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2007年6月30日 (土)

ピンズで盛り上がろう

今日は"2002FIFAワールドカップ"の閉幕5周年記念日です。

開幕前より毎日のようにW杯ピンを紹介されていたTAXMANさんには頭が下がります。

特にポスターのオリジナル額は本当に素敵で、フレーム作成の参考になりますね。

同じレアピンをいくつも並べただけの趣味の悪い額とは大違いです(内輪ネタ)。

最終日くらいは私も何か紹介しようと思ったのですが、普通では面白くありません。

思えばあの頃の雰囲気は、やはり開催国ならではの独特のものでした。

それに並行して、W杯ピンズも沢山リリースされて多くの人が夢中になったものです。

そして直接W杯と関係ないピンズでも、それを連想させる様なものが多くありました。

かなり前に紹介したものですが、こんなものもそうです。

そして今日紹介するものも、、、多分そういう意味合いがあると思いますよ。

どこでもいっしょ 2002年7月 3周年記念 ピンバッジセット
Pins_dokodemoissyo_3th_aniv「どこでもいっしょ」は、プレイステーション用ソフトのタイトルです。1999年に発売されて以来、独特なコミュニケーションソフトとしてヒットしました。そのキャラクターの可愛さも特筆モノで、ソフトを飛び出して様々な企画で顔を出しています。

このピンズフレームは、W杯閉幕直後に誕生3周年を記念してリリースされたものです。

フレームの企画・製作時期はW杯開幕に向けて、日本中が盛り上がってた頃でしょう。

主役のトロ(ネコ)をはじめ、主要キャラクターがサッカーボールを追っています。

あの頃の雰囲気を考えると、、、デザイナーさんの意図が伝わってくるようです。

便乗と言ってしまえば聞えは悪いですが、要はみんなで盛り上がろうという事です。

このフレームも、確かに見ているだけで楽しくなってきますね。

見ている者の気分を盛り上げてくれる、、、これからもそんなピンズに期待!です。

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2007年6月28日 (木)

話題とピンズ

昨日のニュースで、パリス・ヒルトンさんが刑務所を出る時の様子を見ました。

全米中の話題となっているようです。日本でもかなり時間を使って報道しています。

しっかし、こんなにお洒落に出所された方を、今だかつて見たことがありません。

まるで刑務所の前の道が、ファッションショーの舞台か何かのようでした。

明らかに大したニュースではないですし、元々パリスさんの活躍もよく知りません。

でも、そんな「ヒルトン」絡みのピンズなら持っているんですよね。

Hilton Hotel Athens /Official IOC Headquarters Hotel
Pins_hilton_hotel_athens_official_ioc_he世界的展開のヒルトンホテル。2004年のアテネオリンピックでは国際オリンピック委員会の本部に指定される程、格式のあるホテルです。

そして、その創始者"コンラッド・ヒルトン"氏の曾孫がパリスさんというわけです。

お金持ちというだけではなく、モデルを務めるほどの美貌の持ち主ですからね。

世間では美貌のセレブと刑務所というギャップを楽しんでいるだけでしょう。

どうせなら、純金製の「出所祝」のピンズでも製作されたらいかがでしょうか、、、

でも、"セレブ圏外"の私には回ってこないんでしょうね、、、(それ以前に作らないか)

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2007年6月26日 (火)

ピンズのプライオリティー

よく仕事をする上で、プライオリティー(優先順位)という言葉を使います。

これは別に仕事だけではなく、趣味や生活の全てにおいて存在すると思います。

ピンズを集める上でも、特に私の様なマルチコレクターにとっては重要な事です。

世の中では様々な分野で、日々常に新たなピンズがリリースされています。

昨日の記事でも触れましたが、自分の美的感覚・趣味趣向は最重要です。

しかし、それだけですとコレクションとしてはかなり脈絡のないものになります。

それなりに優先順位を付け、大体はそれに沿った行動をとるのがベストです。

ただ、ピンズの世界では突如として新たなピンズがその最高峰を占める事もあります。

優先順位を付けても、それら全てをタイミングよく入手することも到底不可能です。

新たなピンズだけではなく、過去のピンズも並行して集めることになります。

大まかな優先順位を付けつつ、同時に柔軟性も大切と、、、(政治家の答弁みたい)

