今年のピンズ
本日12月12日は「今年の漢字」が発表される日ですね。
世相を表す漢字を京都の清水寺で発表する年末の恒例行事となっています。
日本漢字能力検定協会のキャンペーンで日本全国からの公募で選ばれます。
と、いうことで当ブログも「今年のピンズ」を発表いたします。
「今年のピンズ」とは、私が今年に入ってから手に入れたピンズから選びます。
つまり!私が今年手に入れたピンズの中で最も気に入ったピンズです。
少なくとも数百個の中なら選ばれたピンズ、、、どんなんでしょう!
B.FENDI Ref.F383111フェンディの時計ピンはこのブログで一番最初にご紹介したピンズです。あれはまぁ、今見返すと正直画像も甘いしレア度以外特筆すべきところはありません。しかしこのピンズは最初に画像で見た瞬間戦慄を覚えました。時計自体バックルの形で文字盤のインデックスや金具にもステッチが入ったような特徴的なデザインが施されています。ツク棒部の"FF"ロゴデザイン、通常おざなりになる横から見ても竜頭の"FF"ロゴがきちんと入り、そして手首に沿った曲面に対応した湾曲まで精緻に再現されていることには驚きました。
まさに見た瞬間惚れ込んだピンズで、一年に一度あるかないかのことです。
しかもこれはフェンディが販売員さんに配布したピンズなのです。
ブティックでブランドの顔となり得るアイテムですから半端じゃないはずです。
これがピンズの元になったモデルの時計(型番 Ref.F383111)です。B.FENDIの"B"にはBUCKLE(バックル),BAG(バッグ),BEAUTY(ビューティー)の意味が込められています。同時に"BE FENDI"の意もあり、美とファッションを楽しむ生き方を表しています。このモデルの革ベルトはセレリアストラップでセレリアとはイタリア語で馬具のことです。フェンディのセレリアバッグは1920年に生産され、現在復刻品が定番化しています。この伝統的なトップステッチを時計のベルト・文字盤に採用したのです。
実際の時計の画像と見比べてみてピンズの再現度を確認するのも楽しいです。
今年の残り少ない日数でこれを超えるピンズは恐らく現れないでしょう。
しかしそれを敢えて追い求める…それでこそ真のピンコレクターの姿ですよね!
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