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2010年2月28日 (日)

東京がひとつになる日とピンズ

さて、バンクーバーオリンピックもいよいよ閉幕間近となりました。

氷上・雪上ながら熱い戦いを世界中に見せてくれた全選手に感謝します。

ところで今日は東京マラソン2010の開催日でもあります。

東京マラソンといえば、毎年走っているryuさん…今年も走りますよね?

急に寒くなりましたが、体調に気をつけて走ってください。

ところで東京マラソンは「東京オリンピック構想」のPRも兼ね2007年からの開催です。

そのスローガンは「東京がひとつになる日」ということで都を挙げたイベントです。

オリンピック招致PRで東京をひとつにするのは、、、ピンズが必要じゃないですか?!

五輪でも多用され、人をつなぐコミュニケーションツールとしてピンズはベストです。

確かに2007年から多少のピンズは出ていました。しかしあれから4年間、、、

ピンズが大きな展開をみせることなく、増えるどころかむしろ減る傾向です。

特にピンコレクターとして、これはかなり憂慮すべき事態だなぁと思いました。

ということでryuさん応援&ピン文化の拡大を祈念し、今回はマラソンピンです。

TOKYO MARATHON 2010 "SEIKO"
Pins_tokyo_marathon_2010_seiko今年も出してくれましたセイコーのピンズ。さすが元オリンピックスポンサーだけあってピン文化をよく理解されていらっしゃいます。このピンズがないと東京マラソンは始まらないという感じです(個人的に)。毎回年号違いだけで同デザインというのもイイですね。これからもピンズを出し続けて欲しいと切に願っております。他の協賛各社さん、、、頑張ってくださいね!!

DUBLIN MARATHON 2008 "adidas & Lifestyle Sports"
Pins_dublin_marathon_2008_adidas_liアイルランド最大の市民マラソンであるダブリンマラソン。暖かい沿道の応援から別名「フレンドリー・マラソン」と呼ばれているそうです。

スポンサーのアディダスとライフスタイルスポーツのロゴ入りの素敵なピンズですね。

Los Angeles Marathon 1987 "Coca-Cola Kodak Pan-Am VONS"
Pins_los_angeles_marathon_1987_cocaロサンゼルスオリンピックを記念して毎年開催されているロサンゼルスマラソン。以前にもホンダセブンアップのピンズをご紹介しましたね。今回は何と1つのピンズに4つのスポンサーが併記されたピンズです。コカ・コーラ(飲料品)、コダック(写真)、パンナム(航空)、ボンズ(食料品)という顔ぶれです。

どれも世界的なスポーツ大会には欠かせない企業であり、納得させられます。

このように冬季・夏季問わず多くの五輪開催地において記念マラソンがあります。

長野オリンピックを記念した長野マラソンのピンズも以前ご紹介しましたね。

そういったオリンピック起源のマラソン大会には高い確率でピンズが存在します。

ING MIAMI MARATHON AND HALF MARATHON
Pins_ing_miami_marathon_and_half_maマイアミマラソンは世界的総合金融機関であるINGグループが冠スポンサーとなっています。

どうでもいいですけどINGの社章のライオン(スフィンクス?)って可愛いですね…

Pins_yamaha_bodibeatそして当ブログ的には番外編ですが、YAMAHA BODiBEAT販促用の光るバッチです。東京マラソンEXPO 2010のヤマハブースで製品体験をするともらえたものです。

裏がマグネットですが、折角来て一応「バッチ」と付くものを貰わずにいられません。

せっせと走りながら「ピンズだったらいいのになぁ~」などと考えていました。

それでも頂けるだけで有難いのですが、、、でも次はピンズにして下さいね!

