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2006年6月28日 (水)

ピンズの収穫 No,4

今回の交換会は、ワールドカップの真最中に開催されました。

それだけに、W杯ピンズの収穫を期待していました。

しかし、コレクター間では、今大会のピンズは余り評判が高くありません。

やはり、開催国であった前回と比較すると、格段に国内での種類が少ない。

そして、製法もプリントエポの薄っぺらいピンズが非常に多いです。

デザインも、ほとんどが真四角のロゴピンです。

日本代表が一次リーグ敗退したことも、テンションを更に下げています。

しかし、中にはキラリと光るピンズもあります。

2006 FIFA WORLD CUP adidas +Teamgeist™
Pins_adidas_2006_ball今回のワールドカップで注目されているのが、今大会採用の新公式球「+チームガイスト」。サッカーボールといえば、通常五角形と六角形の計32枚の皮革パネルを縫製しています。しかし、今回の公式球は究極の球体を目指し、開発されました。そして、14枚のパネルを接着剤で張り合わせて、それを実現しました。

何と、その技術は日本のボールメーカー「モルテン」(本社・広島市)が実現。

アディダスとの共同開発で、2001年より開発された苦心の作品です。

町工場から世界へ、、、プロジェクトXレベルの偉業だと思います。

キッカーからすると、狙い通りの正確な球筋が描けるそうです。

また、その究極の球体は、無回転で蹴ると微妙な変化を起こします。

今大会はミドルシュートが非常に増えていますが、その主因との事です。

見ている方としては、ダイナミックな得点シーンが増えるので、楽しさが増します。

しかし、プレー側からすると、今後の戦術を変える必要があるかもしれません。

まさに、日本の技術が、サッカーという世界的文化に大きな影響を与えています。

その意味で、非常に意義深いピンズであり、手に入れられて満足でした。

ちなみに、2002 FIFA WORLD CUPのスポンサーピンズと交換。

アディダス関係では、こんなピンズも入手。

adidas Logo Gold & Silver
Pins_adidas_logoトレード会では、目にしたピンズをすぐ入手出来るとは限りません。こちらが望んでも、相手の方が望むピンが無ければ成立しません。しかし、時には「キープ」することが可能なこともあります。それは、大抵相手の方にとって欲しいピンを持ってこなかった場合です。そして、相手の方にとって、ダブりなどで余っているピンの場合。

大体、何度もトレードをしている知り合いの方の場合が多いです。

このピンも、以前の交換会で、相手の方にキープをお願いしていたものです。

相手の方は、このピンを2ヶ持っていました。

私もこれと同じ大きさで、オールシルバーのピンを2ヶ持っていました。

次回の交換会までキープを約束、今回トレードできました。

この様に、タイミングさえ合えば、すんなりトレード成立となります。

双方の信頼関係があって、はじめて成り立つトレードです。

そして、お互いに無いものを補完しあえる、ピントレの醍醐味でもありました。

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