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2009年6月30日 (火)

オアシスピンズ

世の中は相変わらず厳しい市況ですね。あまりいい話を聞きません。

かく言う私もサラリーマンですが、何故か私は非常に忙しくしております。

はっきり言って去年10月以前から遡る事数年は余り忙しくありませんでした。

業種的には現在良くないのですが、、、巡り合わせの妙と言ったところでしょうか。

さて、人はそんな忙しい時期こそ「ほっと」できる安らぎの一時が必要です。

スポーツや映画もいいですが、やっぱり私にとっての一番はアレですね!

Doutor Coffee "Coffee cup"
Pins_doutor_coffee_cup1980年に営業を開始したセルフ式のコーヒーショップの草分けとして知られるドトールコーヒー。全国に1000店以上を展開。駅前にある平日のドトールはビジネスマンのオアシスとなっています。

特にこの御時世、タバコを吸う方にとっては何とも有難い空間でしょう。

私も待ち合わせや打ち合わせ前の一服に利用させて頂いております。

もちろん一杯のコーヒーやタバコも「ほっと」一息つける時間を演出してくれます。

しかし、それ以上にお気に入りのピンズを手にした時の一瞬はたまりません。

そう、ピンズこそ私にとってはオアシスのような存在なのでしょう。

、、、というかちょっとした湖くらいになっておりますが…σ(^_^;)

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2009年6月29日 (月)

立体的なピンズ

ピンズというものは非常に小さなスペースで何かを表現するツールです。

しかも裏は針ですから、普通使用出来るのは表の一面のみとなります。

時に一般的なデザインの枠を超えて、訴求性の高い仕掛けを用いる場合があります。

重ねたり、開いたり、揺れたり、回ったり、光ったり、、、楽しいものも多いです。

ただ上に書いたような仕掛はパーツが余分にいるため、製作費が余計にかかります。

特に販促用のピンズでは限られた予算内での製作となりますからね。

限られた中で工夫を凝らしたピンズには、時に仕掛ピンにも負けないものもあります。

Pins_clarionClarionはカーオーディオ機器メーカーです。主催のクラリオンガールでも有名ですね。このピンズは車載スピーカーのピンズですが、何ともよく出来ています。厚みがあり、製品のディテールを余すことなく表現しています。スピーカーの凹凸やコーンの質感など、実際の商品を彷彿とさせます。商品のPR用ピンズとしてその魅力を余すところなく伝えているのではないでしょうか。

もちろん、全てがこのピンズと同じようであっては逆に面白くありません。

世の中には実に様々なデザインのピンズがあり、その多様性が人々を魅了します。

その工夫が時に立体であったり、仕掛けであったりするのです。

シンプルがゆえに心に響くピンズもあり、良し悪しを一概に言うことは出来ません。

とにかくピンズの多様性とその奥深さを広く知って頂ければといつも思っております。

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2009年6月28日 (日)

ピンズの地図

ピンズを集めていると、多くのピンズ同士に関係がある事に気付きます。

例えばオリンピックでみてみると、スポンサーには多くの企業が名を連ねます。

時代によりますが、日本企業でもパナソニック・セイコー・ニコン・ブラザー他多数。

また世界中のメディアも注目しますし、それらの多くもピンズをリリースします。

それらの企業・メディアは大企業なので、様々な協賛イベントでもピンズを出します。

また、ディズニーやHRCにしても例外でなく、様々なコラボでピンズが存在します。

するとほとんどの事柄がピンズ目線で見ると1つにつながってきます。

やがて、単純に何かの表現ツールというピンズの核心そのものに魅力を見出します。

あとは己の趣味趣向という名のスパイスにより、無二のコレクションが完成します。

AGATHA PARIS "1998 Soccer ball"
Pins_agatha_paris_1998_soccer_ballアガタ パリのピンズはかなり前に ご紹介しましたね。アガタのブランドシンボルであるスコティッシュテリアのピンズは本当に可愛いですよね。しかし、フランス・1998・サッカーボールというと、「W杯かっ!」となるわけですよ。

さらにブランドでW杯となると、、、コレなんかを思い浮かべます。

ただ、セリーヌの2002ピンはブローチタイプというのとちょっと大振りです。

今回紹介のアガタ1998ピンは小振りでシルバー製という私好みの小粋なヤツです。

このピンズ1つとってみても、一見無関係なブランドとW杯がつながります。

自分のコレクションを頭の中で関連付けて地図を作っているような感じです。

今後も頭の中にある「ピンズ世界」の地図をどんどん広げていきたいですね…

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2009年6月25日 (木)

