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2010年9月30日 (木)

ピンズは地域を越えて

さて、愛知万博閉幕5周年第45回ピンバッジ交換会も盛況のうちに閉会しました。

愛知のピントレ会はこれで3回目の参加になりますが、毎回大満足です。

それではピントレ後恒例ですが、ピン果を一部ご紹介させてもらいます。

愛・地球博 東海テレビ (モリゾー & キッコロ × ヤッパくん & モットくん)
Pins_expo_2005_aichi_japan_tokai_tv今回の大きな目標の1つがこのピンズを手に入れることでした。地球博のキャラクターであるモリコロと東海テレビのキャラクターであるヤッパ星人の兄弟のコラボです。モリコロは地球博終了後、故郷の森に帰ったもののすぐに戻ってきました。

それに対してヤッパ星人の兄弟は2007年に故郷のヤッパ星に帰ったままですね。

その意味このコラボは貴重ですし、デザイン的にも抜きが有効的な良いピンズです。

せと・まるっとミュージアム
Pins_setomarutto_museum2005年の愛・地球博を契機にして瀬戸市全体を美術館・博物館に見立てた街づくり・PRをするという運動が「せと・まるっとミュージアム」だそうです。瀬戸といえば瀬戸物。陶磁器の代名詞ですね。このピンズは金属のフレームに瀬戸物がはまっているというかなり変わった作りになっています。麻雀牌みたいだなぁと最初思いましたが、他の方もそう言われていましたね。どちらにしても瀬戸を代表する顔として瀬戸物をピンズにするのはアイデアですね。

GREEN WAVE 2010 中日新聞社 ドアラ & 名古屋市 だなも
Pins_green_wave_2010生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が本年名古屋で開催されます。その事務局が呼びかけてグリーンウェーブ2010という植樹のキャンペーンが全国展開されています。協賛団体として中日ドラゴンズも名を連ねています。球団マスコットのドアラは有名ですね。

また、本年名古屋市開府400年を迎え、様々なイベントが展開されています。

そのマスコットとして「はち丸」が有名ですが、やっとカメの「だなも」君もいます。

だなも君は美しい自然と平和、スローライフを求めているそうで、環境関連担当ですね。

ドアラとだなも君のコラボで2010年の名古屋を象徴するピンズと言えるでしょう。

ここまではいかにも名古屋でのピントレで手に入りそうなピンズですよね。

ただ、マルチジャンルの私がそれで納まるはずはありません。

以下にご紹介するものは本当に名古屋でのピントレ?っていう感じになっています。

2010年12月4日 東北新幹線新青森駅開業 「一路青森。」
Pins_ichiro_aomori_shinkansen現在八戸駅が東北新幹線の終着駅ですが、12月には新青森まで延伸します。そこで青森PRの好機と見て、青森市が中心となり「一路青森。」をスローガンにキャンペーンを展開しています。新幹線と名産のリンゴをデザインに入れた良いロゴピンですよね。

桜追い人さんのブログで見て以来欲しかったので大変嬉しかったです。

根元 八幡屋礒五郎 七味唐辛子
Pins長野にはピンズを契機に行く機会が増えました。その長野の飲食店やお土産物屋でよく見かけるのがこのパッケージの七味です。正直東京では見たことがなかったので(ほぼS&Bかな)、とても新鮮に映りました。根元 八幡屋礒五郎は江戸時代に開業し200年以上の歴史を誇る老舗です。善光寺参りの土産として軽くてかさばらないということで人気が出たそうです。

何と帰りの道中では関所で通行手形代わりに七味の袋を見せるとパスだったとか。

私もお土産に頂いたりして重宝させて頂いております。大変風味が良いですね。

ピンズの方も細部までこだわり、裏もシリアルナンバー入りの素晴らしい出来です。

地方を代表する「味」をピンズという形で持っていられるのは乙なものです。

こういった動きが日本全国で展開されることを望んで止みませんなぁ、、、

Yokoso 大洗
Pins_yokoso_oarai新日本観光地100選にも選ばれている茨城県の大洗。ピンズにも描かれている「神磯の鳥居」は有名ですよね。これは「Yokosoピン」に入れていいものかどうか迷いますが、一応北方領土の‐もあるし(!は無いけど)準会員認定です。ピンズとしてはかなりしっかり作ってありますよ。このピンズは非売かお土産か分かりませんが、このレベルであればお土産ピンとしても納得なんですけどね。

