ピンズと発想
ピンズは非常に小さいアイテムですが、その表現方法は無限とも思える時があります。
私もかなり多くのピンズを見てきましたが、見飽きるという事はありません。
最近手に入れたピンズでもその発想に驚かされたものがありましたっけ、、、
Canon "Les génies de l'écriture"これはキヤノンのピンズですね。キヤノンのピンズはあまり日本では見かけませんが、フレンチピンでは多く見掛けます。そういえばキヤノンは2010年のベスト・グローバル・ブランドでも日本企業ではトヨタ、ホンダに次ぐ順位で、世界的な評価が非常に高い企業なんですよね。これはワープロか何かのPRピンだと思いますが、製品の形からしてそこそこ古そうですね。
ちなみに書いてある言葉は「記述の天才」とでも訳せるのでしょうか。
最初手に取ったときは普通の重ねピンだと思いました。
裏を見るとダブルの針で留める仕様。キャッチを外すとあれれ、、、2つに分かれちゃったよ… 留めてあるビスが壊れて上下のパーツが外れたのかと思いました。それは過去に経験したことがあります。
ただ、そのビスと思っていた部分をよく見てみると、ビスではなく上のピンズの回り止めでした。それが下のピンズの穴に収まるようになっています。そして上の針を通す穴が下のパーツに開いているということは… 初めから上下が分かれる仕様なのです。
そう、上下を重ねても、それぞれ単体でも1つのピンズとして成立するのです。
何と言いましょうか、そう、「重ねパズルピン」とでもいうべき構造なんですね。
表も見ても一目瞭然で、両方に社名と「記述の天才」という言葉が記されています。
重ねピンの発展系とも言えますが、ちょっとした発想で大きな驚きが生まれるのです。
これからもどんな新しい発想のピンズに出えるのか、、、楽しみにしております!
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