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2009年9月30日 (水)

ピンズと振り返るオリンピック "Back to the 1968"

1968年に開催されたメキシコシティオリンピック。まだ私は生まれていません。

海抜2240メールという非常に高い標高に位置するメキシコシティで開催されました。

そのためトラック・跳躍競技での世界記録が量産された大会でもありました。

東西ドイツ別々の参加、北朝鮮の不参加など、冷戦の影が五輪にも忍び寄ります。

この大会では日本は金11、銀7、銅7の計25個のメダルを獲得しました。

男子体操では団体3連覇、レスリングでは個人種目で4つの金メダルです。

Games of the XIX Olympiad, Mexico City 1968 "AEROFLOT"
Pins_mexico_city_olympic_1968_aerof飛行機とオリンピックは切っても切れない関係にあると言えます。世界中から開催地に集う選手・関係者、そして観客の多くは飛行機を利用します。

ですから、IOCや各国のNOCは特定の航空会社とスポンサー契約しています。

アエロフロートはロシア最大の航空会社、いわゆる「フラッグ・キャリア」です。

この頃はまだソ連でしたが、このピンズはそのアエロフロートが作成したものです。

共産圏はある意味「バッジ」社会と言えます。その意味これも「らしい」バッジです。

デザインの多様性、工夫などでは確かに現在のものに軍配が上がるでしょう。

しかし、その機能という点では今も昔も変わりありません。

逆に古いものはシンプルが故に、徽章としての魅力がダイレクトに伝わってきます。 

「古きを温ねて新しきを知る」…ピンズを通じてそれが出来たら素晴らしいですよね。

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2009年9月29日 (火)

ピンズと振り返るオリンピック "Back to the 1972"

1972年に西ドイツで開催されたミュンヘンオリンピック。

夏季オリンピックで初めて大会マスコットが採用されました。

この大会では日本は金13、銀8、銅8の計29個のメダルを獲得しました。

特に男子体操は全8種目24個のメダルのうち、16個を日本が獲得。

あの「月面宙返り」はこの大会で塚原光男選手が初めて発表した技です。

男子体操は団体も4連覇、、、まさに「体操ニッポン」の絶頂期ですね!

Games of the XX Olympiad, Munich 1972 "Japan Olympic Basketball Team"
Pins_munich_olympic_1972_japan_olym日本人は体格面では欧米・アフリカ系の人と比べるとどうしても劣ります。バスケットボールなんかは身長の高さがものをいいますから、国際大会ではあまりいい成績を残せません。このピンズはミュンヘン五輪で日本のバスケットボールチームが付けていたものです。ある意味最もオリンピックらしいピンズと言えるでしょう。チームは14位と下位の結果に甘んじましたが、快挙も達成されました。

「日本バスケ界史上最高」と謳われる谷口正朋選手が得点王に輝いたのです。

これは本当に凄いことであり、私もそのプレーを見たかったと心底思います。

さて、この大会で忘れてならないのが、五輪史上の惨劇といわれるテロ事件です。

パレスチナゲリラがイスラエル選手団宿舎を襲撃。結果的に15名が死亡、、、

二度と起きてほしくない事件ですが、憎しみの構図は現在まで続いています…

真の意味でオリンピックが平和の祭典であり続けることを願ってやみません、、、

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2009年9月28日 (月)

ピンズと振り返るオリンピック "Back to the 1976"