Disney Teddy Bear & Doll Weekend 2007 LE
Pins_disney_teddybear_doll_weekend_2007WDWのEpcotで毎年開催されているイベントです。このイベントは1988年から(現名称では2001年から)、毎年行われています。テディベアとディズニーの夢の競演です。そして、毎年スタンダードとLEピンの2種類が出ています。

集め始めは2004年からですが、過去ピンと新しいピンを並行して集めています。

この様に、毎年決まって出るピンズというのは、集める際の格好の目標になります。

それがコレクションの骨子となり、自他共に見ごたえのあるものになるでしょう。

もちろん何を最優先にするかというのは、、、あくまで自分の感覚デス!

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2007年6月25日 (月)

ピンズで気付くこと

最近、北京オリンピックのピンズが賑やかになってきています。

もう来年なんですね。その様子からも、確実に近づいているのを実感出来ます。

報道では、中国絡みであまり良いニュースがないのがちょっと気に掛かりますが。

ともあれオリンピックもそしてピンズも、本番は大盛況とあって欲しいものです。

この前初めて取り上げましたが、私にとっては3年後のバンクーバーも気になります。

カナダといえば、あれです。私はあれが好きなんですよね。

2005 Special Olympics TEAM / ÉQUIPE CANADA
Pins_special_olympics_2005_canadaスペシャルオリンピックスでトレードしたピンズです。一目でカナダと分かる真紅のカエデ。カナダでは国旗・貨幣に使用されている象徴的なマークです。私はこのカエデの図案がとっても好きです。前世はカナダ人かも、、、

実際五輪の過去ピンを集めていても、NOCはカナダ率が非常に高いですしね。

そういえば、愛・地球博でもカナダパビリオンピンには特に魅かれましたね。

ある特定のデザインやマークが好きというのは、その人の美的感覚によるのでしょう。

でも一般の生活では、なかなかそれに気付かなかったりします。

ピンズというものは、意匠の固まりの様なアイテムですからね。

多く触れていると、自分の美的感覚の指向性に気付かされるのでしょう。

それは自分の新たな一面を発見したようで、また楽しいものです。

次はどんなことに気付かせてくれるのでしょうか、、、

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2007年6月23日 (土)

ピンズで脳トレ

Pins_hello_kitty_heart_puzzleそいつは土曜日の昼下がり、突然やって来ました、、、 「16種類ぜ~んぶあつめると、、、こんなふうになるよ!」 書き方からして、明らかにお子様向けです。しかし、お子様向けなら、「種類」という言葉が一番難しいと思うのですが、、、元々はどうやら1ヶ300円らしい。コンプには最低300×16=4800円が必要、、、こんな風になる前に、親御さんのお財布がどんな風になるかが心配です。

Pins_hello_kitty_heart_puzzle_1さて、それでは組み立てるとしますか、、、パズルピンは組み立てていくのが楽しみなんですね、、、おや、おかしい。そう、2つ組み立てたところで気付きました。これ全て重ねピンになっているんですね。

なかなか味なことやってくれますね、サンリオさん。

えーーーっと、あれを先にはめて、次にこれで、あっーーはまらない!

今まで出会ってきたパズルピンとは比較にならない難易度です。

お子様の教育にはもってこいです。そこまで考えて作っているかは不明ですが。

そして出来たパズルがこれ!Hello Kitty heart puzzle
Pins_hello_kitty_heart_puzzle_2お子様だけではなく、私の脳も多少鍛えられた様な気がします。私の家にはDSはありませんが、まさかピンズで脳トレ出来るとは思いませんでした。なめちゃいけないお子様向けキャラクターピンズ。では、次はピンズで知恵の輪とか、、、どうですかね!?

