。

震度7というとあの東日本大震災をどうしても思い出してしまいます。

私も当日実家で過ごしましたが、大きな余震が続き落ち着かない夜を過ごしました。

大津波、原発事故もあり今回と単純比較はできませんが天災は恐ろしいものです。

まだ被害状況の全容も明らかではありませんが、一刻も早い復旧を願うばかりです。

熊本県八代市八代港 × くまモン
Pins_yatsushiro_port_kumamonこれは八代市が八代港を利用の荷主企業などへの礼と更なる利用拡大をお願いする趣旨で贈呈されているピンズです。言うまでもありませんが、くまモンは熊本県PRマスコットキャラクターです。現在ではゆるキャラ界のKINGとして君臨していて、その経済効果も絶大です。

日本全国のみならず海外へも進出し、世界的なキャラになりつつあります。

東日本大震災では様々な復興ピンが出て、私も都度寄付をさせて頂きました。

今回の大地震の復興にもくまモンピンが貢献してくれるものと期待しています。

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2016年1月 5日 (火)

年頭のピンズ

明けましておめでとうございます。

昨日今日と仕事始めの方も多いのではないでしょうか。

今年も健康でピンズに仕事にと順調に過ごしたいものです。

ところで新年にあたりどんなピンズをご紹介するか多少迷いました。

しかし、去年からご紹介しようと思っていましたこちらのピンズにしました。

熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会 くまもと県産 い草畳表 くまもん
Pins_kumamon_igusa_tatamiこのピンズは熊本県のいぐさ・畳表産地の活性化と安定的振興に寄与することを目的として設立された「熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会」のPR用に作成されたものです。いぐさの日本における主な産地は熊本県八代地方であり、国産畳表の8~9割のシェアを誇ります。しかし、私がそれを知ったのはこのピンズを通じてでした。ピンズを知らなければその事実に生涯気づかなかった可能性すらあります。

少なくともこのピンズは私に対してその役割を120%果たしたのです。

そして何より、くまモンという絶対的ゆるキャラ王の存在が大きいでしょう。

くまモンは様々な熊本県の産業PRに使用されています。

グッズのみならず2次的、3次的な波及効果はいかばかりと感心します。

くまモンの御威光にあやかりたい…と思い年頭のピンズとさせて頂きます。

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2015年9月 7日 (月)

調査のピンズ

先日帰宅すると親が「国勢調査がきたから書かないと・・・」とブツブツ言っていました。

「国勢調査…今年は調査年なのか…というかまだやっていたのか」という感じでした。

幼い頃より言葉は耳にしていましたが、具体的に関わったという覚えがありません。

しかし…しかし!そんな私でも国勢調査のピンズは持っていたのです!

2010年 国勢調査 センサスくん
Pins_japanese_census_2010国勢調査は基本的には5年ごとに行われる日本に居住している全ての人及び世帯を対象として実施される統計調査で、国内の人口、世帯、産業構造等などについて調査が行われます。国勢調査は英語で"Census"ということで、イメージキャラクターも「センサスくん」なのでしょう。2015年のキャンペーンHPを見ると有名人を起用して総務省の力を入れていますね。

そしてセンサスくんも時代背景から左手にはスマホを持っています。

もう10年後には紙ベースの調査はなくなっているのでは、、、と思います。

但し販促用のピンズをスマホの壁紙とかに替えないで頂きたいものですね!

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2015年3月12日 (木)

子育てとピンズ

ピンズはメッセージツールとして様々な局面で使用されています。

その製作者も国際的機関、政府機関、企業から個人までと実に幅広いのです。

内閣府 すくすくジャパン
Pins_cabinet_office_sukusuku_japan「子ども・子育て支援新制度」は平成24年成立の子ども・子育て関連3法に基づく制度です。日本の深刻な少子高齢化対策に政府も懸命です。「すくすくジャパン」はその制度を広く国民に周知させるために内閣府が作成したシンボルマークで少子化対策、育児支援の様々な関連イベントなどで使用されています。

広く知らしめるメッセージツールといえば、、、当然ピンズの出番というわけです。

まぁ、少子化問題に貢献できていない私が言うのも何なんですが、、、

その代わりにこのピンズをご紹介することで代えさせて頂きます!

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2015年3月11日 (水)

復興のピンズ

あれから4年、、、この日にブログを更新しようという気持ちにやっとなりました。

まずは東日本大震災でお亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表します

また、被災されてご苦労されてきた方々に衷心よりお見舞い申し上げます。

そして復興に関わって奮闘されている方々により一層の助力をお願い致します。

あの日は私にとっても悪夢のような一日であり、忘れられない記憶になりました。

あの頃はがれき処理関連の機器のメーカー勤務で自分なりにお手伝いしてきました。

しかし復興はまだ半ば、地域によっては4年経った今でもまだ先が見えません。

福島県商工会議所 女性会連合会 「浜・中・会津 心はひとつ福島」
Pins_one_fukusima福島県は東西に長い地形ですが、越後、奥羽という2つの山脈により浜通り・中通り・会津の3つの地域に分かれています。高い山による隔たりがあるため、3地域は歴史的にも交流が少なくお互いに同県としての帰属意識が少ないと聞きます。あの未曽有の大災害で福島県は原発事故という一番の災厄を背負っています。

原発の廃炉や除染、有害な除染廃棄物の処分場の問題等々課題は山積みです。

日本国民全員の総力が必要ですが、まず福島県の結束をうたったピンズです。

この様な復興をスローガンとしたピンズは震災後に数多く作られてきました。

そう、メッセージツールであるピンズはこういう局面でこそ役に立って欲しいです。

福島が被災地がそして日本全体があの災厄から復興できる日を切に願っています。

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2015年3月 7日 (土)

友好とピンズ

ピンズはトレードなどを通じて人と人を結びつけるアイテムでもあります。

私も過去に幾つかピンズを作りましたが、ピン友の中にも作られている方がいます。

ピンズを通じて色々な方々と交流を持つというのは実に楽しいものです。

ピンズ収集は年齢、性別、国籍、その他諸々の一般的区別は重要ではありません。

ピントレードなどはいかに相手のことを考えて行動するかが重要な鍵になります。

時にはトレードではなく、タダでピンズを差し上げる場合もあります。

それは自分の気持ちをピンズに託すという役割をピンズにしてもらっているのです。

時には人という単位ではなく、国と国というレベルでもピンズは用いられています。

Pins_japan_netherlands_year_dick_brこれは5年ほど前に「日本オランダ年 2008-2009」を記念して製作されたピンズです。ピンズの図案はミッフィーの生みの親で知られるオランダのデザイナーであるディック・ブルーナ氏です。2008年は日蘭国交樹立150周年、2009年は二国間の通商関係400周年の節目であったのです。オランダは江戸時代に長崎の出島において西洋唯一の窓口であり続けました。

歴史的にも非常に古い結びつきを持つ国で、もっと身近に感じても良いと思います。

この様なピンズがより相互理解と友好を深める切っ掛けになって欲しいのもですね。

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