そして、、、私もいつかマラソンレースで帽子にピンズを付けて走りたいと思います。

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2010年2月22日 (月)

真打のピンズ

さて、世の中はバンクーバーオリンピックの話題で持ちきりですね。

ブログ読者からも、肝心のバンクーバーピンはどうしたという声が聞こえてきそうです。

現地へ行っているわけでないですので、どうしてもタイムラグがでてきます。

それでもようやく手に入り始めたので、真打のお披露目をさせて頂きます。

2010 VANCOUVER OLYMPIC "THE CHUNICHI SIMBUN"
Pins_vancouver_olympic_chunichi_simこれは中日新聞(系列の東京新聞兼用)のバンクーバー五輪でのピンズです。今回はお姫様できましたか。中日新聞はアテネ五輪から持っていますが、いずれも和風デザインを採用しています。

具体的には、アテネ(歌舞伎役者)→ トリノ(城)→北京(富士山) という変遷です。

各国のメディアピンはそのお国柄を反映したデザインが多いのも特徴です。

それを端的に表しているこのピンズはその代表例と言えるでしょう。

これから日本選手の真打も登場することですし、残り1週間も楽しみにしています。

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2010年2月21日 (日)

ピンズの採点ポイント

五輪ではジャンプの個人ラージヒルで葛西選手が決勝2本目に大ジャンプ。

決勝の1本目21位から巻き返し、日本選手最高位の8位入賞となりました。

葛西選手は独特のスタイルから「カミカゼ・カサイ」との異名を持っています。

海外でも人気があり、葛西選手のジャンプを参考にする選手も多いそうです。

テレビで解説されていましたが、ポイントは飛距離だけではありません。

空中での姿勢(飛型)、着地姿勢も採点され飛距離と合わせて得点が決まります。

ピンズでも同じで恐らく無意識のうちにでしょうが、自分なりに採点をしているのです。

やはり自分の好みのジャンルであるかどうか、これは基本点になります。

メジャーなジャンルですと更に細かい種別があり、これも好みが分かれます。

例えば五輪ですと、スポンサー・メディア・NOCなどの種別がこれにあたります。

人により異なりますが、販売か非売か、製造数量、価格(相場)も要素の1つです。

デザインも基本の構図、製法、大きさ、厚み、仕掛の有無、留具の仕様等々、、、

細かく挙げていくとキリがありませんが、その採点ポイントは多岐にわたります。

そしてそのピンズを手に入れる経緯など、「思い出ポイント」も時に決め手となります。

上記のような採点ポイントが人により千差万別だからこそピンズは面白いのでしょう。

Pins_mercedesbenzこれはMercedes-Benzのピンズです。日本だけでなく、メルセデス・ベンツは高級車の代名詞で、ピンズも人気があります。何より私はこのピンズの芸術点(デザイン)を高く評価します。

車のボディラインやホイールなどは緻密過ぎず粗過ぎない適度な描写です。

運転手もデフォルメされていますが、助手席には髪をなびかせた女性ですね。

また車の後方に少しだけ背景を描く事により、情景全体を連想させます。

確かに背景を車の全周に描く手もありますが、大きくなりキレを失います。

厚みも十分で、デザイン的にバランスをよく考えられた良ピンと言えるでしょう。

裏を見れば納得のArthus-Bertrand製ということで、芸術点は満点に近いですね。

今後も自分にとって「高得点ピン」の登場を期待せずにはいられません。

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2010年2月18日 (木)

ピンズ強化月間

バンクーバーオリンピックではいよいよ男子フィギュアスケートが始まりました。

とりあえずSPでは高橋・織田選手がよい滑りを見せてくれました。

メダルばかり望んではいけませんが、やはりアツクなってしまいます。

もちろん日本人選手の結果ばかりではありませんが、期待せずにはいられません。

そしてそう、日本人が活躍するとピンズの盛り上がりもそれに正比例するのです。

2009 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE "Pink Ribbon"
Pins_2009_japan_cup_cycle_road_raceジャパンカップサイクルロードレースは国内唯一のUCI (国際自転車競技連合) 公認かつアジア最高位の自転車ロードレースです。2009年は10月に栃木県は宇都宮市で開催されました。10月はピンクリボン強化月間ということでこのピンクリボンピンだそうです。

さしずめオリンピックの開催されているこの2月は「ピンズ強化月間」ですね。

今年はこの強化月間が何回もありそうで怖いやら嬉しいやら、、、σ(^_^;)

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2010年2月17日 (水)

