ピンズコレクターの心理
私が集めているピンズは、一部ジャンルを除き非売品がメインです。
ハードロックカフェは所持ピンのうち、販売ピンがほとんどを占めます。
しかし、コレクターの間ではスタップピンが大人気です。
ディズニーも半数までとはいきませんが、販売ピンのMyコレ比率は高めです。
こちらも、世間では配布・抽選・キャストピンの人気は絶大です。
そして、その他のジャンルとなると、所持ピンの8割程度が非売・ノベルティです。
ですが、実際はネットオークション等で、多くの非売ピンを買っていますね。
元々ノベルティ等の非売ピンは、リリース元が「タダ」で配布しているもの。
それにお金をつぎ込むというのは、本末転倒な気もしますね。
しかし、コレクター間では概して"レア"という「珍品度」が重視されます。
買えない上に、数量・期間・地域等々、条件限定となると余計に欲しくなるものです。
また、最近のネット(特にオークション)の普及により、入手確度が上がりました。
功罪半ばですが「何を集めたらいいか」、という方向性が見え易いのも事実です。
ただ、それだけではありません。非売品のピンズには独特の良さがあります。
Jean-Paul GAULTIERジャン=ポール・ゴルチエはフランスのファッションデザイナー。レディースコレクションで非常に有名です。アヴァンギャルドとクラッシックを融合させたその独特の作風は、モード界で高い評価を得ています。2年ほど前からエルメスのレディース・プレタポルテのデザイナーにも就任。このピンズからは、何かロートレックのポスター画を見る様な感じを得ました。
さすが「見せる服」を題材にしているだけあって、ピンズも非常に魅力的です。
これは、某デパートのゴルチエブティックで配布された非売品のピンズです。
ファッション系の販売ピンは凝った作りのピンズが多く、華麗なものが多いです。
しかし、このピンズは変に作り込んでいないところが逆に魅力です。
限られた中で、シンプルかつ明確なブランドイメージを伝えているからでしょう。
多くの非売ピンには、この特徴が顕著に現れています。
そんな中、非売ピンで華麗なものがあったらあったでまた喜んでしまう、、、
逆もまた真なり。コレクターの心理は自身でも理解出来ないものなのですね。。。
| 固定リンク
「ファッション・アクセサリ」カテゴリの記事
「文化・芸術」カテゴリの記事
- さすらいピンズ山梨旅情編 ~後~(2016.04.28)
- ピンズとデザイン(2015.07.25)
- ピンズの目的(2015.07.19)
- 新年度とピンズ(2015.04.12)
- VIPなピンズ(2014.09.23)
コメント