私の好きなピンズ 9
「私の好きなピンズ」 静岡県 TAXMANさん
何年もコレクターを続けていると、“好きなピンズ”は数えきれないほどありますが、その中でも“特に思い出深いピンズ”について書きたいと思います。
2002年は日韓サッカーワールドカップが開催された年でした。当時ピンズ・コレクターとしては休眠状態だった私ですが、多種多様の素敵なW杯のピンズを見るに及んで眠っていたコレクター魂に火が付いてしまったのです。特にこの2つのピンズを手にした時には、もうすっかりピンズの虜になってしまいました。
左:ロシア代表チームと清水市(現静岡市清水区)
右:日本代表チームと磐田市
日本各地のコカコーラボトラーズが製作したピンズで、大会前に日本でキャンプを張った23のキャンプ地のうち16の各国代表チームの国旗とその土地を表すアイテムを描いたシリーズ物のうちの2つです。
地元の清水と磐田を紹介したピンズあると同時に、素晴らしいデザイン、重厚で良質なつくり、そして販売されたピンズではなくてコレクター泣かせの非売品であるという4拍子揃ったピンズ、まさに感動もののピンズでした。
この2つのピンズとの出会いはほんの始まりだったのです。そこで日本全国の各国のキャンプ地のピンズもあるはず、ならばそれを全部集めようと決めました。『コカコーラ・キャンプ地ピン』と名付けられたこのピンズですが、今でこそ全部で16種あることは知られていますが、当時はゴールが全く分からずコカコーラ本社に聞いても教えていただけず、暗中模索の状態での収集活動でした。1年近くかけて最後の1個を入手し全16種をコンプリートした時は『まさに天にも昇る思い』でした。
その収集過程での苦労話はまたの機会にするとして、このシリーズを収集するにあたって実に多くのことを学びました。ピンズ収集の喜び、ピンズ収集の仕方、オークションの利用方法、ピンズ・トレードの極意等などを学び、そして何よりこの時期に多くのピンズ・コレクターの仲間が出来、今でもとても大切な友であることが一番の収穫だったと思います。
この2つのピンズは私にとって、“ピンズ・コレクターとしての原点”であり、“私の好きなピンズ”であると同時に“私の一番思い出深いピンズ”であるといえるでしょう。
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「私の好きなピンズ」のトリを飾るのはTAXMAN'S MUSEUMの館長TAXMANさん!
さすがブログの更新頻度が高いだけあって短文ながら文章も素晴らしいです。
そう、私が思うに「地縁」のあるピンズというのは特別なものであると思います。
それは長野五輪、愛知万博を受けた地元のピンズブーム をみても明らかでしょう。
更にクオリティが高い企業もので希少価値まで高いと…コレクター垂涎のピンズです。
TAXMANさんや私を含めこういうピンズと出会った人は幸せ者ですよね!
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さて、これで今回の6周年SPピン企画「私の好きなピンズ」は幕となります。
本来であれば去年のうちにやりたかったのですが、遅くなり申し訳ありませんでした。
この企画を通じて皆様の思いを受け、ブログを続ける活力にしたいと思います。
最後にご応募頂きましたが選から漏れた方々には深くお詫び申し上げます。
皆々のご協力本当に有難うございました!
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