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2007年6月20日 (水)

ピンズと向き合う時

ピンズ1ヶ1ヶには、それを入手する過程というものがあります。

買ったもの、ピントレしたもの、もらったもの。拾ったもの、、、それはないか。

長時間話せる逸話付のものから、何故持っているのか分からないものまで様々です。

しかし、どんなに入手した時に感動したピンズでも、それはそれ。

しまったり、額に飾ったり、そのピンズの事ばかり考えている訳ではありません。

たまに整理する時にのみ、ご対面をするピンズが大半であるというのが現状です。

しかも折角久しぶりのご対面を果たしても、感傷に浸るというのはレアケース。

実際、良いのか悪いのか分かりませんが、数が多いということなんでしょう、、、

ピンズに限らず、収集というもの自体が抱える矛盾というものかもしれません。

しかし、このブログをやり始めてからそれが少し解消されています。

少なくとも毎回取り上げるピンズについては、じっくり向き合う事が出来ています。

Oscar de la Renta "Oscar"
Pins_oscar_de_la_rentaオスカー・デ・ラ・レンタはドミニカ共和国生まれのアメリカ人デザイナー。1965年に自身のブランドを立ち上げ、革新的なドレスでトップデザイナーになりました。このピンズはその「オスカー」の名を冠した香水を模っています。まるでドレスを彷彿とさせるその造形に、ピンズというよりその背景にあるデザイナーの思考に触れたような気がします。私も御多分にもれませんが、レアピンがどうだとかのピンズの楽しみ方とは一線を画します。かといって、それもそれで楽しいのですがね、、、

こんな分析を冷静に出来るようになったのも、ブログのお陰と言えるのでしょう。

深く考えて始めたわけではないのですが、人生何が吉と出るか分かりませんね、、、

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2007年6月18日 (月)

ピンズを下さい!

今日は昨日のテーマの実践的な部分について書いてみたいと思います。

思い返すと、あれは2002年のFIFAワールドカップの時期でしたか、、、

ピンズを集め始めてまだ間もなく、ピントレで色々な話を聞きました。

特に、長野五輪やそれ以前から集められている方々の話は参考になりました。

ピンズへのアプローチの仕方、つまりどうやって入手出来るかという点です。

販売ピンの情報、また特に気になるのが非売品のピンズの入手方法です。

非売品のピンズの多くは、宣伝用のピンズです。企業がタダで配っているものです。

しかし、それを配っている場所・日時の情報は限られ、滅多に出くわしません。

ですから、それをどの様に手に入れるか、コレクター各自の努力が必要になります。

それぞれメール作戦、手紙作戦、電話作戦と色々工夫されていらっしゃいます。

その後、私自身それらを試して色々とピンを入手することが出来たのは事実です。

ただ、実際に入手出来た数に比べると、拒否された数の方が圧倒的なのも事実です。

丁寧にメールや手紙でのお断りもありますが、半数は完全に無反応。無視ですね。

確かにピンズをタダで頂戴しようなんていうのは、ムシのいい話かもしれません。

しかし、ピンズは元々広告宣伝ツールとして、重要な役割を果たしているのです。

UEFA EURO 2008 Continental AG
Euro_2008_continental欧州サッカー選手権"EURO"は、そのレベルの高さから日本でも多く報道されています。実際の試合を見るとチャンピョンズリーグと並び、盛り上がりやレベルがサッカーの最高峰であると認識できます。このピンズはEUROのスポンサーである、コンチネンタルのピンズです。

コンチネンタルはタイヤで有名なドイツの自動車部品メーカーです。

そういえば、2006年FIFAワールドカップでもスポンサーを務めていましたね。

実は私がコンチネンタルを知ったのは、2006年のワールドカップの時でした。

それも私がピンズを集めていなければ、宣伝ロゴを見ても覚えていないでしょう。

つまりピンズを出した方が、企業・商品の認知度を確実にアップ出来るのです。

また、日頃製品を愛用している企業に対しては、さらに愛着を深める効果があります。

私も多くピンズを持っているが故に、それを実感できます。

更に、持っている人だけでなく、ピントレなどを通じた2次的効果も必ずあると思います。

企業の方々にはピンズの役割を認識頂き、広く一般に配布頂きたいものです。

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2007年6月17日 (日)