ゆめ半島 千葉国体 + 千葉大会 2010 チーバくん × 7-ELEVEn
Pins_7elevenピントレ開催日から始まった千葉国体。かなり前からマスコットのチーバくんを活用したPRが行われていましたね。横から見ると千葉県の形をしているという何とも愛嬌のあるマスコットですね。チーバくんのデザインはスイカペンギンと同じ坂崎千春さんだそうです。先日のホークスピンと同じくセブン-イレブンの制服を着ています。台紙も素敵です。入手元はねこぴんさん

この勢いで7-11には世のキャラクター全てに制服を着せて欲しいものです。

2008 よこすか京急沿線ウォーク 完歩賞
Pins_keihin_electric_express_railwa京急沿線住民としてはこのピンズは見逃せませんでした。毎年数回、10km強をウォーキングするイベントらしいですね。沿線と言えど横須賀は遠いのでちっとも知りませんでした。私にとって初京急ピンとなりました。ピンズ広場さん、有難うございました!

TBS high HDTV BROADCAST
Pins_tbs_high_hdtv_broadcast先日ご紹介した世界バレー2010のピンズと交換(1対1ではありませんが)したのがこのピンズです。情報によると長野オリンピックの1998年当時にはもうあったものらしく、そうなるとかなり前のピンズですよね。メディアものでとっても可愛いピンズなので気に入っています。その他今回手に入れられたピンズの総数は40個以上にのぼりました。

愛知の方々の熱く、そしてフレンドリーな雰囲気を楽しませて頂きました。

いつまでもこの会が続き、そして全国でピンズを通じた交流も広がって欲しいですね。

最後に、主催の幹事の方々に心から御礼を申し上げます。有難うございました!

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2010年9月22日 (水)

三拍子揃ったピンズ

「愛知万博閉幕5周年第45回ピンバッジ交換会」の開催が迫ってきましたね。

私も非常に楽しみにしていますが、参加予定の皆様の準備はいかがでしょうか。

準備というと、ハンカチ・着替・携帯の充電器にお弁当に、おやつは500円まで、、、

、、、って遠足じゃないんですよね。当然ピントレの準備といえばピンズです…

ただ、愛知万博のピントレですから万博ピンが主役というのは百も承知です。

私も万博ピンは集めていますし、欲しいピンズも沢山あります。

但し、本場地元の方には到底かなわないわけですが楽しみ方は幾つもあります。

ピンズというのは私にとってジャンルを越えた共通語のようなものです。

どのジャンルを好まれるかは別にして、皆さん独自のピンズ目線をお持ちです。

愛知にもマルチジャンルコレクターの方も数多くいらっしゃいますしね。

また、今回は長野や東京方面や静岡からも色々なジャンルの方が集われます。

そういった色々な方が集まるからこそ、毎回面白いトレードが出来るのです。

2010 FIVB WOMEN'S VOLLEYBALL WORLD CHAMPIONSHIPS JAPAN "TBS JVA"
Pins_tbs_2010_volleyball_world_chamピントレ当日に開幕の男子大会、そして10月には女子大会の世界バレー(女子大会の正式名称:2010年バレーボール女子世界選手権)」が開幕します。旬のピンズである。メディア系で希少である。ピンズの出来が良い(小粒で立体感もあります!) 。という三拍子揃ったピンズです。間に合ってよかった…交換用は1つだけですが、どんなピンズとトレードできるのか今から楽しみです。

それではご参加の皆様、よろしくお願い致します。m(_ _)m

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2010年9月21日 (火)

宿敵のピンズ

我が西武ライオンズはホークスとの3連戦で何と三立てをくらってしまいました。

振り向けばソフトバンク、、、マジックが一向に減りません!

やっぱり投手力は大きいですよね。西武の先発陣は涌井の次が帆足…(岸ィ!)

