ピンズと振り返るオリンピック "Back to the 1972"
1972年に西ドイツで開催されたミュンヘンオリンピック。
夏季オリンピックで初めて大会マスコットが採用されました。
この大会では日本は金13、銀8、銅8の計29個のメダルを獲得しました。
特に男子体操は全8種目24個のメダルのうち、16個を日本が獲得。
あの「月面宙返り」はこの大会で塚原光男選手が初めて発表した技です。
男子体操は団体も4連覇、、、まさに「体操ニッポン」の絶頂期ですね!
Games of the XX Olympiad, Munich 1972 "Japan Olympic Basketball Team"日本人は体格面では欧米・アフリカ系の人と比べるとどうしても劣ります。バスケットボールなんかは身長の高さがものをいいますから、国際大会ではあまりいい成績を残せません。このピンズはミュンヘン五輪で日本のバスケットボールチームが付けていたものです。ある意味最もオリンピックらしいピンズと言えるでしょう。チームは14位と下位の結果に甘んじましたが、快挙も達成されました。
「日本バスケ界史上最高」と謳われる谷口正朋選手が得点王に輝いたのです。
これは本当に凄いことであり、私もそのプレーを見たかったと心底思います。
さて、この大会で忘れてならないのが、五輪史上の惨劇といわれるテロ事件です。
パレスチナゲリラがイスラエル選手団宿舎を襲撃。結果的に15名が死亡、、、
二度と起きてほしくない事件ですが、憎しみの構図は現在まで続いています…
真の意味でオリンピックが平和の祭典であり続けることを願ってやみません、、、
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