平和とピンズ
ピンズを集めているとふと、日本は平和なんだな、と思う時があります。
世界には、戦争・飢えなどの問題が山積しています。
その様な問題を抱えた国では、ピンズ集めなんて場合じゃないでしょう。
今日は、それを感じさせてくれるピンズです。
1984 SARAJEVO OLYMPIC Nikonサラエボオリンピックは共産圏で初の五輪。当時の国名はユーゴスラビア。その後(1992~5年)、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争に突入。五輪のメインスタジアムは、紛争で破壊。そして、今は紛争で亡くなった方の墓地になっています。
これは、当時スポンサーのニコンのピンズです。
スポンサーとして、多くの素晴らしい競技をフィルムに収めたでしょう。
しかし、その後の紛争では、悲惨さを訴える悲しい写真を撮ったでしょう。
五輪と紛争、この相反する2つのものをこのピンズから連想します。
争いの前では、どんな行為も無に等しいかもしれません。
しかし、ピンズは人と人の触れ合いが原点。
ピンズを楽しめる幸せを認識し、ピンズによる世界の人々の交流の輪を広げていければいいな、と思います。
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