ソフトバンクの和田・杉内の二枚看板と比べるとちょっと頼りないかなぁ。

あの80~90年代中盤までの黄金時代と比べると寂しい限りですね。

まっ、宿敵あってこその楽しさを味わっている…そう思うことにしましょう、、、

Fukuoka Softbank Hawks × 7-ELEVEn
Pins_softbank_hawks_7elevenそして今日も手に入ったのはその宿敵、福岡ソフトバンクホークス×セブン-イレブンのコラボピンです。このピンズのポイントは単にロゴでコラボしてるのではなく、ホークスのマスコットがセブン-イレブンの店員さんと同じ上着を着ていますね。あーあ、これがレオとライナだったらなぁ…同じ様な事をちょっと前に言った気が…こうなったらサークルKサンクスでもミニストップでもどこでも構いません。

宿敵がクリアしているピンズでの劣勢を何とか覆して欲しいものです。

何はともあれ、祈!!ペナント優勝、日本シリーズ進出、そして日本一です!!!

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2010年9月19日 (日)

ピンズと課題

ピンズコレクションにおいて課題を持って集めるということは大切だと思います。

ただ目にとまったピンズを集め続けるというのは結構大変ではないでしょうかね。

私のコレクションもブログだけで見ると、ただ集めているだけに見えるかもしれません。

しかし、実際には各分野毎に課題をもって集めているのです。(少なくともそのつもり)

具体的にはジャンルとして「こういう構成にしたい」という大枠での課題があります。

それと並行してですが、「このピンズが欲しい」という小さな課題もあります。

ただ、「このピンズが欲しい」といっても全て知っているピンズとは限りません。

中にはこのピンズがあったらいいな、という視点で探し続けているものもあります。

Chivas Brothers Ltd. "Royal Salute 21 Year Old" Green Bottle
Pins_chivas_brothers_royal_salute_2ブレンディッド・スコッチの名門、シーバス・ブラザーズ社(創業1801年:シーバス・リーガルで有名)が製造するプレミアムウイスキーがロイヤルサルートです。英国女王エリザベス2世の戴冠式を祝して発売されました。式典で鳴らされる21発の祝砲にちなんで21年以上熟成された原酒のみをブレンドした高級酒です。今までに私も数度飲んだことがありますが、文句なく旨い酒です(コニャックみたい)。社会人になって何度目かの給料日に父に贈ったこともあります。

そしてお酒関係のピンズを意識し始めてからこのピンズがないか常に探していました。

シーバス・リーガルのピンズは何種類もあり、私もいくつかは持っていました。

しかし、ロイヤルサルートピンに関しては???という手探り状態でした。

それだけにこれを発見した時、そして手に入れた時の感動は格別なものがありました。

さて、このお酒はその中身のみならず、容器も威厳のある陶製を採用しています。

その容器には赤・青・緑の三種があります。(私が父に贈ったのは青だったかな…)

ルビー、サファイア、エメラルドを表しているそうですが、このピンズは緑、、、

ということはピンズも3種類あるんでしょうかね、普通に考えると!

ということで今後の課題にロイヤルサルートの赤・青ピンも加わったのでした、、、

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2010年9月16日 (木)

人気とピンズ

ピンズを集めていると実に多くのスポーツ関係のピンズを目にします。

オリンピックやワールドカップ、野球にテニスにゴルフ等々枚挙に暇がありません。

ある意味、ほとんど全てのスポーツにピンズは存在すると言って過言ではありません。

しかしリリース量・種類という観点で考えると、種目ごとに大きな開きがあります。

V.LEAGUE 40th ANNIVERSARY
Pins_vleague_40th_anniversary日本のバレーボールは1967年に日本リーグが発足。かつては五輪でもメダルの常連国でした。しかし、1984年のロス五輪以降は低迷。人気も同じく下降線をたどっていきました。1993年のJリーグ発足に触発され、バレーボールでもプロ化が検討されました。94年にはプロ化を前提にしたVリーグが開幕。