ピンズの集め方

ピンズを集めていらっしゃる方々を見ると、それぞれ独自の視点をお持ちです。

そのコレクション観と、それに基づくコレクションに何度感心させられたことでしょう。

逆に集めはじめの方からは、広げ方が良く分からないという話をよく聞きます。

また、他のジャンルに興味があっても、なかなか手を出せないという方も、、、

ピンズの集め方としては、やはり自分の興味に沿った形がベストだと思います。

その意味、イベントでのスポンサーピンなんかが人気があるのが分かります。

それらの企業は通常「製品・サービス」を通じて、多くの人に馴染みがあります。

イベントへの興味と、企業ブランド。これが一体となってより訴求性を高めています。

HRCやディズニーも基本は、音楽・キャラクターといった「世界観」がまずあります。

それ自体が本来の魅力ですが、他の要素が絡むことによりその魅力も倍増します。

ディズニーでは、節目ごとに配布される非売品のピンズが人気の中心でした。

また、ディズニーホテルやスポンサーが出すピンズもあり、バラエティに富みます。

ハードロックカフェは、音楽・地域・記念日ピンが基本です。

最近、地球博等のイベント・プロ野球・ミュージシャンなど、コラボピンも増えています。

何でもアリ感は否めないですが、それだけ多様性が高まって面白いと思います。

1996 ATLANTA OLYMPIC Kubota / YONEX
Pins_1996_atlanta_olympic_kubota_yonexアトランタオリンピックで日本企業のクボタとヨネックスが出したピンズです。同五輪では、日産自動車もピンズを出していますね。私のオリンピックピンも、こういう日本企業ピンから入っていったものでした。最近では日本企業のスポンサーも少なくなり、ワールドワイドではパナソニックだけになってしまいました。

オリンピックピンは世界的に見ても、イベントピンの頂点であることは間違いありません。

日本人である私からすれば、日本企業にもっと頑張って欲しいものです。

ともかく、ピンズには色々なジャンルがあり、それぞれに特徴があるかとは思います。

しかしそれぞれに、きっと自分の興味のあるピンズが見つかると思いますよ。

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2007年6月16日 (土)

ピンズのブルース

ピンズコレクションとはすなわち、新たなピンズとの出会いの連続という話、、、

日々新たなピンズが、世界のどこかで絶えずリリースされ続けます。

最近はネットの普及もあり、新たにリリースされるピンズを知る機会に恵まれています。

しかし、ある程度昔にリリースされたものは、目にする機会が非常に限られます。

五輪・HRC・ディズニーなど、コレクターの比較的多いジャンルも一部あります。

その様なジャンルのピンズは、コレクターのHP等で情報を知ることも出来ますが。

しかし、企業が単独で出すピンズ等、その多くは人知れず埋もれていってしまいます。

それらのピンズは本当に希に、偶然に、運命的に、目の前に現れることがあります。

私の様なマルチジャンルのコレクターにとっては、それが面白さであるとも言えます。

CORUM "key" symbol
Pins_corum_key_symbolスイスの時計ブランド「コルム」は、設立は1924年と比較的若いメーカーです。有名なのは、世界的ヨットレースにちなんだスポーツモデル「アドミラルズカップ」シリーズ。そして、シンボルマークである鍵のマークも有名ですね。「完全な時への鍵」をイメージしているそうです。このピンズはその鍵をピンズにしています。ラインストーンを多用した華麗な出来です。コルムのピンズのモチーフは「アドミラルズカップ」シリーズにほぼ集中しています。このピンズを知る前から、実は鍵のエンブレム型のピンズがあったら、、、と思っていました。そしてそれが実際に現れ、手にした時の喜びといったら、、、

存在が知られているピンズに狙いを定めて手に入れるというのも確かに楽しみです。

しかし、自分で情報を集め、新たなピンズに出くわした時のワクワク感は最高です。

人はそれを「奥が深い」と言い、またある人は「キリがない」といいます。

それをどの様に言うのかは、その人の「自由だ~!… Pins is freedom~♪」
(このオチの意味を分かる人がどれだけいるだろうか、、、本オチは無いです、、、)

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2007年6月14日 (木)

