ピンズの震源地
一昨日のニュースだったでしょうか、大変興味深いものがありました。
皆さんご存知でしょうが、2010年のFIFA WORLD CUPの開催地についての報道です。
FIFAの会長が2010年のW杯の開催地について、代替国開催を示唆したのです。
但し、「不測の事態」があった場合に備えての検討というレベルですが。
その「不測の事態」とは、ニュースでは自然災害など、ということでした。
以前より、南アフリカは治安・設備や交通インフラの面で不安視されていました。
恐らくですが、自然災害というより、この様な面での懸念に備えてのことでしょう。
代替開催の候補地として名前が挙がったのが、米・英・西・メキシコそして日本。
日本は2002年に共催という形ですが、開催したばかりです。
2018年もアジア開催(中国が有力という話)が濃厚ですから、可能性は低いでしょう。
しかし、日本のサッカー・そしてピンズファンにとってはちょっとした衝撃です。
健全なスポーツの世界的普及・交流という点では、南ア開催がベストでしょうけどね。
2006 FIFA WORLD CUP Budweiser puzzle of bottle2006年のドイツW杯でスポンサーのバドワイザーがリリースしたピンズです。缶でなくビンのパズルピンというところがクラシカルで素敵です。また、特筆すべきがこの出来。パズルピンですが、1ヶ1ヶの作りもしっかりしていて、なおかつバラでもピンズの意図が伝わります。トロフィーと缶の立体パーツもアクセントとなっていて、非常に効果的です。額になっていて、とっても見栄えがしますし、知らない方に見せても「素晴らしい」と感心されます。部屋のインテリアにも最適な、2006年W杯では屈指の名ピンだと思います。
五輪・W杯といった世界的イベントでは、スポンサー・メディア・記念ピンが争うようにリリースされます。私もそうでしたが、一旦ピンズに目が留まると、その魅力・多様性のとりこになります。そして、開催国・都市を震源地に、世界中に波紋を広げていくことになるのです。特にその震源地での熱狂ぶりは、長野五輪・日韓W杯の例を挙げるまでも無く、凄いものがあります。開催によりその国・地域にピンズ文化を根付かせ、その後長きに渡り影響し続けます。
地震は予測が難しいですが、ピンズの震源地は開催が決まってしまえば(今回の様なこともありますが)確定的です。まぁ、私個人にはどうすることも出来ない点では一緒ですが。
2016年のオリンピックと共に、その行方を静かに見守るとしましょう、、、
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