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2009年7月30日 (木)

地元のピンズ

こんにちは、皆様。突然ですが、今回の記事である節目を迎えました。

どの様な節目かお分かりになった方はメール下さい。プレゼントを差し上げます。

プレゼントの該当者は最初に正解を出された方だけです。ヒントも一切ナシです…

早速正解が出ました。正解は今回の記事で777本目ということでした。

時間がかかるかな?と思いましたが、速攻で数えられた方がいらっしゃいました。

正解者はTさん(別名安藤優子の旦那さん)です。別途ご連絡差し上げます。

余りに早かったので、今年中にもう一度クイズみたいなものをやることにしました。

ちょっと先の話ですが、それは11月に書く4周年の記事にて行います。

それでは、本文です、、、ピンズには地方色が垣間見られるものが数多くあります。

お土産の様なピンズであったり、ご当地ピンズもその代表例と言えるでしょう。

テーマパーク・イベントピンもその開催地にちなんでいるといえばそうですね。

しかし、それは地元を対象にしているかというと、概してそうではないと思います。

どちらかというと外部の人への、その地をPRするという意味合いが強いでしょう。

本当に地元の人だけを対象としているピンズというのは少数派かもしれません。

というより、外部の人には認知されにくいのでそうなっているのかもしれません。

地元の私鉄のスタンプラリーであったり、地元企業のキャンペーンであったり、、、

しかし、ピンコレクター目線では、それらがとっても魅力的に映るんですよね。

SoftBank Hawks "九州元氣!プロジェクト2009 supported by 皇潤・エバーライフ"
Pins_softbank_hawks_2009福岡ソフトバンクホークスのキャンペーンピンです。いかにも地元のファン層を中心に訴えかけるピンズですね。サインは元監督で現球団取締役会長である王貞治氏によるものです。

皇潤で名前を知られている健康食品通販のエバーライフも福岡の地元企業です。

プロジェクトの主旨は「九州のみなさんを元氣にしたい!」とのことですね。

いわゆる「九州地方」という大きな意味での地元を対象にしています。

こういうピンズは本来なかなか他の地方ではお目にかかることが出来ないものです。

しかし、ネット社会では、こういう「地元ピン」の情報も拾うことが出来ます。

ますますアツイ「地元ピン」から今後も目を離せそうにありませんね。

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2009年7月29日 (水)

価値観とピンズ

ピンズというのはワールドワイドな趣味であります。

過去にも述べましたが、私も国内のみならず世界中の人とのやり取りがあります。

主には欧米の方が多いのですが、香港・シンガポールなどアジア圏の方もいます。

オリンピック・W杯などのスポーツやディズニー・HRCなども世界的分野です。

そういったジャンルには個々にベースとなる価値観というものが存在します。

その価値観の下では国籍や性別といった差は全く意味をなさないと言えます。

私のように様々なピンズを集めていると、ジャンル単体の価値観も飛び越えます。

飛び越えるというより、より大きな価値観に抱かれているという感じでしょうか。

PEPSI "007 Stirb an einem anderen Tag (Die Another Day)"
Pins_pepsi_007_stirb_an_einem_ander2002年に公開の007シリーズ「ダイ・アナザー・デイ」。このピンズはペプシのコラボピンですが、ドイツでリリースされたのでタイトルもドイツ語で書かれています。ただ、書かれている言葉が何語でもこのピンズを見る目には余り影響されないでしょう。

価値観を同じくする人との交流というのは本当に楽しいものです。

時に情報を共有し、時に刺激しあう、、、そんな仲間と出会えたことに感謝ですね。

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2009年7月24日 (金)

ラメとピンズ

ピンズには様々な表現方法があります。特にその中でも「色」は大切な要素です。

あえてモノトーンで仕上げたり、派手な色を入れたり本当に「色々」です。

表現したいその世界観を上手く伝えるためにはその選択は重要です。

時に色を入れず金属色で仕上げたり、透ける色を入れたりもします。

色に金属片を入れる、いわゆるラメを使うのもその1つでしょう。

Tokyo DisneySea "JCB Private Festa in Summer"
Pins_tokyo_disneysea_jcb_private_feこれは東京ディズニーシーのピンズですが、この様にディズニーピンではラメが多用されます。ハードロックカフェやキャラクターピンもラメ比率が多い分野ですよね。逆に商品の販促ピンではラメ使いのピンズが少ないですね。

ラメはどちらかというとイメージ優先のジャンルで多用されているようです。

このキラキラ感がファンタジーの世界を表現するのにピッタリなんでしょうね。

それでは明日からはファンタジーにラメ入りのスーツで出勤、、、しません!