ピンズが見せてくれる世界

別に区切りでもなんでもないんですが、ふと思うことがありました。

と言うか、いつも思っていることかもしれません。

それは、自分のコレクションが今後どの様になっていくかということです。

そもそも事の始まりは、2002年のワールドカップがきっかけでした。

それから色々なピンズや人々に感化され、自分なりの方向性を模索してきました。

考えてみれば、人生の一部と言っても過言ではありません。

ピンズに興味がない方から見れば不思議でしょうが、それだけ奥が深いものです。

ピンズを通じて色々教えられましたし、今後も様々な事を学ぶでしょう。

いつ役に立つ知識かは分かりませんが、人生を面白くしてくれること受け合いです。

TOKYO ONITSUKA
Pins_tokyo_onitsukaアシックスの前身ブランドであるオニツカタイガー。特にヨーロッパでは今でも、アシックスよりこちらの方が通りが良いそうです。1964年の東京オリンピックで発表されたコレクションでは"TOKYO ONITSUKA"のロゴが採用されていました。

国内でもオニツカタイガー人気が再燃し、シューズブランドとして復活しています。

このピンズもシンプルですが、カッコいいですよね。結構お気に入りです。

精緻な作りのものは、ピンズの可能性を感じさせてくれます。

逆に、この様にシンプルなものは、ピンズ本来の魅力を思い起こさせてくれます。

何よりピンズというアイテムは、自分のみならず他人との関係まで築いてくれます。

さて、次に出会うピンズは私にどんな世界を見せてくれるのでしょうか、、、

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2007年6月12日 (火)

ピンズの収集欲

最近忙しかったので、ピンズの方の手が多少疎かになっていました。

しかし、これがブログ冥利というかピンズの情報が入ってきました。

今年大阪で開催の「スポーツ3大大会」の1つ、世界陸上のピンズです。

同じ国内とはいえ大阪開催ということもあり、のん気に構えていました。

しかし、某スポンサーのピンズがリリースされているとのこと、、、

先方のご好意で、めでたく入手することが出来ました。m(_ _)m

過去の大会ではメディアやスポンサーなどピンは出ていますが、数は少ないです。

今年は入手したピンを含め、既に複数のスポンサーピンを確認しました。

うーむ、何かに火がつきそうな予感です、、、ヾ(`・ω・´)ノ

世界陸上選手権 1993 Stuttgart / 1995  Göteborg / 2005 Helsinki SEIKO
Pins_iaaf_world_championships_in_athleti過去の世界陸上で、私が系統立てて集めて一番数を持っているものは、"SEIKO"のピンズです。

そのセイコーが世界陸上でリリースしてきたピンズを幾つか並べてみました。

こうして見ると、昔と今では随分違う感じですね。(93年のマスコット可愛い!)

製法もスタンプ→プリント(エポのせ)→擬七宝と変化してきています。

2005年は2003年(パリ大会)と似たデザインなので、恐らく今年も似た感じでしょう。

この様に、今までもW杯・五輪・時計ピン等々で大勢の方々から情報を得てきました。

それが良い刺激となり、その度にピンズの収集欲に火がついたものです。

ある意味、そんな関係がピンズそのものよりも大事なんだと言えるんでしょうね、、、

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2007年6月10日 (日)

栄光とピンズ

テニス全仏オープンの女子シングルス決勝を見ました。

全仏3連覇をかけたシュスティーヌ・エナンVS新鋭アナ・イワノビッチというカード。

エナンはファーストゲームこそブレークされましたが、終わってみれば圧勝でした。

集中力をいかに高めていくか、ここは経験の差が大きく出ましたね。

ゲームもさることながら、スポンサーの看板などに目がいくのはもう習性です。

特に全仏オープンは、素晴らしいピンズを沢山生んできた大会です。

世界トップレベルの栄光の数々も、ピンズになって語り継がれています。

ROLAND GARROS Canon 92 Monica Seles
Pins_roland_garros_canon_92_monica_selesエナンがシングルス3連覇を果たしましたが、それは1990-1992のモニカ・セレシュ以来の偉業です。セレシュはフォア・バック共にダブルハンドで、おたけびと共に繰り出される強烈なショットは今でも鮮明に思い出すことが出来ます。このピンズはそんなセレシュの絶頂期である1992年に製作(Arthus-Bertrand製)されました。 