ピンズの枠

私が集めているピンズのジャンルはかなりの広範囲に及びます。

何回かブログで言及していますが、最初は2002年のFIFAワールドカップピンでした。

思うに2002年当時に出会ったピンズ、そして色々な方々の影響は大きいものでした。

例えば、ワールドカップのピンズ1つとっても様々なピンズがあります。

代表的なのはスポンサー企業・メディア・キャンプ地・ライセンスなどです。

W杯スポンサーの代表例はコカ・コーラですが、日韓W杯でも多くのピンズを出しました。

ピンズに関する基礎知識はそれを集めているだけで自然と身に付くほどです。

しかしコカ・コーラはW杯だけではなく、五輪や様々のイベントスポンサーも務めます。

ですからその他のイベント(=ジャンル)のコーラピンは兄弟のようなものと言えます。

その他、純粋な販促ピンもあって、「コーラピン」としてジャンル化すらできます。

これは他の2002年ワールドカップスポンサー企業にとっても同じことが言えます。

もっと大雑把に「企業ピン」としてまとめるとその枠は無限大に広がっていきます。

メディアではテレビ朝日のドラえもんピン、テレビ東京のピカチュウピンが代表例です。

これらが2002W杯でリリースされ、ピン収集の方向性に大きな影響を与えました。

五輪でも同様のメディアピンがあり、全英・全米オープンのドラピンも大人気です。

特に五輪では在京キー局をはじめ、新聞・ラジオ・通信社とメディア全般に及びます。

世界中のメディアピンまで含めると五輪一大会でゆうに数百のボリュームがあります。

キャンプ地ピンはご当地色が強く、また自治体がらみのピンズがあることも知りました。

これは日本全国の各自治体、政府が出している様々なピンズとつながってきます。

こうしてみると、私の周囲にあるほとんどをピンズで結びつけることが出来るのです。

そういえばライセンスピンはイベント限定で広がりがない故に集めなかったのかな。

1984 SARAJEVO OLYMPIC "MARKER"
Pins_1984_sarajevo_olympic_markerマーカーは最も多くのスキービンディングを販売しているメーカーです。このピンズはサラエボオリンピックの際にリリースされたものです。昨日ご紹介したピンズもビンディングメーカーであるチロリアの販促ピンでした。販促ピンと五輪ピンと厳密に言えばジャンルは違いますが、同業種の企業ピンつながりです。頭の中でピンズの「枠」を設けない方が楽しめると思います。

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2010年2月16日 (火)

躍動するピンズ

バンクーバーの地では選手たちの熱戦が繰り広げられていますね。

時差や仕事などあって競技を見る時間はあまりないのが残念です、、、

ピンズの方も思ったように集まりませんが、それも時の運でしょう。

今のところダイジェストで見るだけですが、それでも感じることは多くあります。

それは結果はどうあれ、自身の持てる力をこの一瞬にかける、、、

そういった選手たちの熱い気持ちが画面越しにも伝わってくるからでしょう。

ピンズを集めていても、そのピンズ越しに何かを感じることがよくあります。

Pins_tyroliaTYROLIAは半世紀以上の歴史を持つスキービンディングのメーカーです。ビンディングの主目的はスキーとブーツの固定です。但し、転倒時にはブーツを板から開放し、スキーヤーの安全を守らなくてはなりません。一般のスキーヤーでも、超人的なスピード・動きを要求される競技スキーにおいてもその役割は変わりありません。

スキーを楽しんだり、五輪で選手の素晴らしい滑りを見れるのもそのお陰と言えます。

このピンズに描かれたスキーヤーは体全体でスキーの楽しさを表現しています。

ピンズから飛び出さんばかりであり、ピンズの中の世界へいざなうようでもあります。

ビンディングに裏打ちされたスキーの楽しさを躍動するスキーヤーで表現しています。

こういった素晴らしいピンズに今回の五輪でも会えるのかどうか楽しみですね。

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2010年2月15日 (月)

2010ピンバッジコレクションNAGANO ピンズは時を越えて

バンクーバーオリンピックも開幕し、競技の話題がニュースを彩っています。

しかし、それも3月の声を聞く頃には過去の事になっているのです。

2010ピンコレ長野終了からもはや一週間の時が経過しました。

時の流れの速さを感じざるを得ませんが、ピンズは時の証人としてあり続けるのです。

2010 Nagano Pinbadge Collection
Pins_2010_nagano_pinbadge_collectio今回のピンコレ公式ピンです。五色の背景はオリンピックを表しているのでしょう。平和の象徴の鳩はただの白ではなく、パールのラメ加工になっています。小さいピンズですが、今回のピンコレの理念を十分に表現していますね。

