失敗とピンズ
ピンズというアイテムは、何かを手軽かつ効果的に表現することが出来ます。
ということで、企業やイベントの宣伝によく活用されていますね。
そういえば2016年の東京など、オリンピック招致にも必ず使用されています。
しかし、商品にしても売れなかったり、イベントも必ず成功するとは限りません。
オリンピックも開催地はたった1都市。2008年の大阪の例もありますからね。
目的を果たして成功しても、そして失敗してもピンズは残ります。
EXPO 2000 HANNOVER "Coca-Cola"ハノーバー万国博覧会は2000年に環境万博を唱え開催されました。万博史上最多である191の国や機関が参加して入場者数は1800万人を記録。しかし、日本円で約1200億円の赤字を出すなど運営的には失敗しました。
このピンズの通り"enjoy"とはならなかったわけですね、、、
その結果は2005年の愛・地球博で生かされ、約100億円の黒字となりました。
しかし、失敗にしろ成功にしろ、大概の事は人々の記憶から薄れていきます。
ただ、ピンズは時代の証人として、様々な事象を永遠に語り続けるのですね。
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