補完関係のピンズ
ピンズにはメッセージがはっきり読み取れるものとそうでないものがあります。
もちろんその受け手の知識・情報不足が原因である場合もあるでしょう。
それはどんな人を対象にしているか、ということも関係あります。
時に1つのピンズで表現するのではなく、組み合わせて表現する場合もあります
WACOAL CW-X 25th Anniversaryワコールが展開するスポーツウェアブランドのCW-X。ランナー向けのスポーツタイツが主力製品です。1991年の発売以来去年で25周年を迎えました。こちらは期間限定で一定額以上の購入者特典として配布されたピンズで2つのピンズがセットになっています。
一定額以上購入者限定ですから、ある程度ブランドを知った人が対象でしょう。
片方ではブランド名、25周年、スローガンを文字で主張しています。
もう片方は製品を着用したランナーの姿をモチーフにしています。
一方では文字で明確に、もう一方は絵でイメージを伝えようとしています。
この様に一方だけではできない役割を2つのピンズで補完し合っています。
リリース側のより明確に、楽しくメッセージを伝えたいという意志を感じます。
ブランド愛用者であればこの2つのピンズをどちらとも楽しめるでしょう。
世の中にはこれらを組み合わせて1つにしたピンズの方が多数派ですね。
そんな中、このような表現もあるという代表例ではないでしょうか。
本当にピンズというアイテムの表現の豊かさ、奥の深さには感心させられます。
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