1976年にカナダで開催されたモントリオールオリンピック。

人種差別の問題からアフリカの多くの国がボイコットをしてしまいました。

競技では何といっても、体操でルーマニアのコマネチさんの満点連発が語り草です。

この大会では日本は金9、銀6、銅10の計25個のメダルを獲得しました。

男子体操は団体での5連覇を達成。柔道男子・レスリングも強かったですね、、、

この大会を開催することにより、モントリオール市は膨大な負債を抱えました。

その結果、五輪の赤字を数十年にわたり市の税金で穴埋めすることになりました。

ある意味オリンピックの商業化を推進する契機となった大会でもあったと言えます。

Games of the XXI Olympiad, Montreal 1976 "Coca-Cola"
Pins_montreal_olympic_1976_cocacolaコカ・コーラのHPによると、五輪との関わりは1928年アムステルダム大会からというから驚きです。1972年のミュンヘン大会からコカ・コーラは五輪の公式清涼飲料に認定。ロス五輪ではペプシとの激烈なスポンサー争いに勝利して「企業スポンサー第1号」に。確かに五輪に一番しっくりくる商品というのは"Coke"ですよね。

熱いドラマに冷たいCoke…この2つはこれからも人々を魅了し続けるでしょう。

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2009年9月27日 (日)

ピンズと振り返るオリンピック "Back to the 1980"

1980年にソビエト連邦で開催されたモスクワオリンピック。

西側諸国の大会ボイコットは米ソ冷戦の象徴とも言うべき出来事でした。

日本でも大きな話題となり、政治とスポーツの関連が取り沙汰されましたね。

ボイコット決定を知った日本選手が泣き崩れているのをテレビで見ました。

物心ついて覚えている初めての大会がモスクワ五輪とは何とも皮肉な感じがします。

競技のほうは当然のことながら東側諸国の寡占状態。こうなると面白くありません。

日本の男子体操団体の連覇記録もこのボイコットで途絶えることになります。

体操のみならず、次回大会までの空白の8年間は多くの競技に影響を与えました。

オリンピックを見ていて思うのですが、多様性こそ人類発展の源のような気がします。

Games of the XXII Olympiad, Moscow 1980 "RADIO JAPAN POOL"
Pins_moscow_olympic_1980_radio_japa日本のラジオ放送局のコンソーシアムピンです。しかし、放送する側も自国をはじめ有力な国の多くがボイコットしている大会では盛り上がりに欠けるでしょうね。聴取率も通常のオリンピックよりかなり低かったと思います。このピンズはカチッとした本七宝でなかなか良い出来なんですがね、、、

そう、五輪は様々な課題も投げかけてくれる、と言えるのではないでしょうか。

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2009年9月26日 (土)

ピンズと振り返るオリンピック "Back to the 1984"

1984年にアメリカ合衆国で開催されたロサンゼルスオリンピック。

本大会を前に、近代オリンピックも運営を根本的に見直す時期に来ていました。

開催都市が毎回大赤字の運営、そして税金を使うがゆえの大会への政治的介入…

それを根本的に断ち切るためにIOCが目指したのが「オリンピックの商業化」です。

TV放映権料・スポンサー協賛金・入場料収入・大会グッズ売上を柱にした運営です。

さて、この大会では日本は金10、銀8、銅14の計32個のメダルを獲得しました。

男子体操の具志堅・森末の活躍は家族が集まってテレビ観戦をしましたね。

柔道男子の山下・斉藤両選手をはじめとする4つの金メダルはお家芸の面目躍如。

東欧諸国のお返しボイコットで強国不参加もありましたが射撃でも金を獲りました。

女子マラソンでアンデルセンのフラフラゴールは世界中の感動をよびましたね。

ちなみに、ロス五輪の最終収益は日本円で400億円(当然+です)。

全額が米国の青少年育成・スポーツ振興に寄付されました。そりゃ強くなるわ…

そして、オリンピックでのピンズのポジションもこの大会を機に大きく変わりました。

販促グッズでもあるピンズですから、商業五輪では当然活躍の場が増えてきます。

記念グッズとしても重宝され、大会毎に出るピンズの数が飛躍的に増えました。

Games of the XXIII Olympiad, Los Angeles 1984 "adidas"
Pins_los_angeles_oympic_1984_adidas4年に1度、スポーツ界最高峰の選手たちが集まるオリンピック。そこは選手の競技のみが戦いの場ではありません。その選手たちを支える重要なアイテムが競技で使用するスポーツ用品です。五輪はそれらのメーカーも激戦を繰り広げます。自社のブランドを身にまとった選手がオリンピックで良い成績を収める、、、それは何よりの宣伝であり、各メーカーは必死に新製品を開発し売り込みます。近年では水着の開発競争が話題になっています。このピンズはアディダスの公式スポンサーピンです。

