企業努力とピンズ
宣伝用のツールとして、ピンズは多用されています。
しかし、その「デキ」を見ると、かなり企業によりバラつきがあります。
例えば自動車メーカーでいえば、今のホンダピンは素晴らしいです。
HONDA Odyssey同業他社のピンズと比較しても、総じて作りが良く、感心させられます。逆に、いい加減なピンズだと、モノ作りに対する姿勢を疑ってしまいます。こういうピンズならオーナーでも、そうでなくても納得の出来です。
JUNGHANS "Uhren mit Ideen."ユンハンス(ユングハンス)はドイツの時計メーカー。1861年の創設以来、精度を追求し続けました。1970年にはクォーツ式腕時計、1985年には世界最初の置時計式電波時計を発表。機械式腕時計でも、1962年にバウハウス最後の巨匠と言われた”マックス・ビル”によってデザインされたウオッチデザインは、高い芸術的評価を得ました。
世界的に評価の高い、ドイツの工業製品を象徴していますね。
決して派手なピンズではありませんが、主張を明確に示しています。
社名、ロゴ、標語、商品、と押さえるところはしっかり見せています。
標語の"Uhren mit Ideen."は「アイデアのある時計」とでも訳せるでしょうか。
機能に、デザインに、まさにアイデアにあふれたメーカーです。
「アイデア」と一言でいいますが、それは企業のたゆまぬ努力の結晶です。
その努力に対して、人々は敬意を払い、憧れ、「ブランド」と呼びます。
商品が良い出来でも、ピンズが安っぽかったらイメージが下がってしまいます。
ですから、その努力が無駄にならないようなピンズを望んでいます。
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