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2016年9月 9日 (金)

変哲もないピンズ

我々コレクターがピンズの素性を判断する際にはまずそのピンズの「顔」を見ます。

多くのピンズにはそれが何者かを示す文字やマークがデザインされています。

マークやキャラクターのみの表記ではなかなか判断がつかないものもあります。

ピントレなどすぐに対応するにはそれらをなるべく多く覚える必要があります。

ですからピンコレクターは必然と雑学に強くなるのでしょう。

逆に雑学に興味がある人たちがピンコレクターの要素を色濃く持つのかも…

ただ、その知識をもってしても顔を見ただけでは判断できないものもあります。

Pins_2020_tokyo_olympic_bid_07sep20こちらは国旗のピンズですね。アルゼンチンと日本。二国間の友好を示すのにこういったピンズがよく作られることがあります。表のデザインだけを見ると何の変哲もないアルゼンチンと日本の友好国旗のピンズとしか言えません。

2013年9月7日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されたIOC総会、、、

そう、そこで2020年東京オリンピック・パラリンピックの招致が決定したのです。

125th_ioc_sessionこれはその際に現地に赴いた東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会のメンバーが着けていた日本×アルゼンチンの国旗ピンなのです。

まさにあの歴史的瞬間に立ち会った特別なピンズと言えるでしょう。

逆にその場所その時間以外では使われることのないピンズでもあります。

裏にはしっかりとその証が刻印されていますが…お見せしません(笑)

変哲もないピンズと侮るなかれ、それは超お宝ピンかもしれませんよ。

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