負けじとばかりに、他の用品メーカーも新製品そしてピンズをリリースします。

競技とは一味違う戦い、、、そんな視点で五輪を見てみるのもまた面白いですよね。

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2009年9月25日 (金)

ピンズと振り返るオリンピック "Back to the 1988"

1988年に韓国で開催されたソウルオリンピック。

招致では愛知県名古屋市が本命であるという下馬評を覆したという経緯があります。

アジア二度目の開催、そして米ソが久々にそろい踏みした大会でもありました。

この大会では日本は金4、銀3、銅7の計14個のメダルを獲得しました。

一番印象に残っているのは、やはり柔道の斉藤仁選手。日本柔道最後の砦でした。

計り知れない大きなプレッシャーの中、準決勝では地元韓国の選手を下しての金。

表彰式での斉藤選手の泣きながらの君が代斉唱には私も思わず、涙 (´∩`。)

バサロで金を獲得した鈴木大地選手の中継も食い入るように見た覚えがあります。

「金メダル紛失男」として有名になったレスリングの小林選手も忘れられませんね。

また、世界のスポーツ界を揺るがす大事件が起きました。陸上男子100走です。

ベン・ジョンソンがカール・ルイスを突き放し世界記録(9秒79)での金メダルを獲得。

しかしその直後、レース後のドーピング検査で引っかかり衝撃の金メダルはく奪。

今に続く薬物汚染とそれを取り締まる「アンチ・ドーピング」の象徴的出来事でした。

Games of the XXIV Olympiad, Seoul 1988 "Hotel LOTTE"
Pins_seoul_olympic_1988_hotel_lotteオリンピックを迎えるその国の顔としてホテルの存在はとても重要です。特に公式ホテルにはメジャーなホテルが名乗りを上げます。これは韓国最大のホテルチェーンであるロッテホテルのピンズです。2002年W杯でも公式スポンサーでした。落ち着いた色合いのピンズで、実にシンプルにまとめています。ホテルで疲れを癒し、オリンピックの思い出と沢山のピンズを手に帰国する、、、いいですなぁ~

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2009年9月24日 (木)

ピンズと振り返るオリンピック "Back to the 1992"

1992年にスペインで開催されたバルセロナオリンピック。

東西冷戦終結後初めて開催された夏季オリンピックでした。

大会マスコットのコビー (Cobi)は五輪史上最も成功したキャラクターとされています。

コビーがデザインされたピンズも数多く、私もかなり好きなキャラクターですね。

この大会では日本は金3、銀8、銅11の計22個のメダルを獲得しました。

200m平泳ぎ、岩崎恭子選手の金メダルと獲得直後のコメントには驚かされました。

「今まで生きてきた中で、一番幸せです」って14歳かーい、と突っ込んだ方多数、、、

柔道男子での古賀・吉田両選手の金メダルと舞台裏の物語は余りにも有名ですね。

マラソンでは男子女子共にメダルを獲得、柔道女子の田村亮子選手五輪初出場等。

オスカー・デ・ラ・ホーヤ選手がゴールデンボーイとなったのも本大会ですね。

Games of the XXV Olympiad, Barcelona 1992 "Fuji-TV"
Pins_barcelona_olympic_1992_fujitv昨日に続き日本のメディアピンですが、表だけでは五輪ピンと判断不能ですが裏を見るとその事が刻印されているのです。競技の栄光の裏にドラマがあるように…ピンズの裏も結構重要なのです!

