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2006年10月21日 (土)

生真面目なピンズ

ピンズというのは、非常に限られたスペースでの表現となります。

ですから、デザインに様々な創意工夫がよく用いられます。

反面、それを諦めたかの様な、やっつけ仕事のピンズも多いですが。

ヨーロッパでも、フレンチピンとはまた違ったこんなピンズもあります。

Glashütte Original CHRONOGRAPH
Pins_gh_originalグラスヒュッテは、ドイツ時計産業の中心地です。グラスヒュッテオリジナルの起源は、1845年にF・A・ランゲが創業した事に始まります。第二次世界大戦後は、全ての時計工場は1つにまとめられて国営工場となりましたが、ドイツ統一後に民営化。1994年にグラスヒュッテオリジナルというブランド名になりました。そんな長い伝統を持ち、マニュファクチュールの時計メーカーとして傑作を次々に世に送り出しています。

時計も素晴らしいですが、このピンズはまた特筆モノです!

ピンズでは、ある程度のデフォルメや省略が当たり前(仕方ない)です。

逆に、工夫を凝らしたデフォルメ等は、ピンズとしての魅力を高めます。

しかし、このピンズからは、それをする気が一切感じられません。

時計そのものの形をいかにピンズに正確に反映させるか、それだけです。

ドイツの国民性は、よく日本のそれと対比されますね。

まさしく、生真面目なドイツ人の一面が伺えるピンズと言えるでしょう。

それ故に、サイズが少し大きくなってしまっているという欠点もあります。

恐らく、このサイズでないとディテールが表現できないからだと思います。

故に、人によってはこのピンズは面白みに欠けるでしょうね。でもドイツらしいです。

また、ピントレをしていてもドイツ人は他のどの国のコレクターより信頼できます。

個人差はありますが、正確さ、スピード、連絡の細かさは他国よりも高水準ですね。

ピンズを通じて、色々な国の国民性を感じれるとは、なかなか面白いものです。

(先日のどっかの国の方とは大違いですね)

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