SBC "Share Our Dreams" Nagano 1998 to Vancouver 2010
Pins_sbc_share_our_dreams_nagano_19今回のピンコレは信越放送(SBC)の本社があるTOiGOで開催されました。「ろくちゃん」にいつの間にかファミリーができたみたいですね。この小さい3匹は「ころく」という名前だそうです。それにしても「我々の夢を共有してください」とは何とも素敵な言葉です。その夢とは日本選手が金メダルを獲った獲らないに関わらず、オリンピックという平和への祭典に対する世界中の人の夢なのでしょう。長野からバンクーバーへ、そしてそれ以降も永遠に、、、

1998 Nagano, 2010 Vancouver / Shanghai / South Africa
Pins_1998_nagano_2010_vancouver_sha今回ピン太郎さんがトレード用に用意されたピンズがこちらです。ピンズの基本デザインは時計の文字盤となっており、長野五輪から12周年ということを示しています。

今年の三大ピンイベント、五輪、万博、W杯それぞれの開催国(地)も記されています。

シンプルながらも、ピン太郎さんのピンズへの想いと尊敬の念が感じ取れます。

さて、7回にわたってお送りしてきました、2010ピンコレ長野リポートも最終回です。

今回も素晴らしいイベントを開催して頂いた主催者各位様には大変感謝しております。

また、イベントに参加の皆さん一人一人が主役であったのだと思います。

人はピンズを介してそれぞれがそれぞれの想い出を紡いでいるのではないでしょうか。

今後もこの素晴らしいイベントが続く事を願い、今回の〆とさせて頂きます。

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2010年2月14日 (日)

2010ピンバッジコレクションNAGANO ご当地系のピンズ

このピンバッジコレクションには様々な地方の方が参加されています。

長野をはじめ関東、静岡、愛知、大阪とその範囲は実に広いものです。

更にそういった方々が持ち寄るピンズは、まさに日本全国のご当地色で彩られます。

HOTEL SHIRAKABASO 50th Anniversary SHIGAKOUGEN NAGANO
Pins_hotel_shirakabaso_50th_anniverこれはピン太郎さんのトレーディングボードで発見したピンズです。長野らしく信州は志賀高原にある「ホテル白樺荘」のピンズです。"50th"とありますから、創業50周年のピンズだと思います。ピンズのお二人はオーナーとか従業員さんだと思いますが、最初は「くりぃむしちゅー」だと思ってしまいました、、、

YOKOSO! OKINAWA
Pins_yokoso_okinawa今回のピンコレでも"VISIT JAPAN CAMPAIGN"ピンは人気でしたね。こちらはその仲間に入れてよいかどうか微妙ですが、シーサーが「ハイサイ (こんにちは) 」と挨拶をしています。色使いも黄色と空色ということで、いかにも沖縄らしいデザインですよね。沖縄は行ったことがないので、是非旅行してみたいものです。

Total Solar Eclipse TOKARA JAPAN 2009.7.22
Pins_total_solar_eclipse_tokara_jap去年の皆既日食のニュースを覚えておられるでしょうか。トカラ列島では島のすぐ北側の海上を皆既帯の中心線が通っている悪石島など、絶好の観測ポイントのため多くの人が集まりました。しかし暴風雨により結局島からの観測はできませんでしたね。

テレビのニュースで視た人々が逃げ惑う現地中継はある意味衝撃的でした。

そごう八王子店×八王子市環境部 "We Love HACHIOJI"
Pins_we_love_hachioji東京在住の私が長野で手に入れるのもなんなんですが、八王子の環境保全を目的としたピンズです。これにはもう1種類クリスマスバージョンもあるそうです。この他横浜・愛知など沢山のご当地系のピンズを手に入れることが出来ました。まさにピンズはそれ1つでその地方を感じ取れるアイテムなんだと感じます。

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2010年2月13日 (土)