ピンズの予測

先日の東京ピントレーディングでは多くの方にお会いすることが出来ました。

と同時に、数多くのピンズを目にすることが出来ました。

今まで見たことのあるピンズもあれば、初見のピンズも数多くありました。

そんな初お目見えのピンズを目の当たりにすると、嬉しくなってきます。

ただ、それを入手するまでの道のりというのは、全く予測することができません。

ひょこっと手に入ることもあれば、一生手に入らないかもしれません。

004 X-girl × G-SHOCK
Pins_004_xgirl_gshockさて、この前の衝撃も冷めやらぬ今日この頃ですが、こんなピンズを見つけてしまいました。これは25周年の記念ピンではなく、つい最近発売の時計のキャンペーンピンです。25周年ピンとは色違いですが、同じ型で作ったのでしょう。ということは、これからも違う色が出る可能性がある… 他のコラボではどうなのか…などと色々考えてしまうわけですが、予測は時に裏切られ時に的中します。

このピンズ1つとってみてもそうですが、世の中のあらゆるピンズに言えることです。

ただ、確実に自分にとって気になるピンズは増え続けているのです。

勝手に目標にすべきものがどんどん増えていっているような感じです。

しかし、この予測不可能なところがピンズの面白さでもあるのです、よね。

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2009年6月23日 (火)

ピンズと賑わい

去る6/20に第15回東京ピントレーディングを無事に執り行うことが出来ました。

今回は常連さん・新規の方、総勢40名強の賑やかな会となりました。

特に長野・愛知という遠方より大勢の方がお越し頂いたことは嬉しい限りでした。

これからも「みんなのピントレ」を目指して、末長く続けていければと思っております。

さて、恒例のピントレ報告です。今回も様々なピンズと出会い、手に入れられました。

Babolat 130 years
Pins_babolat_130_yearsまずは幹事のryuさんとのピントレ。テニスをやっている人なら知っている「バボラ」。テニス用品メーカーです。フランスのメーカーですが、100年以上歴史のあるメーカーだとは(創業1875年)このピンズを手に入れて初めて知りました。私にとっての「初バボラ」ですね。

IAAF 世界陸上選手権 Edmonton 2001 SEIKO
Pins_iaaf_edmonton_2001_seiko長野から参戦のOさんとトレード。セイコーの世界陸上ピンも恒例となっておりますので外せません。

ところで、2007年東京マラソンセイコーピンの存在を巡って情報が錯綜しました。

「ある」「ない」と違った情報がありましたが、本当のところどうなんでしょうかね、、、

Nagano Marathon 2009 MIZUNO
Pins_nagano_marathon_2009_mizuno長野マラソンのミズノピンも毎年楽しみですが、今年は確かHPでの販売が無かったように思います。今回ピン太郎さんから手に入れることができました。このシューズピンは恒例ですが、かなり詳細まで描かれている素晴らしいピンズです。シューズピンは2005年からですが、ズラリとピンバッグに並べるとなかなかの壮観です。

NASDA "STS-72 Mission Specialist K.Wakata"
Pins_nasda_sts72_mission_specialist1996年のスペースシャトル「エンデバー」によるNASAの飛行ミッション"STS-72"で若田光一さんが"ミッションスペシャリスト"として起用され、見事SFU回収に成功しました。これを記念してNASDAが作成したミッションピンがこれです。宇宙ピンも1つのジャンルとして見ても奥深いですよね~。

YAMAHA 週末はバイク人 LOGO
Pins_yamaha_logo これはTさんとトレードしたピンズです。これのロゴバージョン。やはり1つより2つ並べてみると見栄えがします。Tさんも経験が浅いとご謙遜されながら良いピンズを沢山お持ちですね!

Pins_christian_diorこれはピンブローチタイプのChristian Diorピンです。かなり大振りですが、いかにもクリスチャン・ディオールらしいセンスの良いピンズです。愛知から参戦のNさんがフリマで手に入れたものの1つだそうです。他にも幾つかトレード頂きました。しかし男性化粧品すら全く縁の無い私が、ことピンズに関してはコスメモノも集めているのですから考えてみればおかしなものですね、、、

TAXMAN'S MUSEUM SPECIAL PURPLE
Pins_taxmans_museum_special_purple当初参戦予定でなかったTAXMANさんも御来場頂けました。TAXMANさんといえば当然このシリーズなわけですが、時計ピン同士のトレード成立。次回は振る舞いを期待しております、、、それにしても腕に輝くフランクミュラーは素晴らしかったですね~ ブーのピンクリボンも手に入れられて良かったですね。(私もいつか…)