非常に生き生きとしたプレーシーンを切り取っていますね。まさに「栄光の時」です。

逆に、ほんの一部のトッププレーヤーしかピンズのモチーフとして取り上げられません。

ピンズの題材になるというのは本当に大変なことなんですね。

ただ、ご本人と顔が似ているかどうかは微妙なところですが、、、

そんな彼女はそれから15年経った今でも現役を続けています。

トップレベルでのプレー期間がそんなに長くないテニスでは驚くべきことです。

その頃のプレーヤはほとんどが第一線から引退し、今では数々の伝説となっています。

しかし、それを彩るピンズ達は色あせることなく、その事を語り継いでくれます。

このピンズを見ていると、私も学生時代の事を色々と思い出しますね、、、

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2007年6月 8日 (金)

真っ当なピンズ

以前にも触れましたが、ピンズというのは意外に新しい収集アイテムです。

最近はネットの普及により、様々なアイテムの流通が飛躍的に拡大しました。

私が思うにピンズというものは、その代表格ではないかと思います。

ネットショップやオークションにおいても非常に人気のアイテムです。

トレード会やイベントの情報も、口コミや限られた広告と比べるべくもありません。

しかし、ネットによる情報入手の飛躍的拡大はあくまできっかけに過ぎません。

つまり、ピンズというアイテムはその本質に人を惹きつけるものがあるのです。

例えば「フレンチピン」は、そのクオリティの高さが評価され人気です。

それは時計や香水に代表される、多くの企業が競ってピンズを製作したからです。

自社や商品のイメージを、ピンズというもので表現するのは結構大変です。

その限られたスペースの中で、独自の表現で人の目を惹きつける必要があります。

そんなデザイナー・作り手の努力がピンズのクオリティに直結しているのでしょう。

ということは、ピンズ自身はその企業や商品のイメージそのものと言えます。

フレンチピンだけではなく、最近はピンズ全体のレベルが確実に上がってきています。

ハードロックカフェのピンズも一定の統一感があり、その世界観を保持しています。

日本の企業で言うと、ホンダのピンズもかなりのハイレベルにあります。

オリンピックでも、各スポンサーが毎回創意工夫を凝らしたピンズをリリースします。

そしてAMINCOに代表されるように、公式ピンズメーカーの役割も非常に重要です。

枚挙に暇がありませんが、真っ当なピンズの裏には必ず人々の努力が存在します。

それは、イメージという実態の無いものを具現化するピンズにとって不可欠な事です。

Hong Kong Disneyland 2006 Annual Pass
Pins_hong_kong_disneyland_2006_annual_pa香港ディズニーランド初年度年間パスポート購入者限定のピンズです。ディズニーのピンズは概して大振(特に販売用)で、華やかで楽しいデザインが多いですね。作りもしっかりしていて、収集物として人気が出るのは当然のことでしょう。そういえば、先日"偽ディズニーランド"として、北京の石景山遊楽園が話題になりましたね。香港ディズニーランドをはるかに上回る話題性でした。

ディズニーだけでなく、偽キティや偽ハム太郎など日本のキャラまでいました。

偽ドラえもんの着ぐるみの低クオリティーさには笑いましたが。

しかし、知的所有権保護は現代社会にとって、非常に重要な課題です。

ピンズや様々なグッズの対象キャラクターは、知的所有権の代表格です。

ニセモノグッズの作りが良いはずがないのは、常識と言えるでしょう。

また、ニセモノの存在自体、購入・収集者に不信感を植え付けることにもなります。

所有権所持者・消費者、両方にとって不幸な結果となるのは間違いありません。

集める側の私としては当然、「真っ当なピンズ」を望んで止みませんね、、、

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2007年6月 6日 (水)

ピンズから学ぶこと

火曜日は出張で大阪に行っていました。大阪は数ヶ月ぶりでしたね。

いつもの大阪出張より少し早い上がりだったので、ちょっと寄り道を考えました。

久々にハードロックカフェに行こうかなと。最初はユニバへと思いました。

しかし、成り行き上大阪駅でフリーになったので、本町へ行くことに。

まず、店に入り料理をオーダーしてからマーチャンダイズへ。

おー色々ありますね~。イースター・チェリーブロッサム・バレンタインetc...

