ピンズの使命
ピンズの使命というのは、ある決まった期間に限られているものが多いですね。
イベントのピンズは盛り上げるため、販促のピンズは対象商品のPR用です。
イベントが終了したり、製品が販売終了になってしまえば意味がありません。
その意味がない、というのはあくまでリリースサイドにとっての「意味」です。
2010 Winter OLYMPIC Candidate City "PyeongChang"2010年の冬季オリンピック開催地は2003年のIOC総会で決定されました。最終選考にはバンクーバー、平昌、ザルツブルクの3都市が残りました。第1回投票では平昌が1位、バンクーバーが2位。ザルツブルクがこの時点で脱落。次の最終投票でバンクーバーが平昌を逆転し、見事開催地の栄誉を勝ち取りました。このピンズは平昌の招致活動に使用されたものです。五輪招致という意味で言うと、既にこのピンズの使命は終わっています。しかし、私の様なピンコレクターはその後もそういったピンズを含めて追いかけ続けます。
そのピンズ本来の使命を超えたところに新たな使命を見出したかのようです。
ピントレなどで人と人とをつないだり、コレクションとして楽しませてくれたりします。
それにはいつまでとか、対象がだれとか、そんな制限は一切ありません。
だからこそ、ピンズは世界中多くの人に愛され続けるのでしょうね。
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