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2009年9月23日 (水)

ピンズと振り返るオリンピック "Back to the 1996"

1996年にアメリカ合衆国で開催されたアトランタオリンピック。

アトランタと言えばオリンピックを代表するスポンサー「コカ・コーラ」のお膝元です。

実は第1回から100周年にあたるこの年の五輪はアテネ開催が有力でした。

そう、100周年という節目に第1回の開催地に帰るというのはごく自然に思います。

しかし、諸々の事情でコカ・コーラの地元アトランタになったという…ウワサが…

そしてアテネはその次の2004年の開催まで待つことになります、、、

闘病中のモハメド・アリ氏が震える手で聖火台に点火したのは感動的でした。

この大会では日本は金3、銀8、銅11の計22個のメダルを獲得しました。

金メダルは柔道男子2、女子1のみと低調でした。が、金メダルのみにあらず!

田村亮子選手の柔道女子2大会連続の銀メダル。五輪の奥深さを思い知りました。

有森さんが「初めて自分で自分をほめたいと思います」で〆たマラソン女子での銅。

男子サッカーの1次リーグでブラジルを破った「マイアミの奇跡」も思い出深いです。

ピンズもこれまで以上に多くなり、デザインの多様性もより富むようになりました。

Games of the XXVI Olympiad, Atlanta 1996 "TBS"
Pins_atlanta_olympic_1996_tbs日本のピンコレクターの間で一番人気があるのが日本メディアピン。北京五輪において日本の民放キー局ではピンズに、日テレ=アンパンマン、TBS=BooBo、フジテレビ=浜ちゃん(浜田大明神)、テレビ朝日=ドラえもん、テレビ東京=ピカチュウとみなキャラクターを使用していました。アトランタ五輪ではまだテレ朝のドラえもんのみでした。確かにキャラクター使いは分かりやすく楽しいのですが、こういったいかにも徽章の様な作りもいいものです。この様なベーシックなものから仕掛けのあるピンズまで一同に会し、世界中の様々な人が交流する、、、そんな光景を2016年に日本で見てみたいものです。

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2009年9月22日 (火)

ピンズと振り返るオリンピック "Back to the 2000"

2000年にオーストラリアで開催されたシドニーオリンピック。

1956年のメルボルン大会以来の南半球でのオリンピックでした。

マスコットはオーストラリアの動物を模した「オリー、シド、ミリー」の3体。

単体のマスコットよりグッズの広がりが期待できるから複数になったのでしょうかね。

この大会では日本は金5、銀8、銅5の計18個のメダルを獲得しました。

柔道女子 田村亮子選手の悲願の金、マラソン女子では高橋尚子が金を獲得。

柔道男子では3階級で金も、篠原選手の決勝での判定に憤慨した覚えがあります。

競泳男子3冠を成し遂げたイアン・ソープ選手の足のサイズにもビックリしましたね。

そういえばソープは「サメ肌水着」着用で注目されました。今とかなり違いますね…

私の分析ですが、この大会よりかなりピンズの質が違ってきたような気がします。

前回アトランタではピンズの種類が増え、1998年の冬季長野五輪でも大フィーバー。

それらの影響を受け、デザインに趣向を凝らしたピンズが急増したように思います。

Games of the XXVII Olympiad, Sydney 2000 "2UE" Radio
Pisn_sydney_olympic_2000_2ue_radio2UEはオーストラリアのラジオ局です。オリンピックではメディア関係・スポンサー・NOC(国やチーム)・インターナル(主催側が出すピンズ。ボランティアなども含む)・ライセンス(販売や商品に付いてくるもの)などに種別されます。メディアピンは恐らくコレクターに一番人気のジャンルです。このピンズはラジオを模っており、アンテナが動きます。見て楽しい、触って楽しいピンズです。

こんなピンズが沢山あるのですから、集めたくなるのは人情、、、ですよね!