2008 British Open golf & US Open "TV ASAHI"
Pins_2008_british_open_golf_us_open1年遅れでの入手となりました2008テレ朝ゴルフドラえもんピン。長野のたけちゃんさんとの交換です。欲しかったピンズだったからというだけでなく、交換の面白さを存分に楽しめたトレードでした。

1次会が終わっても気を抜けません。今回もお約束の飲み会兼2次会に突入。

今回は1次会の約半数の方が参加され、お酒の勢いも手伝ってより賑わいました。

恒例の「近どう」で月島名物もんじゃ焼をつまみながらの恒例のじゃんけん大会。

今回はTAXMANさんを皮切りに店員さんまでをも巻き込んでの楽しい時間でした。

皆さん、貴重なジャンケンピンのご提供有難うございました。

さらにさらに、今回は愛知の方からビッグサプライズを提供頂きました。

BENTOMAN (BM-6/7/9)
Pins_bentomanベントマンは愛知県名古屋市に本部があるお弁当チェーン店。お弁当を1つ買うとピンズが1ヶもらえるそうで、愛知から参加の方が袋にこのピンズを入れて「ピンまき」を敢行。私をはじめ大の大人がピンズ欲しさにダイブしまくりました。いや~楽しかった!私も今年中に愛知へお邪魔しようと思います。

まだまだピンズの夜は続きます。2次会の「おやじの店」に突入。

「酔いどれおやじさん」は不在でしたので、まったりした時間となりました。

しかしどこであってもピンコレクターのすることは同じ、そうピントレードです。

いくつかトレードをしましたが、手に入れ損ねていたこのピンズを発見。

HARD ROCK CAFE "IMAGINE PIN"
Hard_rock_cafe_imagine_pin ジョン・レノンの「イマジン」は平和を訴える曲として有名です。彼が凶弾に倒れたのはまだ小学生の時でしたので、リアルタイムで覚えていません。しかし、中学生時代にアルバムを買いましたので、ある程度の思い入れはあります。このピンズはすでにTAXMANさんやピン太郎さんのDialyなどでも紹介されています。トレードをしようと思いきや、Tさんよりプレゼントで頂いてしまいました、、、手に入れてみるとサイズも丁度よく、結構素敵なダングルピンですね~。それに"imagine there's no hunger"の一節を用いているところは、レストランチェーンであるハードロックカフェの面目躍如ですね。

どんなに楽しい時間にも必ず終わりというものが訪れます。

それぞれの人が胸には思い出を、手にはピンズを持って家路につきました。

またこの賑わいの輪に参加できるその日に思いを馳せて… see you next time!

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2009年6月17日 (水)

ピンズの集い

いよいよ今週土曜日に東京ピントレーディングがせまって参りました。

私は相変わらず忙しい毎日ですが、この会を励みに過ごしております。

ピンズ自体もそうですが、やはり皆さんとお会いできるのが楽しみです。

ピンズは個人で楽しむものであると同時にコミュニケーションツールでもあります。

コレクションを密やかに眺めるのとは全く違った楽しみがそこにはあります。

Tokyo Disneyland Dai-ichi Life "Mickey/Minnie/Goofy/Donald Duck/Pluto"
Pins_tokyo_disneyland_daiichi_life東京ディズニーランドのスポンサーである第一生命のピンズです。主要5キャラがゴールドで仕上げられた可愛くもゴージャスな逸ピンです。それぞれ台紙が付いたバラピンもありますが、一堂に会すると全く違って見えます。単体とセットでは見え方が違うのはよくあることですが、人の場合はより顕著です。

多くの人が、しかも「ピンズ」という共通言語のもとに集う空間は貴重なものです。

ピンズの情報・知識、それにまつわる色々な物語が集結するのです。

漠然としていますが、そこには1人では決して見えない「何か」が確かにあります。

もちろん個々人のピン歴に差はありますが、それはあまり関係ありません。

ピントレの場は、ある意味「ピン世界」の懐の深さを思い知る場所でもあります。

どんなコレクションを持っている人でも、その世界の前では非常に小さな存在です。

それだけ大きな世界ですから、自分なりのコレクションを自由に構築できます。

だからこそ、皆さんのコレクションは世界にどれ1つとして同じものがないのでしょう。

普段の仕事や私生活とは違ったピンズの集い、、、そこでお会いしましょう!

