ピンズの包装
販売ピンにしろ非売ピンにしろ大体のピンズは初期包装されています。
箱に入っている場合もあれば、プラ袋にそのまま入っている場合もあります。
販売ピンは台紙付きでOPPか紙の穴付きタグが付いている場合が多いです。
ピンコレクターの中にはいわゆる「未開封新品」状態を好む方がいらっしゃいます。
特にオークションとかでそういった新品で集めていらっしゃる方に多いですね。
いい状態でピンズを保ちたい、という気持ちがそうさせるのでしょうね。
私も最初はそうでしたが、トレードピンが増えるにつれ、そのこだわりは薄れました。
何より、未開封状態だからといって必ずしも良い状態であるとは限らないのです。
ピンズを梱包するまでの過程では意外と多くの人手がかかっています。
梱包もほとんど人手でされていて、未開封なのに開けたら裏には指紋が…てことも。
やがて指紋が定着して、最終的には錆びが発生するケースもよく見かけます。
そこまではいかなくても経年で鏡面仕上げのメッキが曇っていることもあります。
初期の曇りであれば布等で拭けばとれますが、そのままでは定着してしまいます。
一概に未開封=良い状態とは言えないということなんですよね。
ただこれだけは開けられない、、、そういった例外的なピンズもあるんですよね。
1972 SAPPORO OLYMPIC HITACHI
札幌オリンピックで日立がリリースしたピンズです。「オリンピックを成功させよう」のスローガンから五輪開催前のものですね。台紙に財団法人スポーツ振興資金財団の証紙付きでこれはに未だに開けていません。かろうじて裏にHITACHIの刻印があることは確認しましたけどね。もう状態がどうのというよりこの形態がこのピンズとしての正しい姿に思えます。(とはいえかなり良い状態です)
ピンズの包装を開けるかどうかは、、、あなた次第デス!
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