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2009年9月21日 (月)

ピンズと振り返るオリンピック "Back to the 2004"

2004年にギリシャで開催されたアテネオリンピック。

1896年の1回大会以来、2回目のアテネ開催となりました。

日本は金16、銀9、銅12、計37個のメダルを獲得。獲得総数は史上最多でした。

ですから、見どころは一杯ありました。北島康介選手の「チョー気持ちいい」泳ぎ。

マラソン女子の野口選手は駅伝のごとく、高橋選手からのたすきを繋ぎました。

ハンマー投げの室伏選手も陸上・投擲種目でアジア初の金字塔を打ち立てました。

レスリング女子では吉田沙保里選手(FS55kg級 金)の試合に圧倒されました!

同じく伊調馨選手(FS63kg級 金)と千春選手(FS48kg級 銀)の姉妹物語にも感動。

体操男子団体では1976年のモントリオール五輪以来の金。体操ニッポン復活です!

柔道では男子女子で合わせて8個の金メダルを獲得。「お家芸」復活を感じました。

特に柔道男子 野村選手の前人未到の3連覇、柔道女子 「谷でも金」の2連覇、、、

五輪は4年毎ですからね。連覇の偉業は筆舌に尽くし難いものがあります。

個人的には柴田亜衣選手の日本人として初の自由形金とその涙、、、かな。

前回の反省を生かしてオールプロで臨んだ野球はまさかまさかの銅メダル…

アーチェリーでは山本先生が41歳での銀!その活躍に日本中が驚きました。

その他、様々な競技で喜びと感動を与えてくれたアスリート達に大感謝です。

ここまでの日本選手の好成績は失礼ながら予想外も予想外の嬉しい誤算。

このメダルラッシュは気分を高揚させ、ピンズもはまりにはまりました

その模様は過去の記事でもご紹介しています。こんなこともありました

Games of the XXVIII Olympiad, Athens 2004 "DELTA" seesaw
Pins_athens_olympic_2004_delta_seesアテネオリンピックでミルクとアイスクリームのスポンサーを務めたデルタのピンズです。シーソーに乗った大会マスコットがアイスクリームを持っていますね。シーソーはもちろん動きます。大会エンブレム・マスコット・スポンサー名・アイデアと出来の良さ、、、それらを兼ね備えた素晴らしいピンズだと思います。こういった多種多様なピンズが短期間に入り乱れる、、、

オリンピックというのは、まさにピンズにおいても世界最大のお祭りですね!

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2009年9月20日 (日)

ピンズと振り返るオリンピック "Back to the 2008"

さて、来る10月2日に2016年夏季オリンピックの開催都市が決定します。

ピンコレクターにとって自国開催は悲願のようなものであります。

つきましては大緊急特別総力企画としまして、特別編をお送りします。

過去の夏季オリンピックとそのピンズを振り返りつつ、招致成功祈願をするものです。

昨年の北京から前回東京開催の1964年まで遡っての連続記事となります、、、

記憶にも新しい2008年に中国で開催された北京オリンピック。

2008年の招致合戦には大阪も立候補していましたが、最下位に敗れましたね…

しかし、開会前に競技以外でこんなに色々話題になった大会も珍しいでしょう。

大気汚染で不参加表明のアスリート、立ち退き問題、騒がしい聖火リレー等々。

もちろん、これらは深刻な問題ですが、五輪とは切り離して欲しいものです。

開会式ではクチパク少女に大がかりなCGまでもが後々も議論の的になりました。

個人的にはそんなのどーでもいい、と思います。スポーツの祭典なんだから。

演出技巧の巧拙の議論はあるかと思いますが、いってもそのレベルです。

日本の獲得メダル数は金9、銀6、銅11、計26個でした。

圧巻は競泳男子の北島康介選手。アテネに続く100m、200mの両種目連覇。

金メダル獲得後のインタビューでの名言「なんも言えねえ」…深い!深すぎる!

レスリング女子でもアテネに続き伊調馨・吉田沙保里両選手の連覇!!