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2009年6月11日 (木)

ピンズの流れ

ピンズを集めているとその時々により「流れ」というものを感じます。

それはピンズの収集におけるベクトルの様なものだと思います。

大イベントは短期間かつ受動的であり、どちらかというと意味合いが違います。

一種の"My Boom"といったところでしょうが、長く続けるのには必要なことです。

ある程度の核はもちながらも、その時々で適度な流れを自ら設定する、、、

大部分の方は意識的にではなく、感性の赴くままに自然体でやっています。

各個人のそれが他の人にも伝播し、コレクター間での流行になることもあります。

個人の"My Boom"的な流れが、ある程度の集団間での大きな流れとなる、、、

ピンズのコミュニケーションツールたるゆえんだと感じます。

STOP BREAST CANCER FOR LIFE OCTOBER 2007
Pins_hrc_stop_breast_cancerハードロックカフェのピンズも世界中にファンがいる一大ジャンルです。キリがないジャンルでもあり、テーマを絞った方も多いですね。とはいっても大体はHRC専門の方でしょうが、コラボピンが多いのも特徴です。W杯や五輪といった非公式のものから、プロスポーツ球団・キャラクター、地球博などイベントのものまで多種多様です。

最近では「開国博Y150」の「たねまるピン」なんかが人気を博しているようです。

今回は昨今ピンコレクター間でちょっとした話題になっているピンクリボンピン。

私も他の人の流れを受けて注目するようになりました。(TAXMANさんあたりかな)

今後どんなピンズに魅かれ、そしてどんな人と出会うのか、、、全く予想できません。

ピンズは代わり映えのしない日常に刺激を与えてくれる素晴らしいアイテムなのです。

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2009年6月 9日 (火)

ピンズの希少性

日本人は「限定」という言葉に滅法弱い、というのはよく聞く話です。

ただし、これは程度の差こそあれ世界共通のことではないかと思います。

考えると不思議なものですよね。限定=必要なもの or 良いものとは限りません。

希少性やステイタスに価値を見出すというのは人の性なのかもしれません。

限定品はブランド品や記念品などに多いのですが、ピンズは特に多いですね。

非売品のピンズは数量・地域・時期共に「限定」されている場合がほとんどです。

しかし、販売ピンだからといって決して侮れません。

販売しても数百個単位というピンズが多く、それは立派な限定品と言えます。

リリース側も商品の情報は教えてくれますが、ピンズはそうでない場合も多いです。

「分からない」「教えられない」「…(無回答)」、、、商品ならボイコットものです!

それでもコレクターは艱難辛苦を乗り越え、入手した時の喜びを倍増させるのです。

ある意味、リリース情報を得るだけでも大変なのがピンズの世界。

今回は過去に記事したピンズに関して衝撃的な情報の告知です(一部の人対象)。

Gshock_25th_anniv_17_pinsもうご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、こりゃ大変です。幾つ出ているか不明でしたが、17のセレクトショップ+1(写真中央25のピンズ)の計18個だそうです。

(ちなみに、上の画像ではJOURNAL STANDARDのピンズが抜けていますね)

もちろん私もこのシリーズはブログで発表したものしか持っていません。

あと数個となると「やるぞ~!」という感じですが、あと10個以上とは、、、

もしお持ちの方で譲ってもいいという方がいらしたら ご連絡をお待ちしております

ところで、上記の画像はもちろん私の持っているピンズではありません。

今日はここで終わりたい気分ですが、このブログの趣旨に反しますので、、、

Pins_longinesこれも立派な限定ピンと言えましょう。以前にもご紹介しました、スイスの時計メーカーであるロンジン(Longines)のスティックピンです。今回のピンズは恐らく70年代のものでしょう。今となっては調べる事も困難です。リリース数はもちろん不明、アメリカの方から手に入れたのですがこの他に日本に入ってきているかどうかも不明。。。こんな希少なアイテムが私のところに来てくれたこと自体に「ありがとう」、それだけですね。

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2009年6月 2日 (火)

糧としてのピンズ

ここ2週間ほど色々と忙しく更新をしておりませんでした。

好況時はそれほど忙しくもなく、不況時に忙しいとは不思議なものです。

これも巡り合わせということで、それはそれで楽しんでいます(つもり)。

ところでピンズの集まり具合は相変わらずよろしくありませんね、、、

そんな時は過去に手に入れたピンズをしみじみ楽しむ絶好の機会でもあります。

特に自分にとって好きなジャンルのピンズというのは、いつ見てもいいものです。

Revue Thommen "Seamark Drakkar Expedition"
Pins_revue_thommen_seamarkレビュートーメンは1853年にスイスで創業の時計メーカー。精密航空機用計器も手がけています。

高い品質と多彩なラインナップ、比較的お手頃な価格と嬉しい限りですね。

ピンズと時計の裏側の画像を並べていますが、いいじゃ~ないですか~♪

そう、こんなささやかな楽しみを糧に、次回東京ピントレまで過ごしていきます…

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