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2006年11月 9日 (木)

ピンズ歴

ピンズを集めていて思うのですが、ピンズは本当に奥が深いものです。

リアルタイムのピンズを集める面白さとは別に、過去に出たピンズも興味深いです。

特に、1980年代中盤~1990年代のフレンチピンは良いピンが数多くあります。

Tour de France 1993 France Télévisions(France2 / France3)
Pins_tour_de_france_1993_fance_tvフランス・テレビジョンはパリに本拠を置くフランスの公共放送機関です。傘下の放送局のうち、France 2およびFrance 3はツール・ド・フランスの放送を制作しています。このピンズも、競技レーサーを構図に取り入れています。選手・自転車を程よくデフォルメしていますが、押さえるところは押さえています。

特に単純ながら明快な色使い・効果的な抜きは、さすがフレンチピンと思わせます。

しかしこの頃、ピンズは今よりもっとマイナーな存在でした。

1993年というと、オリンピックで言うとアルベールヴィル・バルセロナの翌年。

この2つの五輪共にヨーロッパの都市であり、アルベールヴィルはフランスです。

五輪ピンも色々見てきていますが、この頃から急に多様性が出てきました。

一方、この頃の日本でピンコレクターという存在は、皆無に近い状態だったでしょう。

当時日本で出ていたピンズは、ほとんどが「徽章」と呼ぶのが相応しい作りでした。

今になると、それがかえって味があるとも言えますが。

知り合いのコレクターの中には、東京五輪辺りから集められている方もいます。

しかし、ほとんどが1998年の長野五輪以降のコレクターの方ですね。

ディズニーやHRCが本格的になってきたのも、1990年以降じゃないかな、、、

そう考えると、日本における本格的なピンズの歴史は、たかだか10年位なものです。

フレンチピンにしても、1980年代中盤からですから、20年程度。

私のピンズ歴は2002W杯からですから、更に短く4年半。

奥が深いピンズですが、趣味としては新しい分野と言えるのでしょう。

ですから、何年やっているかではなくどの様に楽しむか、が重要だと思いますね。

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