2010ピンバッジコレクションNAGANO サッカー系のピンズ

私のピンズコレクションの源流は2002年FIFAワールドカップです。

今や2002年のW杯ピンで欲しいピンズはなかなか出てこないのが実情です。

それに他のジャンルでも素晴らしいピンズが沢山あることも知りました。

サッカーピン1つとってみても、その世界はとてつもなく奥深いのです。

2007 FIFA U-20 World Cup CANADA
Pins_2007_fifa_u20_world_cup_canada1977年より20歳以下のナショナルチームによる選手権が2年毎に開催されています。1999年には日本は小野伸二、稲本潤一、高原直泰らを擁して準優勝に輝きました。このピンズは2007年のカナダ大会のものです。FIFAの大会エンブレムピンは世界中にコレクターがいる人気のアイテムです。

奇しくもバンクーバー五輪開催直前に、カナダつながりのピンズの入手となりました。

第88回全国高校サッカー選手権大会
Pins_882009年大会のピンズです。去年に続き東京ピントレメンバーのAさんから入手しました。2008年はボールの色が赤でしたね。毎年色違いですか。ピンズの作りも本七宝・タイタックと本格派です。こうなると毎年集めたくなりますね、、、

UEFA CAMPIONS LEAGUE FORD
Pins_uefa_campions_league_ford今回一番驚いたのは初日のプレゼント企画で何と一番くじに当たった事です。くじ運の悪い私にとって人生初の出来事といえます。何にしようかな~と迷った末に手に入れたのがこのピンズです。次の日はドアラのタオルにしようかな~と冗談を言っているとそれも当たるし、、、ピンコレの2日の間に宝くじでも買っておけばよかったなぁ~、などと後で思いました…

実は2002W杯ピンでも素晴らしいピンズを手に入れることが出来たんですよね。

それを宝くじに当たったと考えれば、、、やっぱりツキがあったんですね!

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2010年2月12日 (金)

2010ピンバッジコレクションNAGANO ブランド系のピンズ

先日書きましたように長野ですからコレクターさんのピンズもオリンピックが中心です。

確かにオリンピックはピンズの一大ジャンルですが、全体からすると一部です。

日本全国、そして世界に目を向けると魅力的なピンズが様々な分野に点在します。

それ程にピンズの世界は奥深く、探求すればするほどそのとりこになってしまいます。

本日はそんな中でも今回手に入れたブランド系のピンズをご紹介いたします。

UNESCO TCHERNOBYL PLUS JAMAIS "Pierre Cardin"
Pins_unesco_pierre_cardin著名なフランスの服飾デザイナー「ピエール・カルダン」氏はユネスコの親善大使を務めています。特にチェルノブイリ原子力発電所事故に尽力されているそうです。このピンズは事故発生の1986年と、氏が親善大使に就任した1991年の年号が刻まれています。ですからユネスコ親善大使就任時の記念ピンではないかと推察します。

GAP "GOD ANSWERS PRAYERS"
Pins_gap_god_answers_prayersユニクロが業態のお手本にしたというGAP。アメリカ最大の衣料品製造小売企業にして世界ブランドランキングでも100以内に入る大企業です。白と黒のメリハリのきいた、いかにもGAPらしいデザインです。これはピン太郎さんから入手しました。これは社員さん用ですが、このピンズは販促用のピンズだと思います。

COMME CA Fukusuke
Pins_comme_ca_fukusuke足袋で有名な福助の歴史は1882年の大阪は堺まで遡ることができます。その福助とコムサがコラボしたのは2000年頃と記憶しています。日本伝統の足袋とデザイナーズブランドのコラボというギャップが面白いですね。これは大阪の「Shimamura Collection Hall Pins館」館長さんより入手。

福助は大阪が発祥の地ですから、相応しい方からの入手だと思います。

こういったピンズが長野で手に入るのですから、ピンズの裾野の広がりを感じます。

今後も様々なピンズを世間一般の皆様にご紹介していければと考えております。

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2010年2月11日 (木)

