ピンズのクオリティ
よく人に「ピンズを幾つくらい持っているのか?」聞かれることがあります。
いつも「1万個かそれ以上…だと思います」、というような曖昧な答えしかできません。
だって仕方ありません。数えていないので正確な数字は分からないんですから。
そんな時にいつも心の中で「数じゃないんだよなぁ~。要は質ですよ!」という声が…
ただこの「質」というのも曖昧な観念で、何をもって良い・悪いとするのでしょうか。
普通「モノ」の「質」というと、品物の出来具合=品質を指すことが多いのでしょうね。
確かにピンズもそういう一面はあります。七宝とかプリントとか製法も気になります。
但しそれもあくまでベターかどうかというレベルで、絶対的な基準ではありません。
チープなプリントピンの方が重厚な本七宝ピンに勝るということもよくあります。
つまりピンズの質というのは自分にとっての好み、その一言ではないのかと思います。
だから、自分にとって良質なピンズは他人のそれとは必ずしも一致しません。
コレクションの指向性とピンズが完全に一致した時、、、
そのピンズは自分にとって無類のクオリティを誇るということになるのです。
SECTOR "Rowing Solo Transpacific"1991年にフランス人のジェラルド・ダボヒル氏が単独で手漕ぎボートでの太平洋横断に成功しました。ちなみに銚子港を7月発、ワシントンに11月着という134日の行程でした。航海中に台風に遭遇し転覆すること30回以上、、、シーズン的にもどうなんでしょうね?
その無謀とも言える冒険を支援したのがスポーツウォッチメーカーのセクターです。
過酷な旅程で装備のほ全ての機械が故障した中、時計だけは問題なく動いていた…
というおめでたい結果ということで、スポンサーのし甲斐もあったというものでしょう。
セクターはイタリアのデザインを生かし、高品質のスイス時計を製造しています。
世界最高峰のセンスとクオリティの融合、、、ある意味無敵の組み合わせですね。
ただこのピンズに関してはもうちょっとクオリティを上げてもらえれば、、、
(注:セクターはこんなピンズも作っていますからね!)
それでも、基本的にこのピンズは私の好きな時計メーカーのピンズであります。
ですから、基本的な質=好みはバッチリで、しかもベストな作りを望むという贅沢。
そんな贅沢なピンズを沢山望むのですから欲張りですね、ピンコレクターって!
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