ピンズ鑑賞
当然ながら、ピンズはデザインを目で見て認識するものです。
これは記章であっても、ファッション用であっても変わりはありません。
但し、ピンズは小さなアイテムであり、「パッと見」で終わる場合が多いものです。
ピンズには大なり小なり、その作り手の意思やセンスが凝縮されています。
デザインや言葉から、そのピンズが表現したいことを感じ取ります。
中には芸術的な作りのピンズもあり、それは見るというか「鑑賞」に値します。
しかし、コレクション数が多くなればなる程、1ヶ1ヶ見る機会が少なくなります。
私の場合はブログを初めてから、じっくり眺めることが多くなりました。
それは、ピンズの写真を撮ることになった結果、という思わぬ形でしたが、、、
Volkswagen/Audi Contrat Tranquilliteフォルクスワーゲン社(アウディもグループブランド)がリリースしたピンズです。スーツ着用のおじさんが、ありえない形で枕を頭にして(寝て)います。Contrat Tranquillite=Contract Tranquillityは、「落ち着いた契約」とでも訳せるでしょうか。意味は何となく判るような気がします。確かに自動車という大きな買い物、落ち着いた雰囲気で契約したいものです。しかし、さすがフレンチピン。しっかりした作りと、表現の工夫には感心させられます。
その一風変わったデザインだけでなく、スーツ・革靴の黒の色合いも見事です。
服に多用された線の使い方は、タダのピンズの領域ではありません。
枕元には外された眼鏡まで、、、芸が細かいです!
このピンズ1つとってみても、色々なことを読み取り、感じることが出来ます。
折角の趣味です。ゆっくり鑑賞して、ピンズの良さを満喫したいものですね!
| 固定リンク
コメント