従来のVリーグはプレミアリーグに、下部のV1リーグはチャレンジリーグに再編成。

1996年には下部組織であるV1リーグもVリーグ機構に加入しました。

しかし、システムやスポンサーの問題からプロ化は容易に進みませんでした。

このピンズは日本リーグから数えて40周年の1996年にリリースされたものです。

私もバレーボールというと子供の頃に見た五輪での日本チームの活躍が印象的です。

確かにTVで放映されるプロ野球と比べると、五輪は注目される数少ない機会です。

そしてピンズもそのスポーツの人気と比例して数が多くなっています。

実際ネットオークションでもバレーボール関係のピンズは非常に少ないですね。

唯一定期的に発行されているのはワールドカップや春高関係のピンズでしょうかね。

逆にプロ野球のピンズはチームピンをはじめ山ほど検索に引っかかってきます。

やっぱりスポーツ、特にプロは人気商売の厳しい世界なんだなぁと改めて感じます。

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2010年9月12日 (日)

パッケージのピンズ

企業が宣伝のために製作したピンズは当ブログでも数多くご紹介してきました。

その中でも製品のイメージをダイレクトに伝えるにはどうしたらよいか、、、

特に世間一般で広く知られている商品であれば小細工をする必要はありません。

製品のパッケージをピンズにする、そうそれが一番効果があるのでしょう。

Andy Warhol "Campbell's Tomato Soup"
Pins_andy_warhol_campbells_tomato_sキャンベルスープは世界的に有名なスープ缶です。実際に口にされた方も多いでしょう。1960年代にはアンディー=ウォーホルの作品のモデルにもなりました。このピンズはそのアンディの作品をピンズにしたものです。特に濃縮トマトスープ缶は売上上位の商品です。缶に描かれた金メダルは1900年のパリ万博に出品して受賞した記念だそうです。そのメダルを中央に赤と白を配したパッケージはその頃からほとんど変わっていません。もう2010年ですから100年も前のデザインです。

歴史を感じますね~古くから変わらないものには普遍的な魅力があるのだと思います。

それを身に着けたり飾ったりすることで商品に対する愛着もより大きくなります。

コレクションとしては、そういったものを並べたりして楽しんだりもできます。

食品パッケージのピンズだけ集めてピンズキッチンなんて、、、何か面白そうですね!

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2010年9月 6日 (月)

ピンズのガイド

ピンズというものは本当に奥深いものだなと常々思っています。

ピンズを作る意思と作るための費用があれば誰でも作れますからね。

それが故に多くの企業・団体で社章、記念品、販促品と広く活用されています。

我々コレクターは便宜上それを「ジャンル」という形で区分しています。

そしてほとんどの方は自分が主とするジャンルを持ち、それに沿って集めています。

但し、あくまでそれは自分が集めた情報だけに頼るところが大きいものです。

その地道な努力はそれでまた面白いのですが、いかんせん限界があります。

Tokyo Disneyland "Premium Tour"
Pins_tokyo_disneyland_premium_tour東京ディズニーランドのプライベートガイドツアーがプレミアムツアーです。ディズニーホテルの宿泊予約をした人だけが事前予約できます。約3時間のツアーですが、グループで申し込んでガイドさんが案内してくれます。ファストパスルートを使用して人気アトラクションを巡れるなどの特典もあります。

そしてピンコレクターにとっての最大の特典はこのピンズを頂けることですね。

ディズニーピンそれ1つだけでもとてつもない奥深い世界が広がっています。

オリンピックやワールドカップ、その他多くのジャンルにも同じ事が言えます。

しかし、その奥深い世界にガイドとなるような公式なカタログや団体はありません。

そんな中、コレクターが独自で作成・公開しているHPやブログは大変参考になります。

当ブログも世間の方にピンズの魅力を知って頂きたいという思いで始めました。

そう、ささやかながらコレクションのガイドとしてお役に立てれば幸いだと思います。

逆に情報を頂いて私がコレクションの参考にさせて頂いたという事例もあります。

そうやって皆でガイドをしあってピンコレクションをより楽しんでいきたいものですね。

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2010年9月 5日 (日)

