後付のピンズ
ピンズというものはいわゆる「生もの」と言えるような性質があります。
特にスポーツ・万博などのイベントピンにおいてその傾向が強く見受けられます。
大体のピンズがイベントの少し前から出回り始め、開催時期にかけて一気に増えます。
しかし、そのイベントが終了すると一気に注目度が下がります。ある意味宿命です。
そう考えると、一般にもてはやされる時期というのは非常に短いものですね。
確かに、イベントを盛り上げるための脇役としての観点に立てばその通りでしょう。
しかし、その記憶をより確かな形として残す、という点では違った意味合いがあります。
またピンズをそのイベントとひとまず切り離して、そのものの良さを楽しむ事も出来ます。
IAAF 世界陸上選手権 Berlin 2009 Samsung Electronics今年の8月に開催された世界陸上ベルリン大会。特にウサイン・ボルト選手が魅せた100m/200m走での世界新の金メダルは衝撃的でした。その感動も手伝って、ピンズも早く手に入れたい…と気持ちばかりがはやりますが、そうは問屋が卸しません。
何せ開催地は遠く離れたベルリン。ちょっと行ってくるという訳にはいきません。
幸いにして、私にはピンズを通じてドイツにもピン友がいるのでとりあえずメール…。
そして大会も終わり二ヶ月が過ぎた頃、このピンズがその友人より届きました。
しっかりとした作り、サムスンの自社製品を採り入れたデザインもなかなかです。
世界陸上から少し時間が経ちましたが、このピンズはその感動を蘇らせてくれます。
ボルトの走りはLive中継では見れませんでしたが、このピンズは永遠にLiveです。
そう考えると、後付でピンズを手に入れるというのも、かなりお得だと思うのです!
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