ピンズと視認性
ピンズはメッセージツールとして多く利用されています。
それを着用することで主張などのメッセージを外部の人に伝えるのです。
そういう場合、まず一目見て分かりやすいものでなければいけません。
製作時に大きさ、配色、形など様々な要素を考慮する必要があります。
しかし、ピンズが出来上がってきてから初めて分かることもあります。
最近、ネットであるピンズを見つけました。パッと見持っているものです。
しかし、ある違和感を覚えたのです。何かが違う、、、と。
外出先のため確認することができなかったのですが、とりあえず入手を…
それが家に届いてから持っているものと比較すると…確かに違いました!
チーバくん パープルリボン&オレンジリボン左のピンズはかなり前から持っていたもの、右のものが今回新たに手に入れたものです。千葉市が製作した配偶者からの女性の暴力や児童虐待、いわゆるDV根絶を訴えたピンズです。こう並べてみると一目瞭然ですが、大きさや形は一緒です。
何が違うのかというと、リボンが色差しからプリントへ変更になっています。
旧タイプではチーバくんの体の色と肝心のリボンが同系色で分かりづらいですね。
それに比べ新タイプではそのリボンの色がくっきりと浮かび上がって見えます。
プリントによるリボンの白い縁取りと鮮やかな色がそれを実現させたのです。
つまり、訴えたいものの視認性を格段に向上させることに成功したのです。
(チーバくんの体の色も若干変わっていますが、これは意図したものか不明です。)
これを見ると視認性というものがいかに大切であるかがよく分かります。
お役所仕事と侮ることなかれ、こういった改善には賛辞を贈りたいものです。
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