パラリンピックのピンズ
ついにリオデジャネイロパラリンピックが開幕しましたね。
近年、日本国内もそうですが世界的にパラリンピックへの関心が高まっています。
確かにパラリンピック競技にはオリンピックのそれとはまた違う魅力があります。
もう数か月前になりますが私もそれを実際に間近で見ることが出来ました。
今年のGW期間中に銀座で"NO LIMITS SPECIAL GINZA &TOKYO"が開催されました。これはパラリンピック競技の魅力を世間一般に伝えるイベントです。特に銀座の中央通りにテニスコートを作ってしまう試みは素敵です。私はこのイベントのことを知って買い物がてら早めに出掛けました。そして観覧整理券を配られる辺りに行くと…何と1番を頂いてしまいました!
見ているとみるみるうちにテニスコートをはじめ設営が進められていきます。整理番号順の観覧席順なので、コートサイド最前列中央の見通しが良い席でした。
出演者はリオパラリンピックでの活躍が期待される方々が中心です。
車いすテニスの国枝慎吾さん、齋田 悟司さん、上地結衣さんやウィルチェアーラグビー 池崎 大輔さんなど一線級の選手陣です。
また「アスリートタレント」としてテニスの杉山愛さん、マラソンの高橋尚子さん、芸能界から武井壮さん、司会はフリーアナウンサーの久保純子さんという豪華布陣…
GWの頃ですからまだ都の首長は舛添都知事でしたね、、、オープニングセレモニーの後は車いすテニスのデモンストレーションです。杉山愛さん、武井壮さんがチャレンジされていましたが苦戦されていましたね!車いすの操作というのが健常者にとって非常に難しいと知りました。私もテニスプレーヤーですのでフェイス作りや体重移動など微妙な技術の難しさは身に染みて分かりますが、車いすを操作しながらのテニスとなると想像を絶します。
車いすテニスでは武井さんの方が杉山さんより上手く見えましたね。
これは「百獣の王」を目指す武井さんの運動センスのなせる業でしょうか。
車いすテニスの後はウェルチェアラグビーのデモが行われました。
体験+展示ブースでは様々な競技の紹介やトークショーが行われていました。
杉山愛さんのトークショーも直近で観覧させて頂きました。
2m先での有名人のトークショーというのはなかなかお目にかかれません。
パラリンピックはオリンピックと比べてマイナーなイメージを持たれています。
しかし、こうやって身近に選手、競技を目にすると新たな魅力を発見できます。
今後もこういった市民体験型のイベントを多く開催して欲しいものです。
一方でパラリンピックで作られるピンズの種類はオリンピックの1割以下でしょう。
ただ、ピンズという交流はパラリンピックにこそ相応しいものだと思います。
ピンコレクションに性別、国籍、年齢、地位、キャリアは無関係です。
交換することで言葉や意志を体現できるピンズに壁は存在しません。
確かにパラリンピックでは通常のピン交流に若干工夫が必要な点はあります。
目が不自由な方には点字や立体ピンなどピンズも進化すればよいのです。
手が不自由な方にはピンズの着脱を黙っていても容易に出来る人がするのです。
ピンズを交換した時のその笑顔が全人類共通の友好の挨拶となり得るのです。
最初にパラリンピックの名称で開催されたのが1964年の東京です。
2度のパラリンピック開催は初ですから、交流も一層進化して欲しいです。
パラリンピックを盛り上げる近道はズバリ、ピン交流にあります!
しかし、近年のオリンピック・パラリンピックのピントレードでは課題もあります。
まず容易にアクセスできて多くの人が交流できる場所の確保です。
また、そこで交流する人々の安全を確保するためのシステムの構築です。
リオ五輪では治安の問題から多くのピントレーダーが渡航を見合わせていました。
世界一安全な都市を謳う東京でやらずしてどこでやるというのでしょうか。
2012 LONDON PARALYMPICS "Japan Paralympic Committee"ロンドンパラリンピックで日本の出場選手が日本パラリンピック委員会から支給されたピンズです。オリンピックで言うNOCピン、パラリンピックなのでNPCピンということになります。選手の交流ツールであるピンズがオリパラピンの基本ですのでまさに王道のピンズです。あと4年、まだまだと思っているとアッと言う間です。準備はお早めに!
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