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2009年7月22日 (水)

アクセントとしてのピンズ

ピンズを集めるというのは世間一般を見渡してみるとごく少数派だと思います。

ピンズ自体は知っていても、集めるものだということは知らない方が大多数でしょう。

かつての私もそうでしたが、それを知ってからはすっかり魅了されております。

理由の1つとして、日常生活にアクセントを与えてくれるということが挙げられます。

GODZILLA "SUMMER 1998" PRESENTED BY mister Donut
Pins_godzilla_1998_mister_donut1998年に公開されたハリウッド版ゴジラである「GODZILLA」。日本の「ゴジラ」と外観が違ったり、作品の世界観が違ったりと何かと話題にはなりましたね。やっぱりゴジラは日本版にかぎるなぁ~というところに落ち着いたような記憶があります。

ところでピンズの方はその米国版「ゴジラ」とミスドとのコラボキャンペーン品です。

ミスタードーナツは時々により色々なキャンペーンを展開していますよね。

今でこそ回数は減りましたが、甘党の私は幼少よりミスドにお世話になってきました。

キャンペーン品も何回か手に入れましたが、現在手元に残っているものはありません。

確かにこういう販促品というのは、どうしても必要なものではない場合が多いですから。

ただし、こういうものというのは何故かもらって嬉しいものです。

ピンズも同様でこの何気ないアクセントが生活に潤いを与えてくれます。

そして更に数が増えてくると、並べて見ているだけでスッキリとします。

その意味、私にとってピンズは何よりの必需品なのかもしれませんネ!

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2009年7月21日 (火)

ピンズの差別化

ピンズには様々な顔を持つピンズがあります。ジャンルも多彩です。

ただ、ピンズが物理的に表現できる大きさというのは非常に小さいと言えます。

知らない人から見ると同じ様なピンズに見えるものも沢山あります。

しかし、その僅かの差に面白さがある場合もあります。

それは時にウンチクとして語ってよし、聞いて面白い、という逸話となります。

逆に販促ピンなんかでは差別化という意味で、その差を明確にしなければなりません。

ロゴの多様はその1つでしょうが、インパクトという意味で全体のデザインは重要です。

ただ、特に同業他社とではその対象がバッティングする傾向は否めません。

その中でいかに差別化を図るか、、、製品のみならずピンズでも大きな課題でしょう。

Beer Crown Caps "Heineken / Tuborg"
Pins_crown_heineken_tuborgハイネケンは世界2位のシェアを持つビールメーカー。ツボルグはデンマークのビールメーカー。今はカールスバーグの傘下だそうです。

この2つのピンズはどちらも直径15mm程度の小粒なピンズです。

ハイネケンの方は王道的とでも言いましょうか、カチッと作っています。 

ツボルグの方はキャスティングで成型した王冠にプリント+エポ乗せという仕様です。

ハイネケンはイメージ優先、ツボルグはなるべく実物を表現しようとしています。

同じクラウンというテーマですが、それぞれに個性的なピンズに仕上がっています。

良し悪しはピンズの見方や好みによって変わりますので一概に言えません。

ただ、同じ「ビール瓶の王冠」1つとってみてもこれだけ表現方法に違いがあります。

これが世の中にある全てで展開されている…ピンズの世界が奥深いわけですよね!

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2009年7月20日 (月)

ピンズの使命

ピンズの使命というのは、ある決まった期間に限られているものが多いですね。

イベントのピンズは盛り上げるため、販促のピンズは対象商品のPR用です。

イベントが終了したり、製品が販売終了になってしまえば意味がありません。

その意味がない、というのはあくまでリリースサイドにとっての「意味」です。

2010 Winter OLYMPIC Candidate City "PyeongChang"
Pins_2010_olympic_candidate_city_py2010年の冬季オリンピック開催地は2003年のIOC総会で決定されました。最終選考にはバンクーバー、平昌、ザルツブルクの3都市が残りました。第1回投票では平昌が1位、バンクーバーが2位。ザルツブルクがこの時点で脱落。次の最終投票でバンクーバーが平昌を逆転し、見事開催地の栄誉を勝ち取りました。このピンズは平昌の招致活動に使用されたものです。五輪招致という意味で言うと、既にこのピンズの使命は終わっています。しかし、私の様なピンコレクターはその後もそういったピンズを含めて追いかけ続けます。

そのピンズ本来の使命を超えたところに新たな使命を見出したかのようです。

ピントレなどで人と人とをつないだり、コレクションとして楽しませてくれたりします。

それにはいつまでとか、対象がだれとか、そんな制限は一切ありません。

だからこそ、ピンズは世界中多くの人に愛され続けるのでしょうね。

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2009年7月19日 (日)