企業とピンズ

先週興味深い話題として、「青汁」で有名なキューサイ買収のニュースがありました。

買収したのは西日本地区のコカ・コーラのボトラーである「コカ・コーラウエスト」。

青汁といえばあの「まずい!もう一杯!」というCMで余りにも有名ですね。

ネガティブイメージを前面に押し出すという前代未聞のCMは強烈でしたよね。

それが爽やかさを売りにするコカ・コーラブランドに買収されるとは、、、

確かに健康食品市場はこれからも成長が見込める分野だとは思います。

それにしても余りにも両社のイメージがマッチせずちょっと驚きです。

コカ・コーラが誕生したのが1886年。日本でいうと明治19年となります。

その後アメリカの、ひいては資本主義の象徴として世界中に広がっていきました。

コカ・コーラ 100周年記念
Pins_coka_cola_100th_anniversaryこのピンズはその誕生100周年を記念して日本コカ・コーラが1986年にリリースしたものです。2009年の調査でもコカ・コーラは世界で最も価値のあるブランドとされています。これからも世界的戦略をもってブランド価値を高めていくのでしょうね。現在の円高で多くの日本企業が苦しんでいます。新興国の台頭も著しいものがあります。

日本企業には逆境にあっても「ジャパンブランド」を高めていって欲しいものです。

そしてピンズのほうでも、、、頑張って欲しいものですね!

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2010年9月 3日 (金)

ピンズの検証

ピンズを集めているとそのピンズにまつわる由来が不明なものがあります。

そんなピンズは主にインターネットやピン仲間などからの情報を基に検証します。

はっきりと分かればいいのですが、結局分からずじまいのことも多いのです。

そういった場合は、ひとまず自分なりに立てた推測で検証終了となります。

先日某ネットオークションで2002年のワールドカップのピンズに目が留まりました。

それも50個ほどまとめての出品ですがその中に私の見たことのないピンズがあります。

見たことのないピンズとはマスターカード(&アディダスのダブルネームか?)ピンです。

確かにこの世の中には私の知らないピンズが山ほどあります。

しかし2002年ワールドカップのピンズは開催時からずっと追い続けています。

ですから、画像すら見たことがないというスポンサーピンはもう無いと思っていました。

また、出品内容からコレクターによる収集物ではないような気がしていました。

無事落札できたのですが、やはり個人ではなく企業による出品でした。

その企業をネットで調べてみると販促品なども扱っている会社だったんですね。

2002 FIFA WORLD CUP "MasterCard & FEVERNOVA (adidas)"
Pins_2002_fifa_world_cup_mastercard実物を手に入れ早速検証です。2002年の日韓ワールドカップの公式球「フィーバーノヴァ」をベースにマスターカードのロゴ、"OFFICIAL CARD"の刻印と大会エンブレム、、、ボールの上部には日韓の国旗が重ねて留めてあります。裏を見ると©1999 FIFA TMの刻印。全体的に作りは雑でなくエンブレムの配色や刻印を見ても、これは全く問題のないオフィシャルピンとの判定となります。

しかし、非常にサイズがデカイ!ボールの直径60mm、重量は65gほどあります。

しかも裏の針はたった一本、、、このサイズのものでしたら最低2本ないといけません。

どちらにしても襟元や帽子に着ける用途でないことは確かですね。

両面テープの貼付け跡もあります。それも雑でなくきっちりと2箇所測ったようにです。

つまり針だけでもたせるのではなく、両面テープを貼って固定していたということです。

①このピンズの入手元がコレクターではなく販促品も扱う企業である。
②今までにこのピンズの画像すら見たことがない。
③作りは雑でなく、ロゴや刻印におかしなところもない。
④サイズが異常にデカイ。(普通の販促ピンではない)
⑤針が1本の上、両面テープの貼付け跡がある。(針だけで留める前提ではない)
⑥一緒に手に入れたエンブレムピンは色違いで8種あり、サンプルのようである。

このことから、企画段階で正式リリースが没になったサンプル品と推測します。

それも額装を前提にしたもので、そのセンターを飾るピンズと考えてよいのでは…

この周辺を飾りそうなピンズはありませんでしたが、そう考えると納得できます。

まぁ、これはあくまで今までの経験や入手経緯、実物の検証に基づく私の推測です。

数日前に一応マスターカードにメールを打ちましたが、返事はありません。

そもそも推測通りサンプルピンだったら、マスターカードでも分かる人はいないでしょう。

万が一このピンズについて何か御存じだったり、セットをお持ちになられている方、、、

そういう方がいらっしゃれば是非ご一報ください!

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