ピンズの由来
ピンズには、当然製作された理由・目的があります。
徽章・販促・記念・商品として、その用途は様々です。
いつ、どこで、どこが、どの様な目的で、もっと言えば数量etc...
ピントレでは、相手に自分のピンズの「由来」を説明する風景をよく見ます。
Konica Snoopy Soccerコニカは、1873年に小西六兵衛店として設立。1903年には初の商品名を持つ国産カメラを発売。1940年には国産初のカラーフィルムを販売(後のサクラカラー)。写真の歴史に一時代を築きました。2003年に、ほぼ同業のミノルタを子会社化し、コニカミノルタホールディングスに。しかし、残念ながら、2006年にカメラ・デジカメから撤退しました。
老舗の撤退に、デジカメの普及を契機とする業界再編の厳しさを感じました。
このピンズはコニカ時代に、販促用で製作されたのでしょう。
実際、コニカミノルタの現在でも、スヌーピーをキャラクターとして使用しています。
しかし、それ以外に、年号・商品名などは入っていません。
つまり、社名以外の事はこのピンズから読み取る事は出来ません。
製作当時は、ピンを作るだけで十分意味があり、それで良かったのでしょう。
しかし、少し時間が経過しただけで、その「由来」が曖昧になってしまいます。
社名が変わったりすると、その様なものを気にする人もいないでしょう。
まだ社名が入っているだけ、「コニカが出した」という由来ははっきりしてますが。
この様に、ピンズの世界ではピンズの「由来」が曖昧になる事が結構あります。
更に、「由来」を自分の解釈と想像で、勝手に作る人もいます。
それが広まって、定説化することもよくあったりします。
実際、2000W杯当時でも、かなりいい加減な「由来」を聞かされました。
後に調べてみると、全くのデタラメだったりすることも沢山ありましたね。
ピンズ、特に非売品のピンズにはカタログなんてありません。
ですから、ピンズの「由来」は口伝によるところが大きいのが事実です。
まぁ、そんなところがピンズの面白いところなのでしょうね。
せめて、自分の持っているピンズはきちんと「由来」を知りたいものですね、、、
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