ピンズの正体

手に入れたピンズで何のピンズか分からないものがある、、、

ピンズを数多く集めているとそういうピンズが否応に関わらず手に入ります。

しかし、その正体がはっきりした時には何とも言えない気持ち良さがあります。

今日ご紹介するピンズはかなり前にまとめて手に入れたうちの1つ。

実際はあるピンズを手に入れるためなので、「おまけ」のような存在でした。

そういうピンズはたまにありますので、特に気にしていませんでした。

しかし先日ふと気になり調べてみると、あるサイトに行き着きました。

EXPO 1992 SEVILLAS "SONY"
Pins_expo_1992_sevillas_sony_curroその海外サイトは万博を年代ごとに扱ったものでした。その中にこの鳥みたいなマスコットの画像を発見しました。よくよく読んでみると1992年に開催のセビリア万博のマスコット"Curro"であることが分かりました。ピンズの裏を見てみると確かに"© EXPO '92 S.A. 1988"との刻印がありました。セビリア博のピンズは持っていない上、企業ピンとは私のストライクです。晴れて正体の分かったこのピンズは、私の中で「おまけ」から「主役級」に昇格したのであります。

やっぱりピンズは正体を知ってこそ持っている意味があるんだな…と思いました。

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2009年7月18日 (土)

ピンズと達成感

改めて言うまでもありませんが、ピンズの世界というものは非常に大きなものです。

現在までに膨大な数がリリースされており、日々増え続けています。

どんなコレクターでも全体を把握している人というのはいないでしょう。

だからこそ自分のスタイルで自由にコレクションを構築できるともいえます。

収集のメリハリをつけるために目標を立てるのもいいでしょう。

それにはいつまでにとか、厄介な制約は一切ありません。あくまで自己都合です。

その割に目標を成し遂げたときには、かなりの達成感を味わう事ができます。

OMEGA Speedmaster Automatic "Marui Limited Edition Model (Blue/Red/Green)"
"Michael Schumacher Model (Yellow)"

Pins_omega_speedmaster_automatic_4_これらはオメガのスピードマスター・オートマチックのピンズです。1995年に丸井限定カラーとして、青・赤・緑の3色のダイヤルカラーモデルが国内販売されました。また、同年F1フェラーリのミハエル・シューマッハのモデルとして黄色のダイヤルカラーのモデルも販売されました。

これらのピンズはその販促用として一部の顧客に配られたものです。

その希少性は非常に高く、コレクター間でもコンプリは難しいとされています。

レアというだけではなく、ピンズとしてのクオリティも非常に高い逸ピンです。

私も'04年から時計ピンを集めはじめ、これをコンプリできたのはつい最近です。

そして最後の一色を手にしたときには「かなりの達成感」がありました。

仕事にしろ趣味にしろ達成感というものはいいものです。

しかしそれは1つの節目に過ぎず、その後はまた次なる目標に向けて動き出します。

そう、新たな達成感を味わうために、、、

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2009年7月17日 (金)

バンド名のピンズ

今週に入り東京は本当に暑い日が続きます。ちょっとバテ気味です。

しかし、ピンズの方は結構手に入っています。が、整理の時間がない!

ということで2週間ほど整理しきれないピンズが山になっていました。

仕事から帰ってお風呂に入り気分一新してせっせとまとめること3時間。

やっとメドがつきました。そう、このピンズもそのうちの1つです。

おっと!たまさか前回記事のピンズと対照的で面白い、、、と思ったらアップですネ!

BON JOVI "Volkswagen European Tour 1996"
Pins_bon_jovi_volkswagen_european_t今や不動のビッグネームのボン・ジョヴィですが、私がロックに目覚めた直後に丁度「夜明けのランナウェイ」でデビュー。イントロのキーボードを音楽室のピアノで弾くのが流行りましたね。

私もシングルを買いました。テープにとってウォークマンで、、、懐かしいです!