2010ピンバッジコレクションNAGANO オリンピックのピンズ

長野で開催されているピンイベントですから、主流はオリンピックのピンズです。

特にバンクーバーオリンピックの開催1週間前ですから、その話題で持ちきりです。

私の方は特に今回の五輪にとらわれずに、古今東西のピンズを入手できました。

今回手に入れた五輪ピンの数は20ヶ程と、長野へ来たと実感できましたね。

1988 Seoul Olympic Coca-Cola " Japan ( Mt. Fuji ) "
Pins_1988_seoul_olympic_cocacola_ja横浜からご家族で長野へおいでのIさんから手に入れたピンズです。奥様と子供さんはスキーへ行かれてピンコレは単身でご参加とのこと。ご苦労様です。ピンズの方はデザインからすると恐らくソウル五輪の日本選手団壮行会あたりで配られたものと推察します。特にこのピンズの様な「和」をテーマにしたデザインにおいては、本七宝の落ち着いた色合いが何とも言えない雰囲気を醸し出しますね。赤富士に帯で表した空の色、、、デザイン的には私のツボピンと言えます。

1992 Barcelona Olympic XEROX "coby"
Pins_1992_barcelona_olympic_xerox_cこのピンズは「らんちゃん&すーちゃんのピンルーム」のNさんから入手しました。五輪史上きっての名キャラクターであるバルセロナオリンピックのマスコット「コビー」がメインのシンプルかつセンスの良いピンズです。五輪マーク・開催地・開催年の記載が無く、その上単体でのマスコットでも素晴らしいピンズになるというのは、そのキャラクター力の強さを物語っていますね。

1996 Atlanta Olympic "The Olympic Sponsor City ROCHESTER"
Pins_1996_atlanta_olympic_the_olympこれは「pins道中膝栗毛」の弥次喜多さんと交換したピンズです。開催はコカ・コーラのお膝元のアトランタでしたが、ニューヨーク州ロチェスターは当時のTOPスポンサーであったコダック、ボシュロムが本社を置き、ゼロックスの創業地でもあります。複数のスポンサー名が1つのピンズに記載されることはあまり多くないんですよね。

2008 BEIJING OLYMPIC adidas "Volunteer Uniform"
Pins_2008_beijing_olympic_adidas_vo北京オリンピックでボランティアさんに配られたアディダスの公式ユニフォームピンです。2008年当時からずっと追っかけていましたが、なかなか手に入りませんでした。今回「ピンズ広場」のTさんと交換することができました。そうそう、大会スタッフさんの「赤ユニ」ピンは既に持っていますが、技術人員さんの「グレー」のユニフォームピンが存在するのかどうかが気になるところです。

2010 Vancouver Paralympic "Japan"
Pins_2010_vancouver_paralympic_japaバンクーバーオリンピックの翌月に開催されるパラリンピック日本選手団のピンズです。パラリンピックは今やその重要性が広く世界に認知されています。このピンズもシンプルかつ素敵なデザインですね。何よりこのピンズをデジカメで撮っていて、「日の丸って何て美しいのだろう」と思わず手が止まってしまいました。オリンピック・パラリンピックでの日本選手の活躍を期待して止みません。

その他、時代や夏季冬季を問わず色々な五輪ピンを手に入れることができました。

この場を借りまして、改めて素敵なピンズを譲って頂いた皆さんに感謝!!です。

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2010年2月10日 (水)

2010ピンバッジコレクションNAGANO 時計のピンズ

出発前にも書きましたが、今回時計のピンズも非常に楽しみにしておりました。

会場に着くといち早く、著名な時計ピンコレクターO氏と交渉をさせてもらいました。

Honda Racing F1 Team SEIKO 2007
Pins_honda_racing_f1_team_seiko_200O氏とは3つほど交換しましたが、氏とは貴重な時計ピンを交換できるので有難い限りです。

これはマシンカラー(地球をイメージしたカラー)から2007年のピンズだと分かります。

今年から撤退しましたが、ホンダにはいつかF1の夢舞台に復帰して欲しいものです。

2000年 ふじみのアウトレットモール Casio Shop G-SHOCK
Pins_fujimino_outlet_casio_shop_gsh時計ピンサイトの先駆者KUNIさんともトレードさせてもらいました。以前から氏の"KUNI'S PINS GALLERY"で見る度に、「欲しいなぁ~」と思っていました。2000年以前のG-SHOCKピンはなかなか出てこないんですよね。今回G-SHOCKピン同士の成立で、やっと手に入れることができました。最近はなかなか新しい時計ピンが手に入らないので本当に嬉しいです。五輪ピンに関わらず色々なピンズが手に入るこの場は有難い限りです!

