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2008年10月16日 (木)

時代のピンズ

私の集めているピンズは古いものと言っても、1964年の東京五輪ピンくらいですか。

主に1980年代中盤以降のものが多いですから、私にとっては「リアルタイム」です。

自分にとって深い関りのある事に関したピンズであれば感慨も一入でしょう。

しかし、実際はその時にはほとんど関わりのなかったピンズも多く集めています。

ただ、時間が経つにつれて、妙に懐かしくなったりするピンズも多いのです。

それは、ピンズ自体がその時代の空気を内包しているからだと思います。

本田技研工業鈴鹿製作所 NSX/S2000/insight 生産移管記念
Pins_honda_takanezawa_plant_closingスーパーカーの定義は難しいですが、HONDA NSXは広くそう認知されています。特に「オールアルミモノコック・ボディー」は衝撃的な響きでしたね。その存在がフェラーリを本気にさせたあたり、そういう国産車が出てきたことを誇らしく思ったものです。「本田技研工業高根沢工場」は、そのNSX専用の工場として1990年に稼動しました。

従来の大量生産車とは違い、ほぼ手作業で生産能力は25台/日というプレミアム車。

生産初期はまさにバブルの絶頂期でしたね。納車まで数年待ちの状態でした。

しかし、ほどなくバブルが崩壊し、生産開始2年目をピークに生産台数は減少の一途。

1990年代後半には同じく少量生産のS2000、インサイトなどの車種も同工場で製作。

その頃になるとNSXの月産台数は、10台/月程度までになっていたそうです。

そして、2004年4月に完成車一貫生産構想のもと、高根沢工場は閉鎖されました。

NSXの生産は本田技研工業鈴鹿製作所に移管されましたが、2005年には生産中止。

バブルという夢の時代を駆けた、夢の自動車の歴史が幕を閉じたのです。

しかし、バブル期に学生時代を過ごした私にとってNSXは今でも憧れの車です。

そんな思い、そして時代をもピンズはその中に刻み、長く残してくれるのです。

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