2006年のクリスマスピンまであります。ここ数年で一番在庫ありそうな気が、、、

でも久々の店であれば、色々あった方が楽しめますからね。

OSAKA LONG LIVE ROCK'N ROLL ★904★ black, TOMOAKI KANEMOTO
Pins_osaka_long_live_rockn_roll_904_tomoおお!「アニキ」のコラボピンズ発見!3色中、黒のみ購入。私は阪神タイガースファンではありませんが、金本選手のそのひたむきなプロ意識には感心させられます。

このピンズは、そんな金本選手の偉業"904"を記念して作成されたものです。

そう、904とは連続フルイニング出場試合数の世界記録です。

その記録は現在も継続中であり、ある意味どんな記録より凄いと思います。

努力は才能を凌駕する。いや本当にそう思いますよ!

何気なく手に入れたピンズから学ぶことは結構あるような気がします。

私もこれを仕事で、、、生かせないので、やはりピンズ方面で生かせればと思います。

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2007年6月 3日 (日)

ピンズコレクターの行動原理

先週の日曜日に延べ20時間寝てしまったことは、昨日書いた通りです。

特にえばるというか、どちらかというと恥ずかしい話ですね。

しかし、そんな中14~16時は起きていた時間です。

そう、この時間は東京優駿(日本ダービー)があった時間なのです。

私は現在馬券は買っていませんが、大レースは欠かさず見ています。

競馬は調教・騎手・天候・レース展開等の様々な要素が絡んでいます。

突き詰めると血統や文化論まで行き着き、壮大な物語を見ているようです。

そして今回、ウオッカの64年ぶりとなる牝馬Vをテレビ観戦ながら目撃しました。

同世代牡馬のレベルはありますが、間違いなく彼女は強いです。

海外遠征の話もあるそうですが、楽しみに今後を見守るとしましょう。

Hong Kong Derby 2006 Mercedes-Benz
Pins_2006_hong_kong_derby_mercedes_benz競馬の開催される各国で、その頂点とされるレースがクラッシックの最高峰「ダービー」。これは2006年香港ダービーのピンズです。香港のジョッキークラブの配布ピンとの事です。デザイン的には文字の遊び、そして冠スポンサー名"メルセデス・ベンツ"が入っているところがポイントです。

日本でもこんなピンズ出ないかな~、と前々から思っているのですよ。

JRA/NRA問わず、多くのレースにはスポンサーが付いていますから。

でも、こんなピンズがバンバン出たら、近隣開催には通っちゃうだろうな~。

周囲から見たら、馬券も買わずにピンズ集めなんておかしいでしょうね。

理由は簡単。「そこに(欲しい)ピンズがあるから」なのです。

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2007年6月 1日 (金)

ピンズの別腹

昨日2002 FIFA ワールドカップの開幕5周年を記念する記事を書きました。

2002年からは5年、すると更にその前の仏W杯からは9年、、、当たり前ですね。

しかし、改めて思い返してみると、10年くらいあっという間なんですね、、、

1998年から五輪は5回、W杯は3回。2005年には愛・地球博が行われました。

HRCでは福岡/ユニバ/上野/成田がオープン(神戸がClose)。

TDSは2001年のオープンでしたね。アジアでは香港DLもオープンしました。

その他ピンズが出るイベント多数、企業関係のピンズも数知れずです。

そう考えると、ピンズの世界が限りなく奥深いのは当たり前に思えます。

今日は日本の初出場のW杯、1998 FIFA WORLD CUPのピンズです。

LA POSTE/France Telecom/OPEL/HEWLETT PACKARD/DANONE
1998_fifa_world_cup_5_sponsorフランス郵政省/フランステレコム/オペル/ヒューレット・パッカード/ダノンのスポンサーピンです。オペルはオフィシャルパートナー、それ以外はオフィシャルサプライヤーです。

1998W杯のピンズは系統立てて集めているわけではありません。

ライブでピンズを体験した大会ではないですからね。

気が向いて目に付いたら入手するという程度にとどめています。

しかし、W杯史上最強キャラ"FOOTIX(フティックス)"は絵になりますね。

並べていると、本格的に集めたくなる自分がいる事に気付き恐いです。

ピンズはデザートと同様、確実に別腹があるようです。太りすぎに注意!ですね。

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