前回記事のピンズと同じく、フォルクスワーゲンプレゼンツの欧州ツアーピンです。

但し方向性の違いというか、ピンズの作りとしてはかなり異なりますね。

バンド名を全面に打ち出した、いかにもヘヴィメタルバンドっぽいピンズです。

最近のボンジョヴィは聴いていませんが、これを機会にDLしましょうかね。

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2009年7月15日 (水)

楽器のピンズ

ピンズには様々なアイテムや象徴するものがモチーフとして取り入れられています。

特にピンズで主張したい事柄、関連するものがよくカタチとなっています。

例を挙げると、ハードロックカフェのピンズでは楽器形のものが多いですね。

まさにロックのテーマレストランとしてはピッタリの表現方法です。

ギターピンなんかはHRCの代名詞みたいになっていますからね~。

しかしギターピン1つとっても、HRC以外にも数多くあって面白いものです。

Eric Clapton "Volkswagen European Tour 1998"
Pins_eric_clapton_volkswagenロック史に燦然と輝く「エリック・クラプトン」。言わずと知れた偉大なギタリストです。

私としては「クリーム」時代を思い浮かべます(リアルタイムではありませんが)。

これは1998年に行われた世界ツアーの中で、欧州ツアーのピンズです。

フォルクスワーゲンがサポートしており、エンブレムもピンズの中に入っています。

氏は同年来日もしており、その際同形の"JAPAN Tour"のピンズも出しています。

このギターのモチーフは、氏の愛用ギターである「ストラトキャスター」です。

私もできる楽器のピンズを作ろうかな…トライアングルとか!-ヾ(*^・ェ・)ノ△~♪

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2009年7月 8日 (水)

「ニヤッ」とするピンズ

ピンズを手に取ると思わず「ニヤッ」としてしまう瞬間があります。

それは欲しかったピンズを一人で手にとって眺めている時などがあるかと思います。

デザイン的に面白い細工がしてある時や、隠れた意味を読み取った時もそうです。

画像で見た印象と実際に手に取った時のギャップもそうさせます。

このピンズも画像だけでは気付きませんでしたが、実に面白いピンズだと思います。

Panasonic "GAOO"
Pins_panasonic_gaooパナソニックの「画王」は累計400万台を記録した1990年代のヒット商品です。そのデザインのコンセプトはどこから見ても美しい「360度デザイン」でした。このピンズは一見普通のピンズですが、そのコンセプトを反映させているのか、地球の丸みを表現しているのか、ちょっとした工夫が施されています。光の反射で分かると思いますが、地図の部分のみにエポキシがのっているのです。

表面の保護ということで、全体にエポキシがのっているピンズはごく一般的です。

エポキシの部分使いは時計ピンの文字盤部分などでたまに見かけるだけです。

しかも、こういった四角い外形のピンズに使われている例はごく少ないと思います。

画像ではなかなか分かりづらいですが、独特の質感がありなかなか面白いです。

こういうこだわりのデザインを見ると思わず「ニヤッ」としてしまいますネ!

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2009年7月 7日 (火)

ピンズとネームヴァリュー

集めている人にとって、「何のピンズか」というのは非常に重要です。

五輪・W杯・万博・ハードロックカフェ・ディズニー等々ジャンルは様々です。

そしてただ単にジャンルだけではなく、更なる細分化はいくらでも出来ます。

大まかには販売ピンか非売ピンか、というところではないかと思います。

非売ピンでもその配布先や数量なども重要視されていますね。

企業のピンズにも同じことが言えます。企業ピンは非売ピンが大多数です。

そして、そのリリース元が著名な企業であるほど一般的な「市場価値」が高いのです。

例え著名な企業のピンズであったとしても、チープな造形のピンズも多くあります。

ただ、同じデザインで社名(ブランド名)入りとそうでない2つがあったとします。

その時どちらのピンズをとるか…それは多くの方の場合名前入りの方だと思います。

Moët & Chandon "250ème Anniversaire"
Pins_mot_chandon_250me_anniversaireフランスの「モエ・エ・シャンドン」という名前は有名ですね。創業は1743年、LVMHグループに属し、傘下に最高級シャンパンで有名なドン・ペリニヨンを擁する、、、と聞くだけでハイソな感じのする世界有数のシャンパン製造会社です。このピンズは創業250年を記念するものですが、サイズ・デザインとも確かに洗練されたピンズです。

というか、「そう見える」と言った方が実は正解なのかもしれません。

確かに、作りは擬七宝で製作もArthus-Bertrandと申し分ありません。

モエ・エ・シャンドンのピンズであることも、250周年記念であることも一目瞭然です。

デザインも本職のデザイナーさんが手掛けられたのでしょう。

ただ、これが何のピンズであるのか分からなければ感じ方も違うのでは、と思います。

ピントレにおいても、それが何のピンズであるのかを素早く認識することが重要です。

恥ずかしながら、私の持ちピンの中にも正体不明のピンズがいくつかあります。

そんな「名無しのピンズ」がトレード要員として活躍する場面はほとんどありません。

その意味、ピンズに刻まれたネームバリューの重要性はかなり高いのだと思います。

少なくとも自分の持っているピンズについては十分理解していたいものですね。

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