寂しさとピンズ
平成になってから、いわゆる「平成の大合併」が推し進められています。
細分化していた自治体が、どんどん大きな単位に再編されていきます。
行政サービスを機能的に、平均的にすることには効果があると思います。
しかしその反面、細かい所は切り捨ててるというデメリットも抱えます。
その反動は特に、合併された小さな自治体により大きく表れます。
Coca-Cola カメルーン代表キャンプ地 中津江村2002 FIFA WORLD CUPにおいて、一番小さな自治体のキャンプ地として注目を浴びた大分県の中津江村。更にカメルーン代表がなかなか到着しなくて、それを巡る村の様子がニュースで大々的に報道され話題になりました。ピンズのデザインにもありますが、ウグイスと梅に象徴される様に、自然がとても綺麗な村です。
しかし、御多分に漏れず2005年の合併により、日田市の一部となりました。
一応、日田市中津江村という名前は残りましたが、行政機能は市が中心。
過疎化に拍車がかかり、人口が激減しているそうです。
現在、住民誘致に必死に取り組んでいると、ニュースで知りました。
確かに、村おこしとして、2002年W杯のキャンプ地では脚光を浴びました。
その反面、それ以降の動静については気に留める人も少なかったでしょう。
2002年当時、話題になった村長さんの現在の話を聞くと、寂しさを感じました。
このピンズは2002W杯の中でも、最も好きなピンズの1つです。
(以前紹介しましたこのピンズと同じ、コカ・コーラのキャンプ地シリーズの1つです。)
今後、中津江村の名前が入った新たなピンズは出る事がないかもしれません。
しかし、このピンズと出合った事で、中津江村を忘れる事もありません。
過去の感動と、現在の状況を知った時の寂しさ、、、
ピンズ1つで、色々な事を感じることが出来ますね、、、
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