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2009年4月29日 (水)

嗜好とピンズ

人間の嗜好というものは、人の数と同じくあると言っても過言ではありません。

全ての事柄において他人と好みが完全に一致するという事は恐らく無いでしょう。

何故なら、嗜好はその人の感性や体験に基づいて構築されていくものだからでしょう。

個々人が持っている嗜好はすなわちその人の個性であり生き方だと思います。

それは私が集めているピンズというアイテムにおいても同じく言えるのだと思います。

Coca-Cola Light
Pins_cocacola_lightご存知コカ・コーラ(ライト)のピンズです。前々回もコーク関連のピンズでしたが、このピンズとは全く意味合いが違います。ボトル・コップ・ストロー・そしてロゴ、、、ただそれだけですが、その配置は実に絶妙なバランスで構成されています。この写真だけでは分かりにくいでしょうが、ピンズ自体の大きさも丁度良いのです。

そしてディテールも粗すぎず細かすぎず、素晴らしいタッチで描かれています。

流石のフレンチピン、Arthus-bertrandの本領発揮というところでしょう。

何よりこのボトルは時代を超越したデザインですよね。それだけで絵になります。

コカ・コーラは一企業というよりも、20世紀が生んだスーパーアイテムですから…

私の実家は飲食店ですので、コカ・コーラのボトルには何かと思い出があります。

夜な夜なこっそり冷蔵庫から一本拝借し、晩酌をしていたことが懐かしいです。

栓を抜く際に勢い余って大きな音を立てて親に見つかり怒られましたね~~~

また、日本でのコカ・コーラ ライトの発売は1984年。私の中学生時代です。

その頃の生活において清涼飲料水というのはかなり重要なポジションでした。

ちょっと毛色の変わったコーラが出た、と色めき立った覚えが薄っすらとあります。

このピンズ1つとってみても、自らの感性・体験から様々な角度で語れます。

それは集めた他のピンズに対しても同じで、単なるアイテムを超越した存在です。

もちろん、同じピンズでも他の人からすると見方、評価が違って当然です。

そして世の多くの人にもそれぞれベストマッチのピンズが必ずあるはずです。

それ程にピンズの世界は奥が深く、そして多様性に富んでいるのですから。

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