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2010年2月 9日 (火)

2010ピンバッジコレクションNAGANO 東口フェスでのピンズ

2/6・7に「2010ピンバッジコレクション NAGANO」が開催され、参加致しました。

楽しいイベントにして頂いた主催の方々、ご参加の方々に厚く御礼申し上げます。

個人的にも多分100ケ近くはピンズをゲットできたのではないかと思います。

それでは毎年恒例となりましたが、開催の報告も兼ねて記事を書かせて頂きます。

朝東京を出発し、長野駅に降り立ってまず向かったのは「東口フェスティバル」。

そこで今年は「お宝まき」が開催されるとのことで、ステージの前で待機、、、

ryuさんによると確かな筋の情報で、かなりのレアピンがまかれるとのことです。

雪が降る中、御来賓各位様の有難いご挨拶、、、人がどんどん増えていきます。

御来賓の方々がティッシュをまき、その中に交換用紙が入っているという具合です。

ティッシュまきが始まると、ステージ前は一種の戦場と化しました。

気づくといつの間にか手袋が片一方無くなっている程です(大会本部で発見)。

私の当選品はコーラ・ウーロン茶・カップラーメン、、、ピンズと関係ない!

U子の旦那さんは何とお魚一匹。運がいいのか悪いのか… (ryuさんは灯油18ℓ)

と思っていたら、後でその魚をピンズと交換したというのですから驚きです。

生魚一匹とピンズのトレードというのは「業界初」ではないでしょうか。

1998 NAGANO OLYMPIC "Yomiuri Shimbun"
Pins_1998_nagano_olympic_yomiuri_shお宝らまきの後でピンズを売っているテントをザッと物色。そこで販売されていたピンズで目についたのがこれ。ジャビットが可愛い讀賣新聞の長野五輪ピンです。安いので怪しいと思いきやピンコレ長野で「本物」判定。裏で真偽を見分けるそうです。また1つピンズ豆知識が身に付きました。結果的に非常に良い買い物になり、幸先良くピントレに臨めそうです。

Pins_the_hochi_simbunところでこの長野オリンピックの讀賣新聞ピンと一緒に手に入れたこの報知新聞ピン、、、正体(どの様な経緯でリリースされたピンズか)をご存じの方は是非教えて下さい!(ローマ字で新聞名・国と都市名が書かれているところなんかは五輪ピンぽい、、、と思ったりします。)

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2010年2月 6日 (土)

ピンズとモットー

さて、今日は長野ピンバッジコレクション開催初日です。

次の更新は帰京してからと思いましたが、昨日良いピンズが手に入りました。

一丁更新してから出かけよう!と思いましてアップさせて頂きます、、、

ピンズはメッセージを具現化するツールであり、多くの人の目に触れます。

ですから、多くはピンズの意図が明確に伝わるようなデザインが採られます。

中でもリリース側のモットーを明確に表記したピンズも多くあります。

それによりピンズを持つ人、見る人の心にリリース側の姿勢を強く印象付けます。

International Watch Company "PROBUS SCAFUSIA"
Pins_iwc_probus_scafusiaIWCは1868年にスイスで創業の時計メーカーです。画像のピンズはIWCのスタンプを模したものになっています。「シャフハウゼンの優秀な、そして徹底したクラフツマンシップ "PROBUS SCAFUSIA"」 とはIWCの哲学を示すモットーです。IWCでは優秀級クロノメーターより厳しい社内規格で技術の最先端を追求しています。

そして完成度が高く洗練されたデザインは誠実に顧客と向き合う姿勢を表しています。

技術の最先端かつ、クラシックで永遠に残る時計造りを常に目指しているのです。

また一般的なラインナップのみならず、超絶技巧への挑戦もしています。

超深度防水(2000m)、超耐磁(500000A/m)、創立120周年記念の超技巧時計等々…

IWCの徹底したモノ造りはまさにこのモットーに裏打ちされたものなのです。

このモットーに触れ、そして百貨店等でIWCの時計を見ると一段と素晴らしく見えます。

ですから、私もいつかはIWCの時計を持ちたいなぁ~と思うのであります、、、

さて、「2010ピンバッジコレクションNAGANO」でも時計ピンに期待です。

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2010年2月 5日 (金)