柔道男子 内柴選手、女子 谷本・上野両選手も連覇。連覇が多いのが特徴かな。

ある意味若い世代の育成がどうなっているのか…今後の課題ではないでしょうか。

私的にはソフトボールで金決定の瞬間、宇津木妙子元監督の絶叫が心に残ります。

しかし競技としては北京限りで、先日2016年での復活の道も断たれてしまいました。

野球はプロがありますがソフトボールは…選手や関係者の方が不憫でなりません。

もちろん何でも見境なくとはいかないでしょうが、、、五輪の厳しさを感じました。

Games of the XXIX Olympiad, Beijing 2008 "Yanjing Beer"
Pins_beijing_olympic_2008_yanjing_b燕京ビールは中国の大手ビールメーカーです。北京オリンピックではスポンサーを務めました。ローカルスポンサーピンは開催国のお国柄を実感できるので私は大好きです。

ピンズはそこそこ集めました。主には日本のメディアとあとはスポンサー関係ですね。

現在ピンズ生産量で間違いなくダントツNo.1が中国。それだけに期待していました。

しかし、ある意味オリンピックピンが成熟しきったのか、見慣れたせいか、それとも…

正直、デザインやアイデアであまり「ビビッ」とくるものがありませんでした。

マスコットは5人組の通称「ゴレンジャー」もセットものが多くて大変でしたねσ(^_^;)

オメガも23個セットとかちょっと多過ぎます。いじめないで下さい、、、

、、、と何だかんだ言いつつ集めてしまうのが、ピンコレクターの性でしょうかね!

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2009年9月19日 (土)

シンボルとピンズ

ピンズは何かを表現するツールであり、色々な使われ方をします。

お土産から企業の販促や社会的活動のPR、会社や団体での所属を示すツール等々。

そして仲間内や個人で何かの記念や名刺代わりとして作ることもあります。

どちらにしても、そのピンズは何かを表現するためのデザインがとられます。

多くは社名・社章・マスコットなどシンボル的なものが多用されます。

余命1ケ月の花嫁 5.9 Roadshow さくらパンダ
Pins_1乳がんと闘い、24歳で生涯を閉じた長島千恵さんという実在の方を描いた映画「余命1ケ月の花嫁」。JNN50周年記念として公開を記念して行われた乳がん検診全国キャラバンが「さくらパンダ前線キャンペーン」です。そのキャンペーンのスタッフに配布されたピンズがこれです。ピンズにもデザインされているさくらパンダは上野松坂屋のマスコットでもあります。

そして生前の長島さんは、さくらパンダのぬいぐるみを可愛がっていたそうです。

そのことから、映画でもさくらパンダが登場しているそうです。

さくら=ピンクということで、カラー的にもシンボリックなアイテムですね。

ピンズというものはそういうシンボルを単純明快に表現することもできます。

桜の時期はほんの一瞬ですが、このピンズの中ではパンダと共に咲き続けます。

シンボルという形になった様々な想い、、、ピンズはそれらの代弁者なんですね、、、

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2009年9月13日 (日)

ピンズとインスピレーション

ご無沙汰しておりました!ここのところバタバタしておりまして、、、

ピンズの方になかなか気が回りませんが、そんな時にもピンズは見つかります。

Lego qmpo
Pins_lego_qmpoあまり時間がないので、ネットをサッと眺めているときに発見したのがこのピンズ。そう、どなたかのブログ名のようですが、「ビビッと」きたのです。面白いデザインなので手に入れましたが、詳細は不明…

調べてみるとレゴのシステムコンポの販促ピンであることが分かりました。

小さい頃レゴには大変お世話になった覚えがあります。かなり持っていました。

そう知ると余計ピンズへの愛着がわいてきます。

経験値上、インスピレーションで手に入れたピンズは飽きがきません。

これからもインスピレーションを大事に、ピンズと付き合っていきたいですね、、、

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