ピンズとネームヴァリュー
集めている人にとって、「何のピンズか」というのは非常に重要です。
五輪・W杯・万博・ハードロックカフェ・ディズニー等々ジャンルは様々です。
そしてただ単にジャンルだけではなく、更なる細分化はいくらでも出来ます。
大まかには販売ピンか非売ピンか、というところではないかと思います。
非売ピンでもその配布先や数量なども重要視されていますね。
企業のピンズにも同じことが言えます。企業ピンは非売ピンが大多数です。
そして、そのリリース元が著名な企業であるほど一般的な「市場価値」が高いのです。
例え著名な企業のピンズであったとしても、チープな造形のピンズも多くあります。
ただ、同じデザインで社名(ブランド名)入りとそうでない2つがあったとします。
その時どちらのピンズをとるか…それは多くの方の場合名前入りの方だと思います。
Moët & Chandon "250ème Anniversaire"フランスの「モエ・エ・シャンドン」という名前は有名ですね。創業は1743年、LVMHグループに属し、傘下に最高級シャンパンで有名なドン・ペリニヨンを擁する、、、と聞くだけでハイソな感じのする世界有数のシャンパン製造会社です。このピンズは創業250年を記念するものですが、サイズ・デザインとも確かに洗練されたピンズです。
というか、「そう見える」と言った方が実は正解なのかもしれません。
確かに、作りは擬七宝で製作もArthus-Bertrandと申し分ありません。
モエ・エ・シャンドンのピンズであることも、250周年記念であることも一目瞭然です。
デザインも本職のデザイナーさんが手掛けられたのでしょう。
ただ、これが何のピンズであるのか分からなければ感じ方も違うのでは、と思います。
ピントレにおいても、それが何のピンズであるのかを素早く認識することが重要です。
恥ずかしながら、私の持ちピンの中にも正体不明のピンズがいくつかあります。
そんな「名無しのピンズ」がトレード要員として活躍する場面はほとんどありません。
その意味、ピンズに刻まれたネームバリューの重要性はかなり高いのだと思います。
少なくとも自分の持っているピンズについては十分理解していたいものですね。
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