ピンズの画像

いよいよ明日は「2010 ピンバッジコレクション NAGANO」です。

皆さん準備は出来たでしょうか。私も明日からの2日間が非常に楽しみです。

まぁ、準備といっても私は最近の忙しさにかまけて大したことはしていません。

時間を見つけてはネットで情報を集めたり、オークションに入札する程度です。

やはりピンズ探しには画像が重要です。画像で直感的に見つけていくのです。

このブログにおいても言うまでもありません。主役はピンズの画像です。

私の文章はおまけみたいなもので、やはり実物の画像は口以上に物を言います。

思い返すと、私が買った初代デジカメはオリンパスの40-ZOOMでした。

これを買った頃はブログを始める前でしたので、マクロは重視していませんでした。

最短撮影距離が10cm以上でしたので、ピンズを撮るのには苦労させられました。

あれは2007年の大阪で開催された世界陸上のニコンブースでのことでした。

ブース内ではニコンの最新型のデジカメが勢ぞろいしていました。

試し撮りをした結果、マクロ時の焦点距離が数cm~のある機種に魅力を感じました。

Pins_nikon_coolpixそれが今使用しているNikon "COOLPIX" S50というコンパクトデジカメです。デジタル一眼レフも検討しましたが、マクロに関してはコンパクトがいいようです。

それでは、ピンコレ長野で手に入れたピンズの画像を楽しみにしていて下さい。

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2010年2月 3日 (水)

資料としてのピンズ

ピンズというものはメッセージツールですが、様々な役割を持っています。

服飾、所属証、表彰・奨励・記念品、販促品、玩具等々、様々な局面で使用されます。

いわゆる「ピンコレクター」のターゲットは販促ツール辺りが一般的です。

しかしそれらの線引というのは曖昧なものであり、解釈によりどうとでもとれるのです。

また、ピンズを体系的に集めていく上では、尚更それに拘ってはいられません。

ある意味、自分のコレクションにとって資料的な意味で集めるピンズもあるのです。

日本郵政グループ労働組合結成記念 (Japan Postal Group Union commemorative)
Pins_japan_postal_group_union郵政民営・分社化に伴い、2007年に日本郵政株式会社及び4つの事業会社が発足。それに伴い旧日本郵政公社にあったJPU(社会党系)と全郵政(民社党系)の二大労組が統合して誕生したのが"JPGU"です。

郵政民営化というのは日本経済にとって非常に大きな出来事でしょう。

労組系のピンズはある意味、私のコレクションの枠から外れているのかもしれません。

ただ、ヤマト・佐川・日通という「運送企業のピンズ」の一つとして考えるとどうでしょう。

また、郵政民営化というエポックメーキングな出来事は私にとっても身近な出来事です。

お初のJP関連のピンズであり、郵政民営化を象徴するアイテムであると言えます。

総合的に勘案すると非常に面白いピンズであり、集めるに値するとの結論に達します。

こうやって私の手元には「資料ピン」がどんどん増えていくのですよ、、、

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2010年2月 2日 (火)

ピンズは語り続ける

先日、日本航空が会社更生法適用となりましたね。

フラッグ・キャリアたるJALが、、、と一抹の寂しさも感じます。

私が勤める事務所にもご家族がJAL勤務という方が数名いらっしゃいます。

また、政府保証付き融資回収不能分が1千億円(国民負担)に上ると聞きます。

そう考えると飛行機にあまり乗る機会のない私にとっても人事ではありません。

Hotel Nikko de Paris
Pins_hotel_nikko_de_paris日本航空開発(現JALホテルズ)が1976年に開業したのが「ホテル・ニッコー・ド・パリ」。このピンズは1996年にその開業20周年を記念したものです。フレンチピンの老舗中の老舗Arthus-Bertrand製らしく重厚で品格に溢れるピンズです。しかし、2001年には海外の投資会社に売却されてしまいました。

報道ではJALホテルズ自体も本体再建の一環として売却される方向らしいですね。

しかしどの様な事態になっても、このピンズは過去の栄光を静かに語り続けます。

どちらにしましても、再建に向けた国と従業員さんの努力を期待して止みません。

ちなみに、今週末のピンコレ長野の際はJALシティを利用する予定です、、、

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