顔のピンズ
少し前になりますが、上野動物園のジャイアントパンダのリンリンが死亡しました。
これで上野動物園からパンダがいなくなってしまいました。
また、リンリンは日本で最後の「日本が所有権を持つパンダ」、だったそうです。
思えば日本に初めてパンダが来たのが上野動物園。私が幼少の頃です。
私も人だかりの中、父に肩車されて、寝ているパンダを見たかすかな記憶があります。
以来、上野動物園のアイドルとして永らく人々に愛され続けてきました。
西郷さんを押しのけて、上野の「顔」は「パンダ」と言っていいんじゃないかと思います。
UYENO-EKI TOKYO Sports Panda Football上野駅にあるハードロックカフェのピンズにもパンダは多く登場しています。これは週末に上野に行った際に買ったものです。
しかし、上野動物園にその「顔」であるパンダは現在1頭もいないのです。
以前「客寄せピンズ」なんて意地悪な見方もしましたが、いなくなれば寂しいものです。
一部では「不要だ」との声も上がっているようですが、そうなのでしょうか。
確かに中国から高い賃料で借りなくてはいけない事は、今まで知りませんでした。
ただ、上野という町を代表する「顔」は、いるべき所にいなくてはいけない気がします。
パンダという「顔」にかけるお金を惜しむなら、他に節減できるものがあると思います。
それに実際の「顔」がいないと、折角のピンズも空しい気がしてきますよね…
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