ピンズの採点ポイント
五輪ではジャンプの個人ラージヒルで葛西選手が決勝2本目に大ジャンプ。
決勝の1本目21位から巻き返し、日本選手最高位の8位入賞となりました。
葛西選手は独特のスタイルから「カミカゼ・カサイ」との異名を持っています。
海外でも人気があり、葛西選手のジャンプを参考にする選手も多いそうです。
テレビで解説されていましたが、ポイントは飛距離だけではありません。
空中での姿勢(飛型)、着地姿勢も採点され飛距離と合わせて得点が決まります。
ピンズでも同じで恐らく無意識のうちにでしょうが、自分なりに採点をしているのです。
やはり自分の好みのジャンルであるかどうか、これは基本点になります。
メジャーなジャンルですと更に細かい種別があり、これも好みが分かれます。
例えば五輪ですと、スポンサー・メディア・NOCなどの種別がこれにあたります。
人により異なりますが、販売か非売か、製造数量、価格(相場)も要素の1つです。
デザインも基本の構図、製法、大きさ、厚み、仕掛の有無、留具の仕様等々、、、
細かく挙げていくとキリがありませんが、その採点ポイントは多岐にわたります。
そしてそのピンズを手に入れる経緯など、「思い出ポイント」も時に決め手となります。
上記のような採点ポイントが人により千差万別だからこそピンズは面白いのでしょう。
これはMercedes-Benzのピンズです。日本だけでなく、メルセデス・ベンツは高級車の代名詞で、ピンズも人気があります。何より私はこのピンズの芸術点(デザイン)を高く評価します。
車のボディラインやホイールなどは緻密過ぎず粗過ぎない適度な描写です。
運転手もデフォルメされていますが、助手席には髪をなびかせた女性ですね。
また車の後方に少しだけ背景を描く事により、情景全体を連想させます。
確かに背景を車の全周に描く手もありますが、大きくなりキレを失います。
厚みも十分で、デザイン的にバランスをよく考えられた良ピンと言えるでしょう。
裏を見れば納得のArthus-Bertrand製ということで、芸術点は満点に近いですね。
今後も自分にとって「高得点ピン」の登場を期待せずにはいられません。
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