和風のピンズ
「ピンズ」というとやはり海外の文化であると思われる方が多いでしょう。
確かに徽章という歴史を辿ると、その発祥と発展はヨーロッパにあります。
そして、コレクションという観点でもオリンピック等、欧米がその起源です。
しかし近年、日本においても五輪・W杯・万博等の大イベントで脚光を浴びました。
ディズニーやHRCピンなど固定ファンを持つ分野も今ではお馴染みです。
それらの中には、日本の文化風俗を反映したデザインのピンズも多く見られます。
ピンズには少なからず何らかの主義主張が込められることと無縁ではありません。
企業・団体という小さな枠を超えた「日本」という主張は非常に分かり易いものです。
海外の方には喜ばれますし、国内でも違和感無く受け入れられます。
いかにピンズというものがデザイン次第で融通の利くものであるかが窺い知れます。
ですから、最近は国際的ジャンルでなくとも、そんなピンズが増えているのでしょう。
ご当地ピンや企業の販促ピンなどでも「和風」ピンをよく見受けるようになりました。
居内商店 招き猫招き猫はまぁ日本独特のものでしょう。調べると「居内商店」は大阪の呉服屋さんです。さすがに着物とピンズ、という組み合わせは聞いたことがありません。しかし、日本人は古くから根付などに代表される小物に非常にこだわる文化を持っています。ですから、「ピンズ」という比較的新しい文化であっても難なく取り込んでしまうのではないでしょうか、、、
今後も、日本人の私でも感心するような「和風」のピンズを期待しています。
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