ピンズと探求心
自分の手に入れたピンズで、気になる・分からない事がある。
特に海外でリリースされたピンズは、そんな事がよくあります。
英語、ましてやそれ以外の言語で書かれた文字を読むのは難しいです。
しかし、調べて初めてそのピンズの持つ意味が分かる場合があります。
SEIKO CGH(SEIKO/PULSAR/LORUS/YEMA/JAZ)真中のピンズは、単にSEIKOのピンズだという事しか分かりませんでした。文字盤にはCGHの文字。調べると、CGH=Compagnie générale horlogère=Clock making general company=国際的時計製作企業、の略でした。
グルリと文字盤の周囲には、いくつかの名前らしき文字が。
セイコーをトップに時計回りで、パルサー・ローラス・イエマ・ジャズと、、、
調べると、これらはセイコーの海外向サブブランド名でした。
つまり、真ん中はセイコーの国際展開を象徴するピンズだったのです。
それから、周囲のサブブランドにも興味を持ち、ピンズを探しました。
するとサブブランド自体も、色々なピンズをリリースしていました。
日本では中々お目にかからないブランドなので、新発見の気分です。
1つのピンズを深く探求すると、新たなものが見える場合があるという事です。
Grand Seikoそして、セイコーブランドで最高峰のGSことグランドセイコーのシンボル「獅子」のピンズです。他のピンズと比べても、何とも気高い仕上がりです。ところで、先週末にセイコー時計資料館に伺いました。ネットで行かれた方の記事を見て、思い立ちました。元々時計は好きで、「いつかはGSを」と思っています。
博物館と違って「資料館」なので、まずは電話で予約。
館内は古くは日時計・大名時計等から、現在の時計に至るまで詳細に紹介。
しかも、来館者1人(組)につき、説明の方が1人付きっ切りです。
今まで知らなかった時計、セイコーについての知識を沢山得ました。
(個人的に、結構びっくりすることが沢山ありましたよ。100へぇ~位)
まさに、時計史を知る上で、最高の場所であると思いました。
丁寧な館員さんと、この様な文化活動をしているセイコーさんに大感謝です。
ここへ行ったのも時計ピンを集めて、より時計に興味を持ったからでしょう。
ピンズという小さなアイテムが、より多くの探究心を呼び起こしてくれますね。
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